総合
(ろぐ176)


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ここはわたくしフランソワが逃げた兄に代わり仕切っていた(過去形)掲示板ですわ。
大体何でも好きに書き込んで下さって構いませんわ。わたくしが気に入らない書き込みはプチ消しますけれどもね。ぷん。


【名  前】横着星
【タイトル】有難うございました
  06/17 15:49
Mail: outyaku@pop11.odn.ne.jp
URL:
【メッセージ】
HP:Piece of Dream(http://www.asahi-net.or.jp/~kf2z-sgsw/) 
にて、行なわれて来ました
『このSS(FF)が好きなんじゃ〜〜!!』は
昨朝を持ちまして投票が終りました(ボードや中間発表は暫く残ります)。
お蔭様で多くの方々(現在75人)に協力して頂き、沢山のSS/FF(100以上)が集まりました。
・・・なおこちらの常連の方々の作品も幾つか見受けられます(にやり)。
最終的な集計(作品のコメント発表も)には時間が掛かりますが(結果が出たらまたお知らせします)、
皆様御協力本当に有難うございました。

また今後も色々と企画を考えて行こうと思っていますので、これからも参加して頂
ければ嬉しいです。
 

天文系仮性アヤナミストの横着星


【名  前】岩本治広(とら)
【タイトル】らんえぼ
  06/17 15:01
Mail: greenai@fat.coara.or.jp
URL:
【メッセージ】

グループA以降に限っていえば、派手な羽にぶりっとはみ出た
フェンダー、なんで空いているのか良く判らないボンネットの
穴とかが空いているWRCな車ってランチアのデルタ・インテ
グラーレあたりがが元ネタの様な気がします。

インテグラーレに比べればエボWも随分スマートに感じちゃい
ます。

もしかするとイタリアの人達って「演歌テイスト」なのが好き
なのかも知れませんね。アルマーニのスーツにも「演歌テイス
ト」を感じる事があるし。
ドカティの排気音も日本海の荒波の様だし。
 

ものの本によるとアストンとかマセッラティとかってスポーツカ
ーというよりグランツーリスモだそうで、長い距離をすんごいス
ピードで快適に走る為の車なのだそうですが、500馬力とかで
走る様には車が出来ていないそうですから、GTRの様にはいか
ないそうです。

まあ、日本のガレキメーカー並の規模しかないキットカーメーカ
ーとかが沢山あって、プラモデル感覚で車を作るのが趣味の人と
かが沢山いる国の車ですからね。何が出て来てもおかしくありま
せんね。
きっとF1とかもその延長線上にあるんだろうなぁ。

そういえばルパンでおなじみのモーガンの工場をテレビで見た事
がありますが、殆ど街の家具屋さんでした。鉄工所でも自動車修
理工場でもなくて。エンジンオイルの匂いよりニスの匂いの方が
似合う自動車工場ってなんかとっても不思議でした。


【名  前】Thrk
【タイトル】RE:たけしじゃないけど、恐怖の大魔王の正体はやっぱ
  06/16 07:01
Mail: thrk@mte.biglobe.ne.jp
URL: http://www2s.biglobe.ne.jp/~Thrk/
【メッセージ】
けびん さん、こんにちは。

>レスが送れて申し訳ないです。(汗)

いえいえ。けびん さんの巡回ペースは一応知ってますから(笑)

>作者の“念”ですか。
>非常に興味深いスタンスですね。

しのぱ さんへの返信にも書いたんですけど、Thrkは、文章を読むと、その内容とは独
立な印象を文章から感じます。それを“念”と書いています。
客観的には、何の基準にもなりませんけど、Thrkの感覚としては、それなりに客観的な
ものと相関があります。

>>この“さみしさに基づく心の痛み”を持つ人が、このお話にシンクロ
>>すると思います。それを粛々と受けとめる人もいれば、そんなこと
>>ではだめだと否定する人もいるかとは思いますけど、それは、表層的
>>なことのような気がします
>自分はあの作品の表層的な所しか見ていないので、完全に後者(そんな
>ことではだめだと否定する人)ですね。
>(その為のアンチテーゼとして「二人の補完」を書いたわけですから)

「それらの違いは、表層的なことのような気がします。」
と書いた方がよかったかもしれません。

「二人の補完」は読んでないんですけど、気が向いたときにでも読んで、感想をメール
させていただこうと思います。


【名  前】鯖@煮詰まり中
【タイトル】物好きの記。
  06/15 02:08
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
けびんさん

いや、催促される位が丁度良いのです(自主性と言うものが無い
のかこの男は>あたし)・・・先天的に横着&怠け者ですし・・・

せつこさん

おひさだす。・・・って、それは「廃人状態につき処置無し」と言う
ことであ?(汗)まー遠からずってとこだけど(むー)

愛妻号さん

おやつは五百円まで。バナナはのぞく♪

物好きの記

宙に浮いても着地に問題が(べんつ)・・・ポンティアックって
結構重くないですか(汗)>あにき
そーいや以前皆「日産は終わってる(注釈 さるてさーきっとの
事じゃなくて)GTRなぞ糞重いだけだ、1.5トンもある様なものは
スポーツカーでは無い」と非難轟轟でしたが・・・アストンのバンデージ
って確か2トンオーバー(キャンピングカーか!?)・・・幾ら馬力が
あるったってなー・・・

最近みなニッサンを苛めるので気の毒になってまして。(RVブーム
の時はニッサンもホンダもぼろ糞に言っていたくせに<あたし)
確かに作るクルマが一々「やんきーっぽい」(しかしふらんそあ様も
『トヨタのクルマはみゃーみゃー田舎くしゃー。』とおっさった記憶
が在るな 笑 きっと味噌煮込みなきしめんの味がするに違いない)
ってのは在るかもしれんが、それはそれで「持ち味」として貴重な
様な・・・(あんまり好きじゃなかったが、今となっては渋谷系なガキ
どもにくらべりゃヤンキー連中の方がずっと良い)

国産車を代表するすかいらいん、とか言われたら確かに「異議在り」
って皆言うと思いますけどね・・・色眼鏡抜きで公平に見れば、確かに
あれを恰好良いと言うには問題が在っても「そう悪くは無い乗用車」
だと思う。シンプルにまとまってる様な感じがするし・・・(確かに
GTRは無用の長物では在るが)

なーんか皆が大徳寺氏になってもしょうが無いような(笑)
確かにあれは正論なんですけどね(間違いだらけの、シリーズ等)
・・・でも、低公害車の必要性を説く氏にしてみた所で、「クルマが
ごくマイナーな交通手段の一つとして社会の片隅に追いやられる」
(時代の趨勢から考えたら当然そうなって行くだろう)事を認めたく
無い、ステイタスとしてのクルマと言う「幻想」から離れる事が出来
ずに居る・・・(クルマなんてのは何れ『時代遅れ』なものとして馬や
人力車と同じ運命を辿る、と言うか、今の『自転車』程度の存在に
なってくんだと思いますな。矢張り・・・)何れ内燃機関は「社会悪」
として追放される運命に在る(わはは)

(『AKIRA』の金田愛車みたいなヤバげな電動バイクとか、燃料電池
搭載の軽量級クロカンでも出してくれんかな?どっか)

「やっとモーターのコイルが暖まって来た所だぜ・・・」(AKIRA劇場版より♪)
なんてね(笑)

何の脈絡も無い話ではありますが・・・本日始めて実物のエボYを見物
(要は路駐している奴を良い歳こいてしげしげと覗き込んでいたのだな
苦笑)。前から思っていたのだが「何故GTRを『不細工だ・醜い』という
人が『エボは不細工だ』とは言わないのだろう?」と言う疑問が思い返され
る・・・確かにね、スペックは凄いし、WRC専用に作られたのだから「気合は
違う」でしょ。しかし・・・それとこれとは別問題。あれをして「機能美」など
と言う言葉で片づけるにも関わらず「GTRば不細工」・・・納得が行かーん!
(なんなんだ)ラリーベース車だから「武骨」なのは仕方ない?んなこた
無いっしょ。WRXはこれに比べたらずっとスマートだし、(十分洗練され
とるんじゃねーの。近頃よく見かけるエアロばりばり・ステッカーをぺたぺた
なヤンキーテイスト・インプレッサはまぁ、別の味わいがあるとして)大体
そもそも現在のWRCにおける日本車の素地を作ったのはセリカGT−Four
ではないかいな?・・・流線形のスポーティクーペやんけ。武骨どころか今
見ても結構洒落とるぞ・・・今のライバル達を見てみなさいな(カローラ・
フォーカス・ブジョー206・・・もしかしたらパルサー・セリエの復活・参戦
は・・・無理か。)あの固太りなエクステリアが「戦うましーんだから仕方ない」
などと言う良い訳で通用するとおもうてか(言い過ぎ)

・・・つまり「妙に気になるクルマ」では在る訳だ(笑)ただの不細工な
クルマではない。スペック云々(高速性能には物好き以上の興味が無い
ので)以前に「あのエクステリアは妙に刺激的だ」と感じる訳で・・・
その癖「こいつがこんな顔をしとるのは納得いかーん」(大きなお世話
だ)と思っている(あはは)・・・「スポーツカー」の顔じゃないのだ。
(もーたーすぽつーかーだから当然だと言う御意見は在るかと思いますが、
WRカーやAカーそのものならぬ市販車は矢張りスポーツカー(通俗的
意味での)として売られて居るのでせう)例えば・・・「妙に親近感が湧く
のに明らかに仲間では無い」と言う感じか?

と思っていたら・・・エボYは何の事はなく「納得出来る」顔をしている。
確かにかっこうよくは無いけど(頬袋にどんぐりを入れた栗鼠の様な顔
ではないか)愛敬は在る(笑)親しみの持てる顔をしとるじゃないかいな。
「戦うましーん」と言われても何となく良く解らん感じでは在るが。

・・・良く考えたら別に1〜3までのエボってそんなに「変」でもなかった
様な気がする。結構まともな恰好のクルマだったような・・・(エボVなんて
結構精悍でシャープだったではないか)Wからだ、あのエアロパーツが
変なのだ。

・・・なんでラリーコンペティションのベースカーがこんな「竹槍出っ歯
寸前の『仏恥義理』風味なエアロパーツなんか付けているのだ?・・・

確かに「闘うマシーン」かもしれん(汗)このノリは・・・特攻服が要るな(あーあ)
エボVに至ってはそれが極限に達しているではないか。ラリー車風に
カラフルに塗装してしまえば気にならないものも、普通に走っている
分には相当来ている。

確かにね、そう言うど演歌テイストは嫌いじゃないよ。けどね・・・
さり気に「ヤンキー」なノリが捨てられないのね、皆結構。
(クルマ好き)時代の趨勢には合わないだろうけどねぇ・・・
それがなんか惜しいような、惜しく無い様な。

エボZは随分と滑らかで都会的なデザインになるらしい。
それはそれで落ち着いていて中々良い・・・いい年をした
ヲッサンでもスーツの侭乗って得意先を廻れそうな感じだ。

と思ったら発売延期?・・・三菱はLEVターボに挑むつもりらしい。
矢張り時代の趨勢なのだらう。

はむー。


【名  前】MEGURU
【タイトル】”国”考
  06/15 01:28
Mail:
URL:
【メッセージ】
俺が直接知っている範囲の話だが、「自分が恐怖の大王だ」と名乗っている人間は5人いて、「自分が恐怖の大王から地球を救う救世主だ」と主張している奴は7人いる。
自称”救世主”の7分の1である人間を覗くと全員男。明らかに精神を失調していて入院している人から、ちょっとした誇大妄想症までレベルもスケールも様々。
この世にいない人間も約一名いる。

神というのは、「余りに不完全な人間がその未熟さ補うため、又は絶対的価値を作りだし共に崇拝することによって他者との同一性を得るために無意識に作成した肖像」だと思っている。
が、歴史を詳しく見ていくと「これは神の仕業としか思えない」ような出来事があり、「実は神はいるのかもしれない」という知的好奇心が絡み合ったりして自分でも判然としない。

自らを神と呼ぶ人間のほぼ100%は嘘つき野郎である。ただし、知り合いの自称”神的存在”を考察するのは結構おもしろい。
デカルトではないが、神の存在証明というのは俺のライフワークだったりする。ちっとも進まないことを付け加えておくが。
他にライフワークとしているのが、「戦争」「独裁者」「性欲」でこれは前にも言った。

鯖氏が独裁者について軽く触れている。独裁者の歴史的ポジションというのはもう少しまともに研究されるべきテーマだ。
そう考えるのは、「独裁者を生み出す社会的風潮」と「神を生み出した人間の精神性」に共通点を感じているせいかもしれない。
神の研究は修論でやろうとしたのだが、どこの雑誌にも載せてもらえそうにないので勝手にやることにした。独裁者についても然り。
 


 

コソボで一悶着起こっている。実際は一悶着程度ではないのだが、当事者ではないのでその程度の認識。
コソボで最も考えたことは「愛国主義は悪党の最後の逃げ場だが、国を守ろうとする人間は基本的に信用される」ということ。
「国にはガヴァメントとネイションの二通りあって・・・」という話はさておき、”国”に対して余り愛着心がない自分について何かしら思うことがあった。

北海道庁の前を通る。
相変わらず「北方領土・・・」の宣伝カー。車の上でマイクアピールをしている人間より、俺の方が愛国的行動を取っていると思った。
おそらく、多分、きっと、俺の方が納税額が多い。内面はともあれ、愛国的行動の基本は納税と遵法だ。
そう言えばアメリカで納税した小室哲哉に文句を言う右翼を目にしない。不思議と言えば不思議。


【名  前】けびん
【タイトル】たけしじゃないけど、恐怖の大魔王の正体はやっぱり2000年問題でしょう。
  06/14 20:29
Mail: itirokai@gol.com
URL:
【メッセージ】
☆ 砂漠谷さんへ

あの、決して急げと急かしているわけじゃないです。(本当に)
本来こちらの方が無理して頼みこんでいるわけですし。
感想は本当にお時間が出来た時に、それこそ一月先でも全然かまいません。
けど、こうして砂漠谷さん向けにカキコすることがきっと無言の催促その
ものなのだろうな…。(汗)
これからは少し自粛します。m(__)m
 

☆ Thrkさんへ

レスが送れて申し訳ないです。(汗)
作者の“念”ですか。
非常に興味深いスタンスですね。
“さみしさに基づく心の痛み”という発想も面白いです。
やっぱり人の意見は聞いてみるモノです。

>この“さみしさに基づく心の痛み”を持つ人が、このお話にシンクロ
>すると思います。それを粛々と受けとめる人もいれば、そんなこと
>ではだめだと否定する人もいるかとは思いますけど、それは、表層的
>なことのような気がします

自分はあの作品の表層的な所しか見ていないので、完全に後者(そんな
ことではだめだと否定する人)ですね。
(その為のアンチテーゼとして「二人の補完」を書いたわけですから)

>一応、この文面を、しのぱ さんにもメールしました。

確かにそれが筋ですね。
わざわざ、お手数おかけしました。m(__)m
 

☆ せつこさんへ

はじめまして(ぺこり)
総合でのせつこさんのカキコも楽しませてもらってます。

>さて、そちらの鯖さんへの書き込みを読んで、「私も感想を
>書いてもいいかな」と、「ある神話」と「二人の補完」を
>一通り読んでみました。

それは大変嬉しいです。(^^)
神話を意識しながら読んでみれば、自作の展開にはかなり見苦
しいところが多々あったと思いますが、正直に感じたところを
伝えてもらえたら幸いです。

> とりあえず、今は感想が上手くまとまらないので、
>少しお待ち下さい。

はい、気長にお待ちしてます。
 

ではまた。


【名  前】BLEAD
【タイトル】今日麩の大王
  06/14 20:08
Mail: blead@ky.xaxon.ne.jp
URL: http://www.ky.xaxon.ne.jp/~blead/
【メッセージ】
 いつもの事。
 そいつはさておき…ノストラダムスのアレですが、あれって解釈間違ってるんでなかったっ
けか?
 1999年大7の月…ってのはホントは当時の戦争を風刺した詞というオチに落ち着いた筈
なんですが…っていうか、それ以前にあの間違いだらけの訳詞の方でも「人類破滅」とは書い
てないんですけどねぇ。
 「死者が甦る」「アンゴルモアの大王が降りてくる」「マルスが幸福の名の元に統治する」
とかいう文章はありましたけど、滅亡は無かったはず。
 なんなんでしょ?
 まぁ滅亡と絡めて考えられるのは、どこぞの誰かが新約聖書のヨハネの黙示録と絡めたから
でしょうけど(<人のこと言える立場にはないが)

 ちなみに、庵野さんはエヴァ始めた頃に比べて格段に太ってると思う。
 特に顔の辺りが…Genesis 0:0でももう一回見てみるかな。
 

HIROSHIさん
>”ここが変だよ日本人”

 そうやって馬鹿にしていた連中はマジでいたらどんな反応を示すのだろうか?
 などと考えてもせんなきことだが。
 前述した「神々の帰還」にはあぶだくしょんだったかは事実だと書かれていた。
 一応専門家がそう判断を下している…というか、証言者を専門家が信頼したという事なのだ
が…こればっかりは、本当に見てみないと俺自身が信じ切れないが。ちなみにそういうのに会
ったと証言するのはアメリカ人が一番多い…というかアメリカ辺りで一番多発しているらしい
 ホンマかどうかはさておき。
 ……盲信は出来ないけど、鼻で笑えないってのが俺の立場かな?
 

鯖さん
>別にきょーふのだいおーが降って来ようが大半の人は「別に困らない」
>のではなかろうか(笑)中にはリュックサックにおやつや缶詰を入れて
>わくわくしながら待っているおちびだって居るかもしれない(居るか?)

 何が振ってくるかによるでしょ、ホント。
 ちなみにわくわくしながらまってるのは…鯖さんの事?(笑)

あむ。


【名  前】齊藤りゅう
【タイトル】Upし忘れてた。
  06/14 18:10
Mail: ryu1@imasy.or.jp
URL: http://www.imasy.or.jp/~ryu1
【メッセージ】
Aoi Ryuさん
ここで云っている「風景描写」とはいかなるものかよくわからないので、自分が思っている「風景描写」について。

風景描写には、挙げられたどれもが必要ない。
いずれも単純な経験量的な問題であり、比喩に沿って写真で云うならば、月に数百枚も写真を撮るようになれば体の方で勝手に覚えていく。
小説ならば大量に文章を読み書きするようになればいやでも身につくものだ。よって、不足というのであればもっとたくさん文章を読み、同じくらい書くこと。
 

「風景描写がニガテ」というのは実は、頭の中に思い浮かべたその風景を作者自身がリアルに感じていないことが原因である事が多い。自分で「ウソっぽいなぁ」と思っているものをいくら描写したところで、本物っぽくなるワケがない。

風景描写に最も必要なものは、自分が作り出した架空の世界に立ったらどのように感じるのか、それをカタチする想像力だ。
小説はマンガやアニメではない。小説でいう風景とは視覚だけでなく、そこに居る人間(あるいは逸れに類するもの)の聴覚や嗅覚等の五感全てを通して感じられたものだ。
 

例えば、真夏の砂浜に立っている自分を考えて見よう。

あなたは暑いのが好きか、キライか? それだけでその砂浜の印象はまるで正反対のものになる筈だ。
そこは海水浴場か? 誰もいない砂浜か? 海は澄んでいるか、それとも緑に濁っているか? 波は荒いか、穏やかか?
潮の匂いはするだろうか。それに混じって他に何かにおってきていないだろうか?
自分は裸足か? 裸足なら砂はガマンできないくらい熱いのか? 熱くないのか?
それとも別のことに気を取られていて気にならないかもしれない。ではそれはなにか?
ダイタンな水着で闊歩しているおねいチャンたちか? 水平線のむこうに浮かんでいる何かか?
そしてそれらの光景を見て、あなたはどう思うだろうか?

これだけ想像して文章を書いて見よう。それは「夏の浜辺に立つ」という立派な風景描写になっている。筈だ。多分。
 

健闘を祈る。


【名  前】せつこ
【タイトル】世界中で誰か一人ぐらい「私が降臨した恐怖の大王だ」と名乗る人が出てきたら面白いかも
  06/14 15:58
Mail: komahi3@suma.kobe-wu.ac.jp
URL: http://www.geocities.co.jp/Playtown/3926/index.html
【メッセージ】
 暇つぶしに上の「姓名判断」で、「そなたの性格を動物にたとえようぞ」というのを占ってもらったところ、

 ★花影にひそむ蛇★

 花冠のかげに動めくものは、冷たくて魅力的な妖精なのでしょうか。鋭い感受性は全身にいきわたっていますが、花影に隠れて見えません。遠くを見つめて、不可解な謎を解いているのか、ロマンチストに見えますが、絶えず全身のアンテナを動かしている蛇なのです。
 狙った獲物は決して逃しません。一直線の行動力をもち、いざというときには、体内コンピューターが素早く回転して、分析データを出します。あまりに速い回転のために、解答はいつも正しいとは限りませんが、たとえ間違っていた答えでも、もう止まりません。一発を狙って撃つのではなく、連続速射のマシンガンなのですから、カン違いの暴走です。
 神秘に見えるのは現実への不満であったり、理想主義者に見えるのは自尊心の為であったりしますが、情緒を求めて横町を曲がることはせず、せっかちで短気で、、、実は移り気。だから、結論を求めてまっしぐらに進みます。
 (作者不詳)

 という結果になりました。何だこれわ。
 

 うらかみ様

 久しぶりに文句なく「面白い」と思った話に会えたので、感想を(今もここを読んでいらっしゃるかな?)と思いつつ書いてみたのですが、喜んで下さって、何よりです。
 続き、楽しみにしています。
 

 鯖様

 レイの一分の一スタンドポップ、購入なさっていたのですか。凄い(拍手)。
 その愛に打ち勝てるような人は、・・・いや、もはや打ち勝つとかそういう問題ではありませんね。鯖さんの、レイへの愛を許容できる度量の持ち主でないと。
 

 けびん様

 はじめまして。
 さて、そちらの鯖さんへの書き込みを読んで、「私も感想を書いてもいいかな」と、「ある神話」と「二人の補完」を一通り読んでみました。
 とりあえず、今は感想が上手くまとまらないので、少しお待ち下さい。

 それでは。


【名  前】鯖@煮詰まり中
【タイトル】延々と同じ事の繰り返しだな(笑)
  06/14 01:42
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
御見事>「キレる」に関する考察

無知や怠慢は世の常ゆえ一々起こってもしょうがない。
又、少ない語彙で精一杯「伝えようとしている」のは
好きだったりする。けどね・・・

はなから「伝える意志・話を聞く意志」が無いのに喧しい
奴は御免だ。語彙が貧しいと言うよりその「姿勢」そのものが
ガサツで貧困なのだろう。これは仮に知力や語威力が高い人間で
あろうとそういう姿勢しか採らない奴は一緒だ。嘲笑と言うのは
その典型の一つかもしれない。魔王閣下流の表現を借りれば
「ただのバカ」と言う事になるのかもしれない。

奇説・怪談・流言蜚語

明治にはれー彗星が来た時「タイヤチューブ」が売れたとか(酸欠防止)
昔アメリカで医学博士が「遠隔治療機」なるものを大量に売りさばいて詐欺で
捕まったとか・・・んなこた枚挙に暇がないが・・・

別にきょーふのだいおーが降って来ようが大半の人は「別に困らない」
のではなかろうか(笑)中にはリュックサックにおやつや缶詰を入れて
わくわくしながら待っているおちびだって居るかもしれない(居るか?)

・・・本当に降ってきたら「面白いな」って思いません?

子供の頃、「本当に怪獣が出たら良いな」と思った事、ありませんか?
偶然新聞の一面にでかでかと「マットアロー」の写真が載っているのを
見て「すげー!」と思った(正体は函館に降りたベレンコ中尉のMiG25 笑)
事を思い出した(あはは)

そういう罪の無いもんなら良いんじゃねーかな。金が掛かる訳でも無し・・・
世間様にはもっと質の悪い「流言・俗信」は掃いて捨てるほどありますから。
(割り箸のフォークロア、の類だな 苦笑)少なくとも「最後の審判」を
信じて(いなくとも何処か後ろめたく思っている)いた時代の人達の方が
ある意味「自覚」があったんじゃねーか、とは思いますけどね。

少なくとも安易な「永遠の繁栄」「退屈だが何者にも脅かされない
永遠の日常」に流されて平気で居るよりは。「審判」は降ってくる
様なもんじゃないとは思うが・・・こういうザマを見るにつけ、
「無いよりは在った方が良い」と思う事も・・・あるな(苦笑)

以前「一丁、クーデターでもおこしゃ面白いんだけどね」などと
馬鹿話を(誰とだっけ?)していた時・・・

お袋「で、どうする気?」

鯖「ううむ・・・取りあえず革命評議会でも作るかね」

お袋「あんたは駄目よ。無神論者だから・・・カストロはあれで熱心な
カトリックだからね。『畏れ』を知らない人間は独裁者になっても破滅
するだけよ(笑)」

そーゆーもんかもしれない(苦笑)
 
 


【名  前】鯖@煮詰まり中
【タイトル】勝負は時の運・・・
  06/14 00:50
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
メルセデスそらとんだ・・・(汗)凧か?

何はともあれお疲れ様>片山・鈴木・どりきん三氏 

おーるすたっふす あんど TS020・・・

良い勝負見せてもろた(ぱちぱちぱち)


【名  前】Aoi Ryu
【タイトル】なにやら盛況なので取り敢えず(爆)
  06/13 23:01
Mail: aoiryu@aoiryu.net
URL: http://www.aoiryu.net/
【メッセージ】
○フランソワ様

 ご連絡していただき感謝しております。ご面倒でなければ、御兄様に返事をお伝え下さい。
伝達内容は……、

 「いやん(はぁと)」

 です。どうかよろしくお願い致します。
 

○BLEADさん

>パソコン雑誌の広告に庵野秀明氏が出ていた。

 ああ、あれは太っていらしたのですね。
 いや、実は初見(え?)だったもので……。
 

◇ところでオカルト

 っつーのは、好事家の趣味だと思ってました。お金かかりそうですし。

 んで、ノストラダムス本は、初等暗号学の講義(?)に可がもらえなかった人々が憂さ晴
らしに書いてるものだと……。<比喩なんだかどうかが分からない文章ですな。なんかダメ。

 何はともあれ、勢いで数字を足したり引いたりするのはやめて下さい。>研究者の方々


【名  前】ファーストアヤナミスト
【タイトル】緒方邦彦
  06/13 21:53
Mail: CZN01522@nifty.ne.jp
URL:
【メッセージ】
 彼の書いたエヴァ本はトンデモ本として紹介されている。引用間違い
を目一杯かましているのだ。なにせ、18話でゲンドウが「人を殺すよ
りは良い」と言った事にされているのだから半端ではない。他にも第一
話公開時点ですでに全26話と発表されているのに、局との軋轢で打ち
きられたと書いてみたり・・・。

 他にも色々トンデモなのはあります。ある人はTVエヴァ最終話の肯定
論者だったのですが、最終話批判かました大塚英治氏をボロカスに貶し
たのですが、大塚氏が言ってもいない事を批判するは、逆に名言したに
も関わらず、こんな事にも気づいていないと言って見たり・・・。

 だが、究極は「逆襲のエヴァンゲリオン」でしょう。エヴァパイロッ
トは最高のステータスなので、トウジやケンスケの親は大金使ってあの
中学に編入させたとか書いている。(うろ覚えなので多少違っているか
もしれないが大意は同じ)

 ここまで凄いと感動的。
 などと言ってる私もやっぱりオタクなのだろうな。


【名  前】フランソワ
【タイトル】なし
  06/13 20:46
Mail: francoise@nerv.office.ne.jp
URL: http://start.at/404/
【メッセージ】
=笑い猫様

「燃やす。」が御兄様の中で現在大流行中だそうですわ。(^^)

=愛夫号様

なっがい引用ですわね…(^^;

>電気グルーブのオタクに対する痛烈な皮肉

電気の方々は、御自身が御宅だとはっきり認めていらっしゃったような気が致しますわ。実際当時の電気の方々の音楽は、「御宅全開」だった訳ですし。聞いている方々もその点は分かっていらっしゃったのではないかしら。

>”オタクを真っ先に批判するのはオタクだ”

これは、真理だと思いますわ。まあ、御宅の方に限らず。ですわね。


【名  前】愛夫号ひろし@オ○ニー信者
【タイトル】ノストラダムスの本とエヴァ本は似ている……コヂツケ具合が何とも…(爆)。
  06/13 19:36
Mail: n-eno@mtd.biglobe.ne.jp
URL:
【メッセージ】
ヒゲさん…そういや、ナニかの井上陽水の特番で”夢の中へ”の曲を取り上げた時
にカレカノやエヴァの映像が流れて、そこでちらっと出てたけど、確かにかなり太
ってたなぁ(笑)。
なんか、ちょっと可愛くなったんやないかなぁ(笑)。って自分デブ専やないけど
ね(爆)。
ヒゲさんの事嫌ってる人(嫌い嫌いも、好きのうち?)多いみたいやけど、どうも
自分には可愛く見えてしょーがない(汗)………だから、ヒゲさんの事バカにされ
たりすると少々ムッっとしたりしてしまうんやろか…ってホンマ見境ないなぁ自分
(爆)。自分でバカにするんのはええんやけどね(笑)。アホやわ。
 


 

そういや10〜20代の男の精子の量えらい減っとるみたいで、それにともなって
何だか性欲自体も減退しとるっちゅー話。
まぁ環境ホルモンやら何やらの影響も考えられるみたいやけど、何やら使うモンき
ちんと使っとかにゃ減ってしまうって話も聞いた事あるけど、ホンマかいな?(笑)
2〜3ヶ月程禁欲してみた人の話で、全然性欲湧かんくなってきたって聞いた事あ
るんやけど、ホンマに使わにゃ精子が減ったり性欲湧かんくなってきたりしてしま
うんやろか?
僕も禁欲は一ヶ月くらい試したことあるけど、減るどころか無茶苦茶勢いあったで
(笑)。まぁ、まだピーク超えてへんかったかもしれんけど。
減った増えた言えば、別に昔から増えたも減ったも感じたりはしなかったけど、一
番最初は凄い勢いやったなぁ…(巨爆)。アレ程溜めてた事は生涯に一度もなかっ
た事だし…(爆)。
 


 

”ここが変だよ日本人”って番組でノストラダムスとか気功とか宇宙人の特集やっ
てた。
しかし、ココにきて迄今だに、あの予言信じてる人結構おるんやね……そういう人
はある意味、”死”の覚悟完了出来とるんやろかぁ?思うたけど、別にそないな風
にも見えへん。自分自身や日本だけは大丈夫思ってるんやろか?とも思うし、ホン
マに信じとるんやろか?とも思う…まぁ、こういうバラエティには割合お気楽な人
達が出てくるから判断付き難いけど、無茶苦茶シリアスに捉えてる人も結構おるん
やろね…。

で、番組の中で宇宙人の話題になった時、自宅の2階から宇宙人に連れ去られて、
UFOの中で会談したって人が出て来たんやけど、その人無茶苦茶笑いものにされ
てた。
失礼ながら、その人が金星語なるものを喋り始めた時には、僕もついつい笑ってし
まったんやけど、その後の番組のメンバーの徹底した追及振りというか、ある意味
イジメ振りにはちょっと引いてしまったなぁ…。
なんていうか、本物偽者良い悪い置いといて、生理的に多数で少数を嘲笑するって
いうのが苦手みたい。途中迄面白く見れていたのに、何だかそこでちょっと嫌な気
分になる。

しかし、たけしってこういうの好きやねぇ。オカルトとか心霊とかにめっちゃ興味
があって信じてるくせに、宜保愛子にあんなに神妙にアドバイスを受けてたくせに
、アンビリーバボー等の番組を企画したりするくせに、こういう人達を笑い者にす
るの好きやなぁ…って、まぁすぐに軍団の人間とかも虐待したりするけどね。

盲信するのも、妙に嘲笑ったり批判を加えるのも、大体同じレベルにいる様な感じ
がするんやけどね。
電気グルーブのオタクに対する痛烈な皮肉を見て、”オタクを真っ先に批判するの
はオタクだ”と評していた人がいた様な気がしたけど、
(ヒゲさんもそうやね…(爆))
”オカルト信者を真っ先に攻撃するのは(元/隠れ)オカルト信者”って感じもす
る。特にたけしなんか見てたらそうやね。自分自身にある素質・素養が世間に対し
て気恥ずかしいから、似たような素質を持った人達を笑い飛ばす事で、自分は”こ
いつらとは違うんだ”ってとこを示そうとしている様にも見えたりする。

マイナスを示そうがプラスを示そうが、そこに過剰な反応が見える限り、それは同
質のモノに見える。
最も縁遠き人は、それを目の前にしても割合つらっとしてるモンやからね。盲信し
たり入れ込んだりしようともせず、妙に批判的攻撃的になったり嘲笑ったりもしな
い。

僕が見ててオタキングさん的オタクとでもいったらええか、その手の人達見てて、
サイコさんとかトンデモさんとか彼らが名付ける部類の人に妙にコダワリを持って
る様に見えるけど、似た様な素質を結構多く持っている[た]が故に出来るだけ差
別化を図りたいいう意識が働いている様に僕には見えて来たりもする…。

一般的な社会(世間)からすればオタク的素質はストーカー(サイコさん)やカル
ト信者(トンデモさん)に結び付けさせられ易かったりもするしね、実際の所は置
いといて。
真っ先にサイコさんやトンデモさんに対して批判的なパフォーマンスを世間に見せ
ておいて、最もその手のものと縁遠き人だってことを態々示さなければならないん
やろかな?って穿った見方もしてみたり…。

ナニゴトにもつらっとしている人間こそがホンマモンなんかもしれへんね。
 


 

で、ノストラダムスの予言…って、これノストラダムスの予言っていうよりも、ほ
とんどノストラダムスを利用した本の著者等の予言だよね(爆)。

…過去に流行ったエヴァ本と一緒で、ヒゲさんが考えていたことを通りこして、そ
の著者自身のエヴァが出来あがってしまっている…。だから謎解きやら何やらイワ
ンで、素直に自分が妄想したエヴァはこうだ! って示せば良かったんにね。…っ
て示してたんかな?

けど、実は自分ちょっと前迄エヴァ本ブームでした。いや、なんて言うか、この著
者はどういう気持ちでこういうもの書いてたりしたんやろ…って想像しながら読ん
でいると中々愉快。
最も面白かったんは緒方邦彦さん。

この方、春エヴァの前には結構ありがちな内容の謎解き本【エヴァンゲリオン補完
計画(CINEMA SUPPLY)】出してるんやけど、春エヴァ見た後は、まじめに謎解き
やってた自分が恥ずかしくなってしまったんやろかな?…2冊目【くたばれ! エ
ヴァンゲリオン(CINEMA SUPPLY)】では猛烈なオタク批判やってます…(爆)。
多少でも自分も踊らされてしまった気恥ずかしさの裏返しって感じがして、”オタ
クを真っ先に批判するのはオタクだ”って言葉がココにも思い起こされたりもする
…。

この2冊の本、比較してみると中々面白いです。
後書き比べてみるだけでも、著者の葛藤が結構見えてきます。
 

−−
 

********
*一冊目後書き*
********

 わたしは残念ながらアニメ・ファンではない。恥ずかしながら、アニメに関する
知識は皆無である。
 わたしはこれまで、芸能界や、さまざまな分野で活躍する人たちの「人物論」の
フィールドで仕事をしてきた。
 その際、興味を抱いた対象者には、先入観ゼロで、まず会うことにしていた。
 今回も同じ手法を取った。
 この物語を知るために、ひたすらビデオを見ただけである。
 もちろん数多くの解説本が出版されていることも知っていた。しかし余計な先入
観が入ってくることを、極力避けたかったのだ。
 やっと、書き終えた。
 深い徒労感だけが残っている。
 アニメに関しては専門的な知識はほとんどゼロのわたしだ。
 拙文は、おそらくマニアックなファンの嘲笑を浴びることになるだろう。
 しかしこの物語の”解釈の仕方”に関しては、いささかの気持ちはあった(そう
でなければ、書籍など書くことは読者への冒涜であろう)。
 アニメには知識のないわたしだが、雑誌界、映画界、そして芸能界物に関しては、
ほんの少しの自負を持っている。

 最後に、芸能界の「使徒」であるわたしの「極秘計画」をここに記しておく。
 この「エヴァ」の”唐突な終わり方”と、3月公開の映画の解決編が”7月にズ
レ込んだのは、ファンが絶対知らない謎がある!”
 そして、それを七月までには解き明かそうではないか。
 いま、それだけはお約束できる。
 しかし、今回ほど疲れた書籍は初めてである。
 

********
*二冊目後書き*
********

 この物語は、「終わらない」という大前提で作られていたということが、まだわ
からないのか?

【「物語は、起こった順序で記憶しておく必要はない」(映画『ロスト・ハイウェ
 イ』より)】
 

 わたしは、前著で「この物語のストーリーを把握することは、難しくない」と公
言し、多くのエヴァ・ファンたちを、
”徴発”
 してきた。

 なぜならば、彼らがあまりにも、「この物語の結末がわからない」などという、
”甘ったれたことを言っていた”
 からにほかならない。
 また、過激なエヴァ・ファンからは、「この物語の世界の謎を解明しないで、こ
の物語を理解できるはずがない」などという、過激な電子メールや手紙も多数もら
った。
 そこで、これらエヴァ・ファンの非難に対して、ひとことだけ言っておこう。
”「この物語には最初から、
 解明できる謎なんて存在しなかったのだ」”
 と。
 ここで提示されている世界の謎などは、そもそも最初から歴史学的にもこれまで
にも、そしてこれからも解明ができないであろう、あやふやな存在の謎ばかりだっ
たのだ。
 だからこの物語は、「結末がわからない」(第25話と第26話)物語だったの
ではなく、最終の2章が結末そのものだったのである。
 では、それまでのさまざまな世界史の謎とか、「使徒」「人類補完計画」などと
いう解明できそうにもないとキミたちがホザいていた難解な言葉などは、いったい
どんな意味があったというのか?
 もともとそれらは、これまで何世紀にもわたって、世界の歴史の中でも永遠に解
けない謎であり、同時にこれからも、おそらく解明されるのが不可能であると思わ
れている謎ばかりだったし、「使徒」などという謎は、監督の頭の中で作られた謎
だったのである。
 つまり、誰も解明できない謎とは、逆から言えば、「歴史的にも、どのような解
釈も自由な」謎だったのだ。
 だから、そのことだけにこだわったキミの、物語へのアプローチは、最初から間
違っていたのだ。
 では、なぜそのようなあいまいな世界の謎をこの物語にちりばめる必要があった
のか。
 それは、物語のテーマに神秘性を持たせ、同時にうまくカモフラージュして、こ
の『エヴァ』をより魅力的な物語に仕上げようとする、監督からのサービスだった
のだ。
 だから、たとえキミたちがどう解明しようと、あるいはその世界の謎をどのよう
に受け取ろうと、誰もがその歴史上の正当性や実存性を立証できない、永遠の謎ば
かりの羅列だったのである。
 では、それらが解明されないという歴史上の謎と、監督が作り上げた多くの謎な
どは、なぜこの物語上に数多く提供される必要があったのだろうか?
 その答えは簡単だ。
 結局は最後の最後の結論を導き出すための、長〜い旅での小道具として、より効
果的だったからに過ぎなかったのだ。
 つまり、最終話で、製作者側がこの物語の、
”テーマを伝えるための”露払い””
 の役目だったのが、これら数々の謎だったとでも言っておこうか。

 この『エヴァンゲリオン』というアニメは、「世界の謎」と、「自分の謎」……
この永遠に未完の謎を並列で設定することによって読者を混乱させ、(最終2話の
)「自分が何者なのか?」という、製作者側の最大の問題提起にテーマが託された
ストーリーだったのである。
 わたしはこれまで、この物語の中の多くの謎を、”刺し身のツマ”にたとえてき
た。
 「死海文書」とか「カバラ」、あるいは「エヴァ誕生の秘密」とか「使徒」、そ
して「人類補完計画」などという、歴史上にもその存在が「あったらしい」という
だけの、
”あいまいな存在の史実”
 である言葉と、庵野監督のイメージの中で作為的に作られたいくつかの謎を、監
督はわざと複雑に交錯させることによって、物語に厚みと展開のおもしろさを加え、
そのことによって視聴者の興味を喚起し、最初で最後のメッセージでもある最終章
の2話へとファンを引きずっていったのである。
 だから、庵野監督の仕掛けや、リミックスの手法だけが、まずファンにとってい
ちばんの興味として強調されるような読み方は、そもそも最初から間違っていたの
だ。

 ところで先日公開された、映画『ロスト・ハイウェイ』は、ある意味では、この
『エヴァ』の世界と共通する匂いを大いにふりまいていた。
 監督は、あの『ツイン・ピークス』や『ワイルド・アット・ハート』などで日本
でもお馴染みのデビッド・リンチ。
 ストーリーは、謎が謎を呼ぶ展開だが、あの『ツイン・ピークス』の台詞のよう
な、
”「世界は、見える通りではない」」”
 という、現実と非現実のはざまのようなミステリアスな世界がそこには広がって
いた。
 主人公ともうひとりの男との間を次々に入れ替わる人格など、まるでメビウスの
輪のようにつながっていた。
 そして、主人公の台詞が冒頭のエピグラムである。
「物語は、起こった順序で記憶しておく必要はない」
 この台詞こそ、多くの迷えるエヴァ・ファンたちに捧げたいと、わたしは思って
いる。

 なお、本書で『くたばれ!エヴァンゲリオン』と表記したのは、決して憎しみと
か嫌みを込めたのではない。
 かつての大リーグで、「ヤンキース」がめっぽう強かった時期に、その強さのあ
まりファンから「くたばれ!ヤンキース」という、称賛の声が上がったという歴史
的な事実がある。
 本書もそれにちなんで、『エヴァ』のあまりの人気にあやかりたいと、あえてこ
の表記を使ったことをここに記しておく。
 それと、本書の各章の冒頭に記した、
”意味深な文章”
 のことだが、これは本文とは実は何の関係もない飾り物の文章だったのえだる。
 しかしこの『エヴァ』の物語を解明することと同様、このようにもっともらしく
書かれた言葉なり文章なりが載っていれば、おそらくキミたちは本著の本文とどう
いうつながりがあるのか気になっただろう?
 つまり、これらの文章は、『エヴァ』物語のパロディーとして、そこに描かれた
文章で言わんとするところを、このような衒学的な言葉で惑わされてはいけないと
いう教訓で入れてみただけのことなのだ。
 このような文章に惑わされて、くれぐれも物語の本質を見失わないようにという、
わたしの最後の老婆心の発露のつもりだったのである。
 

−−
 

1冊目と2冊目の内容は矛盾していないという風にご本人は述べていらっしゃる様
やけど、

 < 最後に、芸能界の「使徒」であるわたしの「極秘計画」をここに記しておく。
 < この「エヴァ」の”唐突な終わり方”と、3月公開の映画の解決編が”7月にズ
 <レ込んだのは、ファンが絶対知らない謎がある!”
 < そして、それを七月までには解き明かそうではないか。
 < いま、それだけはお約束できる。
 <【1冊目後書き】

1冊目の後書きではハッキリ読者に”謎を解き明かそう”と”お約束”していたの
に、
2冊目の後書きでは”キミたち”という語り口調で、何とも手の平を返す様に読者
に対して攻撃的になって、”お約束”を破ってますね…(爆)。

 < そこで、これらエヴァ・ファンの非難に対して、ひとことだけ言っておこう。
 <”「この物語には最初から、
 <解明できる謎なんて存在しなかったのだ」”
 <【2冊目後書き】

”ファンが絶対知らない謎がある!”言うといて、”この物語には最初から、解明
できる謎なんて存在しなかったのだ”言うてる…(爆)。

 < 拙文は、おそらくマニアックなファンの嘲笑を浴びることになるだろう。
 < しかしこの物語の”解釈の仕方”に関しては、いささかの気持ちはあった(そう
 <でなければ、書籍など書くことは読者への冒涜であろう)。
 <【1冊目後書き】

う〜ん、十分読者を冒涜なさっている様にも思えるんやけど…(爆)。
”嘲笑を浴びることになるだろう”と覚悟完了されてるものかとも思ってたんに…、
浴びたら浴びたで、めっちゃ手の平返す様に攻撃的になるところがまたなんとも…
(爆)。

これにも”自分の後ろ暗さを覆い隠したいが故に相手との差別化を強調する”って
いう過剰反応が見られる様な気がする…。
 


 

【これまで私は、いろいろな機会に「霊的集会」を心から非難する人々の声を聞い
 てきた。ところが、その同じ人々が、密かに、著名な心霊家と「同席」するため
 にお金を払っているのを知った。私はおかしくてならなかった。
                           W・E・バトラー 】

【マイナスを示そうがプラスを示そうが、そこに過剰な反応が見える限り、それは
 同質のモノに見える。
 最も縁遠き人は、それを目の前にしても割合つらっとしてるモンやからね。盲信
 したり入れ込んだりしようともせず、妙に批判的攻撃的になったり嘲笑ったりも
 しない。
                            H・アイフゴー 】


【名  前】笑い猫
【タイトル】自意識過剰レス
  06/13 18:57
Mail: cheshire_cat@geocities.co.jp
URL: http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/1986/index.html
【メッセージ】
 お洗濯して過ごしてしまった週末二日にげんなり気味な笑い猫でありますです。
 

>鯖さん
   開設おめでとうござひます(まずはお祝いを)

 どうもありがとうございますです。
 

>フランソワ
 先日は失礼いたしましたです。

   とんち日記@アイアンメイデン

 あぅあぅ。何と無く心当りがあるような無いような、とりあえず自意識過剰ちっくで。
 私が自分のところですっとこどっこいものを書こうと思い立って「これ、どっかで見
たなぁ」という感じで思い出しましたです。綾波さんなとんち日記。
 とりあえず…霧島さんと綾波さんの微妙な関係と同様、見た目は似ててもネタがかぶ
らないように気をつければまぁいっか、って塩梅でおっぱじめた次第です。
 

 それでは。


【名  前】ファーストアヤナミスト
【タイトル】住処発見
  06/13 17:41
Mail: CZN01522@nifty.ne.jp
URL:
【メッセージ】
 NIFTY鯖と思しき人物のHPを発見。どうやら鬼畜で外道な性差別者
であるらしい(本人がそう言っている)。ただし綾波にだけはとても優
しい。
 うむ、これまで好青年だと思っていたがそれはどうやら綾波絡みの発
言しか読んでいなかったためのようだ。
 そしてそこに置いてあったアニメ感想。かなりゲロカス。サイバス
ターはおろか、CCキャプターサクラさえもセラムンモドキの一言で済
まされる。
 唯一好意的だったのがブレンパワードだったりする。(あとターン
エー)

【名  前】BLEAD
【タイトル】思い出した
  06/13 11:05
Mail: blead@ky.xaxon.ne.jp
URL: http://www.ky.xaxon.ne.jp/~blead/
【メッセージ】
 パソコン雑誌の広告に庵野秀明氏が出ていた。
 NEC製のディスプレイの広告だったと思うのだが……
 何でこんな事を一々書くのかというと…なんか太ってるのだ、庵野さん。
 エヴァ関係で顔を出していた頃に比べて二周りくらい(大袈裟な)
 元が痩せぎすなだけだった可能性は高いが。
 等とどうでも良いこと。

【名  前】フランソワ
【タイトル】とんち日記@アイアンメイデン
  06/13 02:39
Mail: francoise@nerv.office.ne.jp
URL: http://start.at/404/
【メッセージ】
>Aoi様

全米各州に御自分の記念日がある事でも有名な発明家の御兄様が、よく回るカウンターを今回発明されたそうですわ。
http://members.xoom.com/frankena/guruguru.gif
やれやれ…


【名  前】Thrk
【タイトル】金月真美
  06/13 02:28
Mail: thrk@mte.biglobe.ne.jp
URL: http://www2s.biglobe.ne.jp/~Thrk/
【メッセージ】
MEGURU さんは、特に興味がないようだし、BLEADさんも書いているので、問わず語りということで。

子役から始めて、学生のころに学業との両立のために声優(アニメではなくてCMなど)になって、ときめきメモリアルの藤崎詩織役で人気が出た(?)声優さんです。ときめきメモリアルの主題歌を歌ってから歌手もやっています。ときめきメモリアルに出た後、少しアメリカに留学していたみたいです。何かの修士課程だったみたいですけど。アニメは、結構コンスタントに出てるみたいですけど、基本的にアニメは見ないのでよく分かりません。

歌に入っている“念”が、普通の歌手と比べてかなり軽くて、聞いていて楽なので、Thrkは、わりと好きです。
 

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ホームページ更新しました。「とった」が復活するので、もういいんですけど、書きこんだついでに。
レイ×アスカのX指定物をちょっとだけ。


【名  前】MEGURU
【タイトル】変換考
  06/13 01:48
Mail:
URL:
【メッセージ】
昨日付けの朝日新聞によれば、自殺者が3万人を突破したらしい。離婚者の数も過去最高ということだ。「不況を反映して・・・」みたいなコメントがあった。
不況>貧乏>自殺という論理は最初から破綻している。困窮を極める地域では自殺者の数はきわめて少ない。衣食住に困って自殺することはない。
自殺はある種の余裕がなければできない。
自殺のメカニズムについて書き出すといつ終わるかも分からないので割愛、というのは真っ赤な嘘。自殺のメカニズムを論理化できないでいる。

3万人という数字を見て「バカが減るのは結構なことだ」と思った。それは数字を見たからだ。実際に3万体の自殺者を目撃すればそんなことは思わないだろう。
DNAには死体・腐敗・腐乱などを忌むべき遺伝子が記憶されているのだと思う。「死を忌避するのは人命第一の人権思想が作り出した幻影だ」というのは違う。
人権思想など全く根付いていない動物界でも、死は忌避される物として扱われている。いくつかの実験結果を読んだが、総合的に見てそう結論づけるに至った。
死を忌避すべきものとして刻印していない種族は、いずれ滅びる運命にあるのだろう。

ヘーゲルやバタイユによれば、死への恐怖は「個の意識」獲得への第一歩である。つまり自分の死は誰にも押しつけることができない。
「他の誰でもなく自分が死ぬ」ということを意識することにより、「自分は他者とは違う」という領域が発生する。
野生動物は死体にたいする嫌悪を抱くことは確認されているが、死への恐怖がないこともまた確認されている。
これはノーベル賞を受賞した動物学者ローレンツも言っている。

チータは群の最後尾にいるガゼルを一匹だけ補食する。一番後ろと、後ろから二番目のガゼルに差はない。
ガゼルがそれを意識するに至るならば、彼らはいずれ意識を獲得するだろう。キリスト教によれば人間のみに与えられた意識を。
 


 

「最近の若い者は言葉が乱れている」というのはほとんど意味がない。言語は時代の推移によって変化する。が、ボキャブラリーが貧困になっているのは問題である。
家庭内暴力などによく見られることだが、言語以外の手段に訴えるというのは言語ファイルが貧しいからである。
説明する言葉を獲得していないためにそれ以外の手段に出る。嫌悪感を表す言葉を知らず、関係性を構築&断絶させる言葉を知らないために暴力を振るうというケースが多い。

挙げ句の果てには関係性の対象を壊せば、今の感情(嫌悪、孤独、憐憫)が消えると勘違いして親を殴り殺したりする。
「キレる人間」についてまとめているときに、彼らのボキャブラリーが驚くほど貧弱なのに気がついた。
程度を表す言葉は「かなり」「超」、関係性を切りたいときは「バカ」「アホ」「死ね」、・・・・など。
親しい人のフィールドではある程度通じる。少しでも異質な場では通じない。
自分の意図が通じない>ストレス>それを表現する方法がない>言葉以外の表現方法に訴える>怒鳴る>暴力・・・・、という図式。

そういう人間は「教養がない」とでも言うのだろうか?相手にしていると不快だ。
言語表現がワンパターンであるからではない。理由は3つ。
言語を使うことによって生じる自分の心と言語システムのギャップを意識しないという無知。
自分の意志を言語によって置き換えるという能力を獲得することを怠った怠惰。
原因として見当違いな根拠を挙げ続ける社会に対する嫌悪。

Aoi氏の書き込みを読みながらそんなことを考えた。