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(ろぐ153)


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ここはわたくしフランソワが逃げた兄に代わり仕切っていた(過去形)掲示板ですわ。
大体何でも好きに書き込んで下さって構いませんわ。わたくしが気に入らない書き込みはプチ消しますけれどもね。ぷん。


【名  前】鯖@失敬
【タイトル】うらかみさんに御返事。
  03/15 00:09
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
「表」追求っつーのは言い方が乱暴過ぎましたね。
申し訳ねぇ・・・

どっちかっつーと、以前T.OKAさんとけんけんZさんの
話にあった「理想としてのアスカ」と「依存的で脆い少女」
の話を念頭に置いてますね、これは。

で、うらかみさんのお言葉だと、その「T.OKAさんのアスカ像」
に近い様な印象を受けるのでそう書いた・・・

前向き、っつー事で。

妙な事で御手を煩わせたみたいで申し訳無いっす(汗)

陳謝!(平伏)


【名  前】鯖@学習。
【タイトル】真後ろでFF[が喧しい(笑)
  03/14 23:52
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
を、りあるチョコボ。(なんなんだ)

応用編。

「二人・・・」が長編作品として成り立ったのはEOEのトラウマに
よる影響が在ったお陰と言えるのだが・・・

こういうネタは綾波系FFでは使えないか?(『電波少女』以来
考えていたのだが)と色々考えてみる。(障害克服ネタ)

うみゅ・・・今まで考え付いた「障害」つーのはどうしても外的要因
なのね。「聖母子像」みたいに「人間じゃ無い・母親の遺伝子を
用いた人工生命」つーことで迫害を受ける。これで「貴方にわたしの
痛みが解るというの・・・?」的な方向に・・・なんかブレードランナー
とかその他色々引きずっとるな・・・(汗)

デッガート=シンジ・ レイチェル=レイ・レオン=カヲル
タイレル=ゲンドウ・・・プリスはアスカ?(T.OKAさんに殺されるな 汗)

急に電波が・・・

しかし、こういう話はどっちかっつーと内的要因の方が使えるかもしれない。
(外的要因と言うのは社会的要因なので克服とか言う訳には中々・・・)

とすれば・・・矢張りあのネタしか無いか。

エヴァンジェリスト・隠し系の「三人目(乃至最後の一人)の彼女の葛藤」
十倍は痛いネタが出来る(この外道>あたし)・・・隠しでは結局アスカの方
を気にしているし、エヴァンジェリストでも「本気で執着している訳では無
い」ので「障害に対峙する」と言う姿勢には決してならないのだが・・・

その執着が本物である場合の話だと「更に修羅場」な話になるだろうなぁ。
(LAS系のネタは常に無意識に「代用品」的に見ている所が在るので
レイが傷付いているのに対してシンジはまるで解っていない、というのが
定番であるが・・・本気だったら来まっせ。「わたしは貴方の人形じゃ無い」
って言われたら・・・彼女がこれを口にして「相手に本当のダメージを与えた」
話って無いんだよなぁ・・・結局「他の方向を見ている」奴ばかりだから、結局
「これ幸い」としか感じていない。それが悲しいやら口惜しいやら・・・)
本気で理解するつもりがある、理解したいと願っている、というのなら
かなり行ける話になるのではなかろうか・・・

ねよう。


【名  前】うらかみ
【タイトル】鯖さんへ。
  03/14 23:23
Mail: plumeria@ss.iij4u.or.jp
URL:
【メッセージ】
 

反論です(ってほどのものでもないが)。
 

>アスカ表(自立した女・エリート・強い人格)
>アスカ裏(AC的不安定少女・「私を見て!」・ガラスの様に繊細で
>脆いプライド)

>しかして、T.OKA氏やうらかみ氏が追求しておられるのは
>(LASとか関係なく?)「単なる看板ではない、実在感の在る
>アスカ表」の様である。
 

自分に関する部分だけ、ちょっと。
私の追求しているアスカ、というか本編見てのイメージは、表も裏もありません。
人間って「この人はこうだ」という解りやすい一面しか持ってない人なんて
いないと思うので、多面性はアスカのみならず、すべてのキャラクターにあるものとして見ています。

本編見て、アスカを「自立した強い人格のエリート」だなんて、本気で思える
人がいるんでしょうか?
私は、アスカの14歳らしい不安定な心、ある意味普遍的な少女的な部分に
強くひかれています。分析するならば。

で、原作でのキャラクターを変えたいから書くのではなく、あの作中の行動を
納得したいが故に書いています。好きだから書いています。

だから、自分でいうのもなんですが、キャラクターそのものに愛があって書いているので私が書くアスカやリツコは、おおむね好評です。

こんだけ。では。


【名  前】鯖@ふむ。
【タイトル】持続力不足。
  03/14 22:19
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
後半一気斜め読み(又かい)

どういう風に「痛い」のか未だ良く理解して居ない(猛爆)
マナ可哀相、とかそーいう妙な感想しか出でこーん!(なんなんだ)

前向きなお話ですね。凄く・・・「理想的すぎる」位。
シリアス系長編でこうまで「純粋な人間観」をやられると
あたしとしては少々居心地が悪い(笑&誉めてます)

まー、良い話ですよね。あたしには向かないけど。
(それが結論かい)

何でそんなに賛否両論けんけんがくがくになったんじゃろ???

むー。


【名  前】鯖@にゃふ。
【タイトル】「まごころを君に」編読了。
  03/14 21:20
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
うーみゅ。前編最後の話は中々良いお話ねぇ(しみじみ)

前半全体の構造が「典型的尼らす」批判になっている、と言うのは
又色々「あった」原因なのか???

「死んだ人は皆良い人だった」というのは色々あるにはあるがまぁ
良いでしょ。良いお話なんだし。

*******************************

んで、良い話なんだけどやっぱり残る所

「割り書き」

大人達を初めとする皆がね、やっぱり「アスシン」を成立させるべく
行動がプログラミングされているような感じがどうしてもするのは
「尼らす」と同じ印象。それが「空回りした結果痛い目に遭う」と
言うのはなかなかクスリが利いてはいるけれど、基本的ベクトルその
ものは同じ。つまり「尼らす」程「他のキャラクターは風呂屋の割り書き」
にはなってないんだけど、「見えないだけで彼等自信のドラマが並行して
いる」と言う感じではなく「黒子・大道具」。

基本的に「二人の為に世界はあるの」なので(その辺は矢張り尼らすと
同じ?)「良い方へ自覚する」段階でも「皆、僕(とアスカ)の為にあり
がとう」なので当然と言えば当然、『ここまでやってもらわんと駄目なん
かい』という気はしないでも無い・・・

尼らすでは『当然の事』として敷かれている「お膳立て」を「目に見える
形で認識させる」事で「自覚を促した」っつーかんじ?(こうまでしてやって
るんだから感謝して頑張れよ、てな風に)

しかし、そういう問題だったの?(汗)・・・いや、もっとこう・・・

ま、良いけど。

******************************

良い話だと言っている原因に「綾波の扱いがぞんざいで無い」
という極めて私情全開な理由が在るが・・・

しかし、やっぱり物凄く「都合の良い女」にされてますね(汗)
LASだからしゃーないけど・・・「可愛い」からといってあれに
浮かれたら問題。(いっそけんけんZさん張りに「知らないわ。
わたしにはカヲルが居るもの」と言ってつれなくつっぱねて、
「綾波、お前もか・・・」と血の涙を流させた方が気持ちが良い
事は事実 笑 何もしてくれない奴にそうまでしてやる必要無しよ、
レイたん♪)

本田氏のAバージョンの様に「エゴ全開」で良いのね。
汎魔殿の「意見書」に在ったっしょ?(あたしの方じゃ無い奴。)
「そんな都合の良い女だと思われるのが口惜しい」って。

もっと我侭なあにゃにゃみが好き♪

のちほど。


【名  前】鯖@いんたーばる
【タイトル】つらい・・・(猛爆)
  03/14 19:50
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
今更こんな事言っても始まらんけど、これに拒絶反応起こした
尼らす派の人達ってやっぱり「これに結構嵌まっていたから
あんなにアレルギーを起こした」んじゃなかろうか・・・

論説をする為に気力を書き起こして読んでいるものの、これは
やっぱり「良かれあしかれLASな人だけの為の作品」ね・・・

綾波者としての視点抜きにしても、これは「属性が無ければ
読み続けるのがしんどい」位LASへの思い入れだけで綴られて
いる・・・(汗)

挫折しそう・・・


【名  前】鯖@だいに
【タイトル】三話までと「眠羊」論議。
  03/14 18:57
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
うーみゅ・・・

なんかFAさんとBLEADさんが噛み付いた「眠羊」論議を
思い出しちまったい・・・まぁ大人は「頑張ってる」んだけどね。

しかし・・・少し「綺麗すぎ」とは思うが。もっと汚くて良い。
それを責める気も無い。どんな言い訳をした所で「自らの意志で
世界を敵に回した」老人の台詞にしては綺麗すぎるぜ冬月さん(苦笑)

あんた、結局その程度のタマか?

つまりですね。「大人は汚い・許せない」も「子供達の理想としての綺麗な大人」
も表裏対称であって、「物事の本質へ向っていない」様に感じるのね。
甘やかせば良いってもんじゃないし、かといって無責任でもいけない。
微妙な所・・・

(個人的に、あんたらが一番罪を償わなければ行けない相手は綾波レイ
その人ではないのんか?と思ったのはこの際置いといて。)

でもね、今の所「条件として眠羊批判問題と同じ部分は含んでいる」
という事は言えるかな?

むー。


【名  前】鯖@ふああ
【タイトル】りはびりてーしょん
  03/14 14:22
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
長いこと書き散らしばっかりで真面目に書いてませんからね・・・

そろそろ少し書き始めてみよう。

T.OKAさん御推奨?の「二人の補完」をこれから一気読み
してみようかとおもふ(笑)この手の「一気読み」はリィ・ナ・クルイネ
以来か。(凄く好きな話は「ちょっとずつ」、なんとなく気になるな、
というのは「一気読み」。)読んだら・・・こんな所に感想なんか書いて
おこられないかな?(汗)

「狂騒曲」関連、及び「綾波者の視点から見たその作品について」
という事で・・・何か書くかもしれませんね。

ま、色々。


【名  前】フランソワ
【タイトル】レスを思いっきり度忘れしていたなんて事では勿論ありませんのよ。
  03/14 06:47
Mail: francoise@nerv.office.ne.jp
URL: http://start.at/404/
【メッセージ】
=AL様
>すいません、バナーやっと張り替えられました>当サイトからのリンク

バナー、とは…The Thirty's Club様のバナーが変わった、という事ですわよね。
…ん、変わってない。
…と、いう事は、そちらの御リンクページで404の名称変更に対応した、という意味ですわね。わざわざ有り難うございましたわ。


【名  前】鯖@むー。
【タイトル】「裏−表」のバリエーションに関する解釈と「泥沼化」
  03/14 02:51
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
レイ表→レイ裏1(無垢で寂しいACな幼い娘・「ひとつになりたい」)
レイ裏2(アダルトで知的、暴力的では無いのに本能的、
少し危険な『女』)

アスカ表(自立した女・エリート・強い人格)
アスカ裏(AC的不安定少女・「私を見て!」・ガラスの様に繊細で
脆いプライド)

無論その他沢山のバリエーションが在るが・・・

整理していて思い出したと言うか、かつて泥沼的思想戦として在った
あのネタが不意にフラッシュバック。

本田思想辺りのEOEまでの看板は、

「自立的で強い少女であるアスカ」(アスカ表)に執着→正常・健全
「自我の稀薄な娘であるレイ」(レイ裏1?)に執着→人形愛・異常

と言うものだった様に思う。が・・・

EOEでアスカ表に対する「幻想」がほぼ崩壊し、又、実体として本田氏
辺りは元々相当「アスカ裏、への共依存的愛着」を抱えていた節が在るが
故に直の事、まともに

アスカ裏→自立的どころではない、下手をすれば「都合の良い女」批判等が
全て我が身に帰ってくる→今まで批判していた「共依存的状態」に我が事と
して直面・・・と言う事になってしまった、のだろうか。

これは個人的感触なのだが、本田氏の骨子の一つには「少女崇拝による
自己救済」と言う部分があると思う。自己の「欠損」を補ってくれる存在
に対する渇望・・・それは平たく言えばやっぱり依存的心理なのだが(悪い
とは言わない。)アスカが「表」として「強く先進的な少女像」として
存在し得た間は「進歩的女性崇拝」の様な形で「体裁を保つことは出来た」
のだと思う・・・何よりも「自己に対して」。しかし・・・

EOEが結局その「拠り所」としての「アスカ表」を否定してしまった
以上、「自己欺瞞の維持」は極めて困難になる。まぁ、それまでも既に「裏」
的兆候は見えていた訳だけれど・・・何よりも問題なのは「自己矛盾を突きつけられた
事」ではなかろうか?

此処で選択支として「AC風人格同士の共依存関係を肯定する」と言う
方法も存在はするが・・・EOEのああいう展開と「今までの欠損者批判に
よる自己肯定」によって結果、自縄自縛状態になったのではなかろうか。
(激尼の骨子は言わば「共依存の肯定、にある。」)

其処で「革命」を提唱したのはそれまでの「『正常で強いもの』によって
救済される」と言う神話が崩壊した以上、それでもLASを維持する手段
として『荒療治による人格改造』を経て「相互に自立した人格」にするしか
方法が無い、と言う結論に行った為で在る、と。

かなり無茶な話では在るのだが(汗)事実本田氏自身の「革命」は
運動としても、作品自体も「末期的太宰治」状態に陥り「人格改造」
に失敗・・・

しかしてそれがまわりまわって?けびん氏の「二人の補完」辺りに
置いて成功した?らしいと言うのは「実は良く分かっていない」の
だが・・・まぁ「共依存をリアルに捉えた場合に起こるドメスティック
バイオレンス等の問題」を克服して「共依存克服LAS」?とも言う
べき状態に達した、と言う辺りか。(何時の間にか「補完」=AC
的問題の解消、という事になっているようだ)

しかして、T.OKA氏やうらかみ氏が追求しておられるのは
(LASとか関係なく?)「単なる看板ではない、実在感の在る
アスカ表」の様である。けびん氏のは「アスカ裏→アスカ表」成長
のプロセスと言う意味もあるのかしらん?けんけんZ氏もどこぞで
それに近い主張をしておられたと聞くが・・・

んで・・・

「EOEそのものに関してはショック・アイデンティティクライシス
を起こす事無く単に『欲求不満が昂じた・余りの彼女の扱いに怒った』
だけ」だった綾波ファンの多くではあったが、その後の本田氏等の
更なる悪口雑言に対しては相当な怒りと心理的抵抗を憶える人が多々
在った訳で・・・

ここで本田思想の対岸とも言うべき

「レイ(裏2主体)」に執着→しっかり独立した人格への指向
「アスカ(裏)」に執着→依存的・人格未成熟

の思想が発生する。(まぁ、あたしも煽った張本人の一人だが 苦笑)
これが顕在化するのはそう言ったLAS関連の思想に対する反発が
元になって居るのは言うまでもないが・・・

これをもってmal委員長は「表→裏2、裏2の分岐指向。が、ドリーム
先行の危惧が」と言われたのでは?

まぁ「半ば戦略的プロパガンダ」な所はありますね(笑)たしかに。
本当は裏1も好きなんだが、「そればっかり」なのは矢張り抵抗が
あったし、第一あの時それをやったら「付け込む隙」を与えることに
なる・・・

捻じれが生じている訳ですな。「アスカ表」と「レイ裏1」の比較、
「レイ裏2」と「アスカ裏」の比較・・・無論「論者の有利なように
組み合わせたもの」に過ぎない。

只、「アスカ表」はかなり「メッキがはげている」為、T.OKAさん
やうらかみさんの様に「本編の縛りに固執する必要無し」・・・つまり
その手の「比較論」の前提となる「どっちが正しい」と言う不毛な
議論を放棄しなければぶてない所が結構つらいかも。又そこまで
自覚的になるとT.OKAさんの様に「努力しろ」の発想が当然
出てくる(笑)「LAS絶対」を唱える人には些か向かない・・・

対してレイは「表」に対する「裏1」「裏2」であるので解釈として
どちらも成立する、乃至同居可能な訳ですが・・・不毛な議論においては
此方の方が構造的に「有利」な事は間違い無いが、しかし・・・

結果として「綾波に関する解釈の幅」を狭めることになるのは
好ましくない。全部それになったら問題だが、やっぱり「自我と
言うものが良く解って居なかった幼い娘の様なレイが、いろいろ
学んで成長していく」様な話も凄く良いと思う訳で・・・

(かくし、みたいにアスカ表と意図的に比較する為でなければね。)

次は「自己確立」ネタに関する考察。


【名  前】鯖@むー。
【タイトル】無駄骨
  03/14 01:10
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
らっきょうの芯には何が在る?

T.OKAさんの興味に関連して色々書いてみたら
フリーズして全損・・・一辺消えたら面倒になる(ふっ。)

まーいっか。

「痛い」とか「萌え」の発生プロセスについて少し、だったんです
けどね。考察してたら段々おっくうに・・・

例によって「自動書記」。感覚を理論として整理する前にダイレクトに
文章に落としていくやり方は「わけわからん」反面、「整理段階で削除
されていく見落とし情報」が疎の侭残る事、「自分で気づかない重要度
の高い情報の開示」等けっこうメリットも大きい。故に「思い付いた時に
未整理な侭書き込んで、それに対する意見等を加えて整理していく」のが
最も効率が良い・・・

感情移入については又今度。

現在の興味はmal委員長の「表=裏の各分岐」に関する解釈論と、
例の「自我確立と共依存」の問題。

では後程。


【名  前】SOU
【タイトル】亀が、ただよっている
  03/13 16:30
Mail: sou-1701@qc4.so-net.ne.jp
URL:
【メッセージ】
鯖@宇宙戦斗獣
本日無事に品物到着!。
で、ございますわあとわメールを待つですだすどす。

【名  前】鯖@思い付き
【タイトル】続きは後程、として・・・
  03/13 14:52
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
ケンスケ論やや補足(愛と幻想の・・・の「ゼロ」だけじゃなくって
軍事評論家 江畑健介氏からも引っ張っているんじゃなかろうか?
確か庵野はゼロ(相田剣介)に親近感を抱いていた筈だが・・・)

ケンスケ「おお!あれはYak38改!凄い、凄すぎる・・・」
(厳密にはYak41なのだがそれは良いとして)

それが「あんな老朽機で垂直上昇して大丈夫か?あのエンジンは
ホバリングを続けると軽合金パーツが耐え切れずに溶け出す筈じゃ・・・」

てなセリフが出てこない辺りがちょっちね(笑)

「水中衝撃波!?」「釣りやな・・・」の方が「状況に入っている。」

子供の頃Jリーガーになりたかったサポーター、みたいな視点ではなく
コレクター。ユーザー(兵隊・整備員・運用屋)の発想をしている
所はあんまりみられない。結構「自分と興味の対象」に距離が置ける
んだと思いますが・・・良かれあしかれ。

しかし「トウジでさえ・・・」の所で「自分が何であるかを忘れて
境界線を喪失してしまっている」辺りが悲しい所・・・それが彼の、
そして良く見られるマニア一般の限界。「自分が思い描くそれと、
『実戦上のコックピット』はまるで違う」、と言う意識を常に保つ
事がバランスを保つ唯一の方法なのだが・・・

もっともリアリティを保っていたかに見える少年の価値は、その時点で
完全に崩壊してしまう。逆に「マッチョ幻想」をもって居たかに見えるトウジ
の「寛容さと高い共感能力」に支えられた内的リアリティの方が見えてくる
様になっている、と。(独善的と言う見解もあったが、あれは矢張りポーズ
であって実際はかなり細やかな神経の持ち主であろう。それと・・・運動オンチ
ですよ。彼の言動は 笑 確かに。故に『時代錯誤な硬派野郎』のポーズを
とってしまうんですな。あの三人の中で一番スポーツが出来そうなのはケンスケ
じゃないかしらん。)

お昼のいんたーばる。


【名  前】T.OKA
【タイトル】朝も早よから
  03/13 06:34
Mail: t-okazak@tkb.att.ne.jp
URL: http://member.nifty.ne.jp/t-okazak/evarvwtp.htm
【メッセージ】
★鯖さん
 何か凄く気になることを言っている気がする・・・・
 けれど、相変わらず、文章に論理の逆転と飛躍があって、因果関係がこんがらがり、
何を言っているのか分からなくなる。
 一端全部書いたら、最初から、論理の順番に組み立て直して書いてくれると嬉しいです。

★malさん
 転載ご了承頂きありがとうございます。

>「インターネットでのレイvsアスカについてはよく知らないので
 直接には無関係だけど、」
>の一文入れて下さいませ(汗)

 入れました。

>エヴァFF狂騒曲、かなり注目度高そう…

 初耳です。

>わたしは眉に唾つけながら読んでるけど(爆) 

 事実関係については、私の知り得る範囲で事実です。
 ただし、かなり、主観的な感想・評価が入っています。
 その場合、私の主観である事を明示してあると思います。

 また、眉唾だと思った読者が検証可能なように、可能な限り一次資料
(つまり、掲示板の過去ログ等)の所在を示すようにしています。

 激励(または、完結希望)のメールが十数通届いておりますが、現在の所、
○malさんとファーストアヤナミストさんが指摘された点と、
○ジェネQの小説掲示板に関する補足説明(「このエヴァ」からリンクが張ってある)
以外に、事実関係の誤り・補足を指摘するものはありませんでした。
 

★ファーストアヤナミストさん
 転載ご了承頂きありがとうございます。

>鯖氏の名前が一つ伏せられてないんですけど。(^^;

 直しました。ご指摘有り難うございます。

それでは。


【名  前】鯖@整理
【タイトル】感情移入論?
  03/13 04:03
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
せいり。

1(mal委員長の指摘に在った如く)EOEの内省的問題に
引っ張られて其処から離れない作品→庵野秀明が提示した
「コミュニケーション不全」的問題がその人(作者・読者)
にとって「人事では無かった」、故に「その問題の解決が
無い(様に見える)」事によって生じる不安定を取り除く
べく「問題の主体=シンジ」の「問題解消」を通じて安定化
を計る必要がある。故に主人公はシンジでなければならず、
同時に「問題を共有する少年への共感」は自然と行われる・・・

と言う典型的?ケース。「EOE後LAS」においてはこの命題が
多い?

2 別にEOE的問題に関しては人事なのだが素として「感情移入が
容易なバランス」を持っている少年に自己投影。本編を通じて愛着?
が在る。『五代君』(笑)書いている内に「本編から離れて作者の
人格や価値観が投影されて行く」・・・「その人にとってのテーマが
独立的に見えてくる」。EOE問題等の集合的なものではなく、より
自己のこだわっているものが明確に見えて「その作者のキャラクター」
として確立方向へ・・・アクの強いキャラクターではやり難い。

重要なのは「感情移入のしやすさ」と「そのポジションにおける関係性」
より「媒体」としての性格が強い。

3 EOE方向とは全く別方向において「自己の問題」を見て取った場合。
違った形で「共鳴」。

mal氏の様式によるシンジ表から裏1、と言うともっぱら「その1」
的に取られることが多いが、広義に解釈すれば其処に固定される
事は無いと思うのだが・・・

個人的にはパターン2と3と言う辺りがこだわる理由かな?(笑)

結論から言えば「勘違い」。「本編リアルタイムにおいて物語の
展開と同時に自分の中に出来上がっていった彼が居る」。

それが結論?として出されたEOEの彼からは著しく異なるキャラクター
である事は「後の祭り」でありそれこそいたしかた無い(笑)
しかし、そいつこそが自分としては「同じ問題を抱える自らの分身」
である事は言うまでも無い・・・んで、結局「彼もまた宙ぶらりんになった
侭」な訳だ。『EOEの「彼」は結論が出たのかもしれないけど、僕の
結論はどうなるんですか!』と怒るんですね(笑)

故に「彼にちゃんと場所を与えないといけない」(笑)自分が、あるいは
限りなく近い誰かの中の「彼」に託して。

故にあたしは「背中に十二枚の翼を隠し持ち、最初の初号機暴走時には『ユイの
力を借りたのではなく、自分の中の獰猛な潜在意識でEVAを振り回していた』
料理とクラシックが好きでおんなのこが苦手な、ちょっとすかしてかわいげはない
が、結構思慮深く意外と義理堅い十四歳の少年」をあたしの中から解放して
やらないといけない訳だ(笑)

多分彼は同居人の少女をファーストネームで呼ぶことに物凄い抵抗を感じている
だろうし、父親に対して抱いている感情は執着ではなく憎悪に近いコンプレックス
だろう。父にしか向かないあの娘の微笑みが、夜毎彼の感情を嫉妬混じりにさいなむ
時に思う、何時か必ず父さんを・・・そうして、彼の眼は少しずつ「何か」に向いていく・・・

出番なかったけど、ね(笑)

逆ゲンドウ

否定するだけじゃ駄目なんじゃなかろうか・・・結局「克服する機会」
を永久に逸した侭なんですよね。あの外道振りって言うのも結局は
「一度学び、それを弁証法的に克服する」以外に道は無い、と。
ゲンドウは「コントロールを失っていった」訳ですが、それをちゃんと
追って、理解する事で「超えられる」んだと。

それを拒否すればずーっと「大人は汚い」の侭永遠の少年、の方へ
行ってしまうから・・・(まぁ、ね。BLEADさんの「眠羊」批判とかも
そういう事を感じてるのかもね。)理由は憎悪からで構わないから、
そっちの方を向いて理解するのが唯一の道、だと思う・・・
(で、「僕を見て」以外にゲンドウを理解しようとする理由っつったら、
やっぱりレイなんだろうなぁ 笑)

父親の「理由」とかなぜ母が死を選んだのか、とか・・・ちゃんと対峙する
必要が少なくともあたし的には在る訳ね(笑)

続き?は又。
 
 
 
 
 


【名  前】鯖@確認
【タイトル】発送完了・・・メールは後程(あにき)
  03/13 01:46
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp
URL:
【メッセージ】
つー事で(笑)

いや、なーんか又要らぬ気苦労をお掛けしてすみません(汗)>猫様

色々な方面を配慮してらっしゃるんですよね、猫様は・・・
(こんな事言うとちくちくされるか?削岩機で・・・)
どうも無神経な所、平にご容赦。

いろいろ。

狂騒曲もひとくぎり付くらしい・・・成るほどね。『タナトス』は
T.OKAさん自身にとって説明になった、のか。何かあれが
関わっているとは思ったが。癒し・・・?やっぱり、なのかしらん。

あたしにはあれは「状況の説明」であって「自分の内的なもの」までは
説明してくれなかった(苦笑)むしろ・・・昔からもっていた「何かに対する
反発や抵抗」「それに対するフラストレーションと蓄積された衝動」が自分
をそれに向わせていて、あれは「その何か」を少し解き明かしてくれた・・・
つまり「見失っていたそれの輪郭がおぼろげに見えて来た」段階。

故にあれは「終点ではなく出発点」なのかもしれない。

『いざ喜び行かん、血みどろの戦場へ。はたまた、勝利へ・・・』
(マクベス、いやリチャード3世だったか? 笑)

いろいろ。

自己投影と馬鹿すんずに関して

うみゅ・・・愛夫号さんのおっしゃるようにシンジの視点に引きずられる
のよねぇ。mal委員長の御意見と同じく「EOE以降増えた解釈」の場合
、突き詰めればどんどん自分から離れていくのにね・・・

まぁ「カヲル」=「あれに自己投影できるほどナルではない」

「トウジ」=「心意気は買うがあそこまで破滅的センス(笑)ではない」

「ケンスケ」=「何か嫌(爆)」

個人的にケンスケなぞ「お前と似た様な分野にマニアックにこだわっている
ではないか」とか突っ込まれそうですが・・・(汗)違うのね、あれは。やっぱり・・・
彼は「何処か醒めた侭マニアである事に安住できる」趣味人で、多分熱中は
してないと思うんですよ。その反面結構「現実をゲーム感覚で割り切って
しまえる」感性の持ち主。

T.OKAさんが「自学研鑚で努力している」と言う風にキャラ論で
書かれた事があったけれど・・・彼が「好きでやってるだけさ」と言った
のは一種の諦念・・・ゆえに「曲がりなりにも本物」なシンジに対する
「一種の憧れ」はあったと思うんですが。故に期待を裏切られたと
感じた時に辛辣な言葉を投げつけた。彼は「適格者」の基準や意味を
知らないが故に「手の届かない世界の周辺に居る」事でそれなりに
満足を味わっていた筈。「自分をパイロットに・・・」は言わば駄目元
であり「無理と解っていて口にしている」。それが「自分と同じ」と
思っていたトウジが選ばれた時の感情・・・無論「苛立った」んでしょ。

しかし、それは矢張り「自分が其処に立つ」事を想像しての言葉では
無いと思う・・・彼は徹底して「追っかけ」なアイデンティティの持ち主
じゃなかろうか・・・

彼は「アマチュア」と言うより「ファン」である、と。

アマはプロになれない事はないが、ファンとプロは同じ事象に
関わりながら「別の世界に居る」。彼の感覚は「ミグ屋(って
業界用語使うな)」であって「パイロット」では無いのです。
何所までも・・・(FFの中だと偶にプロになってるね 笑)

良くもあしくも「玩物喪志」、いや「志を持つことを忌避している」。
ある意味実にリアルなキャラクターですな。

シンジ以外に自己投影可能なの、つったら・・・加持か冬月か?やっぱ。

加持はまぁ成功したが、結果的に本編を離れてスパイクもどきになって
しまったし・・・(苦笑)カウビの存在を知る前だが。実年齢近いと余計に(汗)

昨日引用した平井和正氏の「めぞん一刻考」の一文に、主人公・五代裕作
に関する考察文があるのですが、そのタイトルは・・・

「平凡なるものの肖像」。御分かりかと思いますが・・・

実に簡単な話で、「読者の視点となるものはあまり強烈な個性を
全面に打ち出してしまうと感情移入が困難になる」(たまたまその
個性が読者自身のものと重ならない限り・・・)

読者諸氏は無論もろもろの個性・パーソナリティと言うものを千差万別に
お持ちな訳ですが、それ故に「主人公として設計された以外の、それなりに
かき分けるべく特徴を持たされて其処から発展していくキャラクター」という
のは「アクが強すぎる」。生身の人間が自分の媒体として入っていくには
デフォルメされすぎているのではないでしょーか?

無論「誰が主人公でもおかしくない」位各キャラクターを自然且つ細やかに
描写した小説・ドラマ等は沢山ありますが、EVA本編はあくまで「息子と
父と四人のヒロインの物語(あとユイか。)」・・・

ある程度つっこんだものがある(かに見える)、トリックスターとしての
加持や『証言者』冬月に比して、オペレーターずや少年達は矢張り背景的
文脈の上に載せられていて、「特徴を強く見せて主人公と区別か付き易く」
なっている。んで、「余りに役割が先行した存在であるカヲル」・・・

もともと感情移入しにくくなっている・・・

碇シンジは「庵野秀明(あるいは貞本義行氏)の分身」であると同時に
「クセの無い外見を持ち際立った個性を見せない」、プレイヤーキャラクター
として実に良く設計されている(笑)言わば「好きなように顔が書き込める
のっぺらぼう」な訳です。他の少年達が当初からある程度「行動パターンや
パラメーターに括りがある」のに対して。
 

(「魍魎の匣」を読んでけんけんZさんは「久保俊公が主人公だと
思った」とおっしゃった(汗)のはさて置き、多分関口巽を視点として
物語を読まれた(普通だろ、それが)んだと思いますが・・・不覚にも
あの話であたしは「殆ど木場修太郎と一体化」して最後まで行った 笑
故にあたしにとってあの話の主役は木場修な訳で・・・結局「個性を設定
された登場人物」が主要キャラクターであれば「自分が馴染み易い」もの
に取り付く事になる、が・・・実際、なかなか万人向けのキャラクターってのは
存在しない。故に最大公約数的なのが良かれあしかれそういうものの視点に
なる訳だ。それが「主人公の人格がテーマを表す手段」である文学で無い
以上は・・・)

んで、今更「後半はほぼ私小説」だった本編のあのシンジの性格使って
何語ります?あれがプライベートフィルムだって事は今更言うまでもない
話だし、たまたまあれに「自分の抱えている問題」が重なったとしても
厳密には「其処に自分を投影し易い『個性』を見つけた」と言う事になる
訳だし・・・

『電波少女』とかもあれは「やっぱり私小説」にしか見えないし・・・

本編とかEOEのアレを引っ張っていると言う事は、結局「其処にその人の
こだわっている問題」があったと言う事なのかもね。正に「コミュニケ・・・」
的な。しかしそれは「その書き手自身の問題」であって「同様の問題を抱えて
居る人」の共感とかそういうものによって盛り上がりを見せる、と。
まぁ、そうなってくると本質は「キャラ萌え」とかそういう話じゃ無いな(汗)

セラピーか?

故に「それに移入できない人には何の事やら解らない」

多分「二人の補完」絶賛と「まぁ、緻密だよね。しかし、感動する
とか言う事はないわねぇ・・・」と言う見解が分れるのもその辺り?

「所詮人事」ではやっぱり「ぱちぱちぱち。めでたし。」程度で
御終い。(絶賛と拒絶は裏表なのでその人の姿勢の違いであって
問題の本質は同じ?)

自己の問題解決?の為の媒体・・・になってますね、彼。やっぱり・・・
EOEの流れ的には。

段々まとまりが付かなくなって来たな・・・一端切ろう。
次はもう少し整理してから。

所で「賞賛」と書いたつもりが「参照」になっている(汗)
しかも愛夫号さんが疎の侭引用・・・(恥の上塗り)

しくしく。


【名  前】mal
【タイトル】T.OKAさんへ
  03/13 00:20
Mail: mal@kiwi.ne.jp
URL: http://www.kiwi-us.com/~mal/
【メッセージ】
転載了解&確認しました(^^)
できましたら
「インターネットでのレイvsアスカについてはよく知らないので
 直接には無関係だけど、」
の一文入れて下さいませ(汗)

エヴァFF狂騒曲、かなり注目度高そう…
わたしは眉に唾つけながら読んでるけど(爆)


【名  前】T.OKA
【タイトル】エヴァFF狂騒曲の12
  03/12 18:54
Mail: t-okazak@tkb.att.ne.jp
URL: http://member.nifty.ne.jp/t-okazak/evarvwtp.htm
【メッセージ】
【「このエヴァ」の黄昏】

 このように、98年の秋は、私は総合での泥沼の論争に明け暮れていたのですが、
そうした中にも少しずつですが、私のエヴァFFライフに影響を中から外から与えた
出来事がありました。

 中から影響を与えた出来事としては、「このエヴァ」ランキングの正式版公開が
あります。それまで、多くの方から、ジャンル別、短編長編の別、完結連載中の別等を
ランキング情報に加えて欲しいとの要望が寄せられていたのですが、遂にそれが完成し
正式公開の運びとなったのです。

 人間の常なのでしょうか、こうして一旦それなりに完成してしまうと却って、情熱が
薄れるということがあるもので、この頃も失われつつある情熱に鞭打ちながら地道に
読者感想ノートを発表し続けています。

 むしろ、この頃の私を支えたのは、エヴァFFの情熱がまだ残っていたということ
だけではなくて、『今、「このエヴァ」を止めてしまうと、あの無限地獄的反論に
屈して、「このエヴァ」を閉じたということにされてしまい、二度と自由にエヴァFF
について話せる雰囲気が無くなってしまう』という危機感だったような気がします。

 もう一つは、ビデオ版のエヴァの完結でしょうか。
 ビデオ版には、TV放映当時、劇場公開版に比較しても、いくつか追加されたシーン
があり、これによって、TV版でも劇場公開版でも不完全だった庵野版のエヴァも、
遂に本当に完結したのだという実感が私の中に涌いてきたのです。
 これは、私の中でエヴァを整理する上で密かに大きな影響があったように思います。

【エヴァキャラ論争】(98年8,9月)

 このようなビデオ版エヴァの完結を受け、久しぶりに、いろいろな掲示板でエヴァ
本編についての感想、意見の表明(あんまり熱くは無かったけど)が行われました。

 それについては、総合で書いても良かったのですが、丁度、子猫のオフ会が8月の
末にあったので、それに合わせて、エヴァキャラ論(シンジ、トウジ、ケンスケ)を
子猫に書き込みました。(本編を見て、書かずにいられなくなったのです。)
http://member.nifty.ne.jp/t-okazak/evakanso.htm

 これを巡って、賛否両論がたくさん出て、ちょっとだけ盛り上がったのですが、
何というか批判の矛先が、私が書いたトウジ論に対して「トウジは、裏設定で運動音痴
なのだから、運動が出来ることを前提に論ずるのはおかしい」とか、私が文章で使用
した『「僕ら」に自分が含まれてそうで嫌だ。』とか『「僕ら」と複数形にするのは、
読者に対する侮辱だ。配慮が足りない。』ということから、議論が変な方向に迷走し、
わけわかめになりました。

 しかも、「僕ら」の用法については、一旦、終結した議論を別の方が再び蒸し返す
ということをしたために、議論自体が混迷と混乱を極めました。

 まず、トウジの裏設定について私の回答は、以下の通りでした。(子猫の過去ログ105)

>そもそも、裏設定は、TVだけの視聴者が知っているはずもないのだから、TV版を
>素直に語る分には無関係です。
> そして、本当に運動音痴であったとしたら、まさにあの黒ジャージが、
>「男らしさ」と「スポーツマン」としての「演技」性を際だたせるのです。

 「僕ら」の用法に対する私の回答は、以下の通りでした。(子猫の過去ログ110)

> 私の書き込みは、『「僕らの」』と「僕ら」が「」で括ってあると思います。
> この「」の意味は、文字どおりの「僕ら」ではなくて、私が考える「僕ら」。
> 或いは、私が製作者がターゲットとしたであろうと考えた「僕ら」であることを
>意味しています。
> このように、普通の意味での言葉と文章中で使う言葉の意味が微妙に違う場合には、
>「」で囲むというのは良くある手法だと思いますし、あの書き込みの場合、私の
>エヴァ論を述べているのだから文脈から明らかだと思いました。

 が、ここから議論は迷走し、結論として、私の評判が次のように確定してしまって
いることが知らされます。

> 事態はある意味もうちょっと深刻で、
>「何を言っても無駄」
> と思われている(いた)のが問題なんです。
> つまり議論相手として信用されていないワケ。
> だから、「苦情があるなら直接〜」なんてのは、そういう風に思わせてしまった時点で無効なの。

 これについては、ある意味覚悟していたことではありましたが、それでもかなり
ショックで、総合で言行不一致事件を引き起こす最大の原因となった一言でした。
 勿論、言行不一致事件などを起こすことが、こういう不名誉な状態を解消することに
繋がるわけではなく(むしろ、逆効果)、「このエヴァ」を作った心意気に叶うわけ
なく、起こしただけ虚しい気分になり、ますます落ち込んだのでした。

 結局、エヴァ本編を久々に見て、ほとばしり出た熱いキャラへの思いはかろうじて、
「このエヴァ」で形になりました。
 しかし、、殺伐とした総合ではなく、楽しくサロンであったはずの子猫で起こった
事件だっただけに精神的にはボロボロになり、真面目に子猫からの撤退を検討しました。
 実際、撤退こそはしませんでしたが、この事件以後、私の感想と簡単なレス以外の
子猫への書き込みは相当減ることになりました。

【タナトスの子供たち】99年1月

 そんな状態の時、総合でU氏から中島梓著の「コミュニケーション不全症候群」と
「タナトスの子供たち」の2冊の本を薦められます。
http://member.nifty.ne.jp/t-okazak/shougyo.htm

 最初、昔の記憶を掘り起こしてしまい、コ不全症候群について「嘘が多い」と言う
など(事実の勇み足的断定を多いのは事実)、非常に失礼な対応をして申し訳なかった
のですが、書いてあるその考え方の本筋には凄く頷けるものがありました。

 特に、「タナトスの子供たち」で、「人(又は自分)は何故、ヤヲうのか?」を
とことん突き詰めて考える、中島梓の書き方があまりにも当時の(そして今でも)
私の精神状態にピタリとはまりました。

 それは、「ヤヲイ」を「エヴァ」又は「エヴァFF」に変えて、
「人(又は自分)は、何故エヴァ(又はエヴァFF)が好きなのか?」
ということをとことん突き詰めて考えようとしていた私の目指すべき姿に思えました。

 その結果、生まれた考えの一部がタナトスの子供たちの感想文であり、
【批評絶対禁止の心理】に書いたものです。

 しかし、そこに書いていないものがあり、実は、そちらの方こそ私にとっては重要な
意味を持っていました。
 それは、『「エヴァ」を好きだという気持ちは何処から来るのか?それを知るには、
何をすれば良いのかという疑問』でした。

 例えば、漠然と「エヴァだから好き!」なので、エヴァなら何でも良いかというと、
エヴァと銘打っているもののなかには、明らかに好きなものと苦手なものがあり、
何でもよいわけではない。

 この気持ち、この差が、一体、何を原因に生まれ、何を理由に強弱がつくのか
どうしても知りたい。

 その原因と理由を探るために、読んだFFを好きなFFと苦手なFFに分類し、
その傾向を分析しようとしたのが、そもそもの「このエヴァ」ランキングの原型です。

 その意味で、「このエヴァ」の作成目的の第一が、
>・このランキング及び評価は、エヴァFF/SS/小説を読み漁ったT.OKAが
>その成果を何かの形を残したいと思って作ったページです。
であることは、まさにその通りなのであり、

 第二の作成目的として、
>・このランキング及び評価の目的は、批評にあるのではなく、これから、
>エヴァFF/SS/小説を読み漁ろうとする読者に対して、T.OKAが是非読んで
>この感動を共有したいと思う作品を紹介することにあります。 
と、書いているのは全く正しい順番なのです。

 しかし、「何故、自分がエヴァを好きなのか?」を突き詰めていくということは、
際限なく玉葱の皮をむくようなのもので、いつしか玉葱そのもの自体が消えてしまう
ように、「好きという気持ち」も形を失い、中身のないものになって行く。

 もし、「何故、自分がエヴァを好きなのか?」を突き詰めることが、決して実らない
努力であるならば、「このエヴァ」を私が続ける理由は一体何なのか?
 達成できないと分かっている目的に向かって、盲目的に進んでいるだけに過ぎない
のではないか?
 そういうことを考え出して、私の精神は、「このエヴァ」を続けること、もっと
言えば、エヴァFFを読むことについて袋小路に向かっていきました。

【小説批評掲示板】

 丁度、そんなメランコリーな気分(死語?)に浸っていた頃、長らく休眠状態だった
批評掲示板が突然動き出しました。それも、もの凄く熱く。

 実は、鳴り物入りで開設した小説批評掲示板ですが、あんまり活発ではありません
でした。勿論、試験運転のため、仲間うちだけで、KZさんのリサイタルを批評した
ときはかなりいろいろな意見が出て、これはいけるかも?と思ったのですが、
実際に始めてみると、閑古鳥が鳴いて、全く駄目駄目な状態でした。

 これは、多分に正式開始最初の作品が、まだ、連載中の作品だったため、批評者
諸氏が遠慮した(実際にオフでもそう語っていた)と考えます。
 その中で、私は、なるべく将来の影響が無いような形で意見を述べたのですが。
他の方が追随せず、作者の方(この方には、積極的に関与して頂いた)には、非常に
申し訳ないことをしてしまったと思っています。

 はっきり言えば、この時点では、批評掲示板の掟の第一起草者として、小説批評
掲示板の参加者全員に裏切られた思いを持っておりました。

 ところが、第弐作目として、批評性とエンタテインメント性を兼ね備えた完結した
良い作品を迎えたおかげか、議論がいきなり活発化しました。
 その過程で、人が他人との対話を通じて、徐々に作品に対する意見を深化させて
いくさまは、読んでいて非常におもしろいものがありました。

 慌てて、意見をまとめて参加したのですが、意見を纏めるという行為自体が自分の
頭の中のもやもやした意見を整理するのに非常に役立つとともに、今まで、こういう
話が出来ずに溜まっていたフラストレーションを吹き飛ばしました。

 真実、「語るとことは癒すこと。」なのだと実感しました。

 こうして、私のエヴァへの思いは、タナトスの子供たちと批評掲示板の活動によって
一区切りがついたのです。

それでは、多分、次が最終回。


【名  前】SOU
【タイトル】業務連絡!
  03/12 15:16
Mail: sou-1701@qc4.so-net.ne.jp
URL:
【メッセージ】
鯖@しーさーぺんと
状況確認。
ただ、支払いなんぞの方法のメールとかはおくっていただけたでせうか
なーんか、メールはきてないみたい。

【名  前】ファーストアヤナミスト
【タイトル】転載は良いのですが
  03/12 12:56
Mail: CZN01522@nifty.ne.jp
URL:
【メッセージ】
 鯖氏の名前が一つ伏せられてないんですけど。(^^;

 それにしてもFA・・・。フルアーマーって感じ・・・。


【名  前】T.OKA
【タイトル】お知らせ
  03/12 10:27
Mail: t-okazak@tkb.att.ne.jp
URL: http://member.nifty.ne.jp/t-okazak/evarvwtp.htm
【メッセージ】
おはようT.OKAです。

malさん、ファーストアヤナミストさんの書き込みについて、
狂騒曲に一部転載させて頂きました。

問題があれば、ご一報下さい。

それでは。