フランソワの萌え萌え掲示板ですわあ!
(ろぐ12)
 

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ここはわたくしフランソワが逃げた兄に代わり仕切る掲示板ですわ。
わたくしを誉める書き込みにはいますぐ金一封を…嘘ですわぁ。(水煙草をふかす)
 

【名  前】鯖 
【タイトル】市場原理VS神秘主義・・・? 
  03/25 05:11
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【メッセージ】 
ナオコ先生、お久しぶりです。 

流石 お見事なカオスの解説。「非ユークリッド幾何学」だの「不確定性原理」 
だの言われた日にゃ「うきゃー、わけわからーん」と叫ぶあたしにも「何か解 
ったような気がする」(と言う事は何も解っていない)んですよね・・・ 

しかし、文系でも例の「交叉従兄弟、並行従兄弟」だのソシュール言語学だの 
になると数式が(涙)構造主義自体が「数学的着想」から出たもんですし・・・ 
(それでよく記号論だのメタ言語だの大風呂敷を広げられたものだ・・・) 

あうあう、産業革命以来、計量主義が世界を動かしている訳で、数字の読めない 
人間は「石器人」と同じ・・・終わってますね。 
(ちなみに、あたしの幹部候補生時代の同期に、「地図」の読めない男がいまして・・・ 
よくあれで指揮官をやっているものだ、恐ろしい・・・未だ現役ですが・・・) 

しかし・・・MEGURUさんの嫌いな「神秘主義」・・・ 

「市場原理」に対抗できるものは・・・の話で、究極的に全体主義と神秘主義のみだ、 
と言うとこなんですが・・・ファシズムは解るんですよね。民族主義ベースの国家主義 
にせよ、プロレタリア独裁にせよ、「人の持っている物を自分が持ってないのは 
けしからん、だから、権力が計画的に分配せよ」って言う事になって・・・要は「公正」 
を求めていって「社会」としての完全を目指す・・・各個人、生物個体としての存在を 
基準にすれば「市場」の中で生きるかその「外」で野性化するしかない、と。 
(ちょっち経済人類学関係読み返してますが、忘却の彼方・・・) 
蟻の如き完全な「社会的動物」ではなく、かといって「虎・熊」的にスタンドアローン 
で生きる事も出来ない中途半端な群れを作る猿の一種としては、どちらかを選ぶしかない、 
と。つきつめれば・・・(しかし、スタンドアローンな肉食動物すら、一山に一世帯、とか 
縄張り、と言う財産によって生きている・・・食物連鎖と言う「経済」に全ての生き物は縛ら 
れる・・・)それはそうだと思うんですけどね・・・ 

そこで神秘主義が出てくると、なかなか面白いな・・・て感じがしましてね。 

学者さんの観点からすれば、諸現象を説明しようとして突き詰めればそれに突き当たる、歴史学 
をやってる悪友も似たような事をいってましたが・・・(説明不能の共時性とかね。)あたしが学生 
のころ齧ってたのは人文地理だったから、そのとき「心の地図」(実際の地形の上に、人間のメン 
タルな認識を重ねたらどうなるか・・・各時代の物のフローとか、宗教的認識とか・・・それこそ並立 
出来ないような物を一枚の紙の上に並べてみたら、って無茶苦茶な発想なんですけどね。世界地図 
の上に須弥山とメッカとエルサレムとドゴン族の聖地が、各民族の認識している世界観に合わせて 
併記される、と。)って話をしたら、面白がってましたね。時間軸ではなく、空間認識。人間がそ 
の上で生活している・・・ 

前にどっかで書いた、垂直構造(聖地、中央集権ってのは全部これ)と水平構造(マターナル、なんですけどね。 
リゾームとかノマドとか・・・中枢を必要としない「植物的」発想)・・・地表における社会展開、って方に頭が行く 
んですよねぇ、地理屋としても、兵隊としても。(安全保障分野へ応用すれば・・・戦術・戦略ともに決定的に 
姿を変える、って言うか戦争って言う概念そのものが変わりますからね)これを考えないと・・・此れからの 
MID、HIDに対応できない(ボーターレス時代の戦争、なんて想像できます?しかも、技術革新で戦場の 
概念そのものが流動的になってるのに) 

で、神秘主義。ユングにせよ、レインにせよ、皆そっちの方へいって帰ってこない・・・ 

でもね。ナオコ先生の言う通り、商売人は儲かりゃいい、兵隊は勝てりゃいい、って発想をするんですよ。 
あたしもね。立花隆とバルトトドルを見比べて、それが使えるんならどっちだっていい。 

神秘主義だろうと商売や武器になるなら・・・どんな風に応用が利くんです?あれ・・・ 
(まさか百匹目の猿、ってんじゃないでしょ?エーテル説だろうと磁気共鳴だろうと、結果論では飯が食えない) 
現実レベルの神秘主義って、結局どこまでも結果論みたいな気がするんですけどね。 
(つまり、知的遊戯として以外に魔術の利用価値は?て事なんですけどね。) 

単体としての、それに近い物は幾らでも経験が在りますけど(特に武術のジャンルはそれが一番 
解りやすい)・・・気、自己暗示と連動した重心移動とか感覚制御だとは思うんですけどね? 
居合やるときとか、内家拳でもそう。「体の中を流れる何か」としか表現できない。相手の腕 
と接触した状態だと、「来る!」とか言う感覚と同時に頭の中に相手の動きのイメージが瞬間、ぱっ、 
てね。以前行った、セックスとマスターベーションはどう違うか、ってのにしても・・・ 

「打撃系格闘技では、ブロックされるより躱される方が攻撃者の消耗は遥かに激しい」ってのと 
似とるかな。心理的消耗、だけなんかな?あの手応え、とか言った感覚・・・本当に「気を奪われる」 
としか言い様が無い・・・あと、ライフルでも拳銃でもそうなんですがね。プライベートで撃つ時は 
上手く行くと「手応え」ってのがある・・・不思議ですよね。(不真面目なんで仕事では一回もなかった) 
動物的な「生理」に訴える感覚・・・個体レベルなら、いろいろ経験がありますが・・・ 

MEGURUさんの言われるのはグルジェフの観念的な理論でも、植芝翁の「合気」って訳でもない・・・ 
応用性のある社会思想って事ですよね。説明してもらえたら嬉しいなぁ・・・ 

であ。


【名  前】ナオコよ 
【タイトル】カオスね…… 
  03/24 23:01
Mail: akagi-labo@NERV.TO 
URL: http://www2k.biglobe.ne.jp/~penguin/rtop.html
【メッセージ】 
 なんか久しぶりね。みなさんお元気。 

.>理系の学問は矛盾を許さない。人間を対象とし 
>た学問は最終的にはカオスに行き着くと思うが、 
>物理の法則などは混沌の存在を許さないのでは 
>ないか?俺は分からないから、理系の研究者が 
>いたら教えて欲しい。 

 私は研究者というより技術者だったけど上の疑問 
の内「理系の学問はある条件設定範囲内(適用設 
定範囲内)で矛盾を許さない」が正しいわ。ニュー 
トン力学が光速付近で破綻したりするのが一例ね。 

 次に物理でカオスと言う場合は「現象に非線形性 
の現象が含まれていて誤差の蓄積等が予測でき 
なくて原理的には計算できる現象であるはずが事実 
上計算不能になる状態」ていう辺りが簡単な説明ね。 
そおいう意味では確実にカオスは存在するわ。いい 
例がコイントス。どんなスーパーコンピューターを 
使っても判らないわ。力学法則は判っているのに.。 

 その外にも量子論とかには最少の時間の単位や 
距離の単位などが出てくるわ。それより短い時間 
の間隔で起きた事はどちらが先に起こった事か判ら 
なかったり、それより短い距離の間隔ではどちらが 
左でどちらが右か判らなくなったりするなんて言う 
こと。また本当に因果律は成立するのか?なんて 
事も現代物理学の課題ね。私も専門じゃないから 
よくわからないけど。これなんかは混沌って言って 
もいいかもね。 

 あと理系って言うのは学者と技術者に分かれる 
と思うわ。私とリツコなんかはどっちかと言うと技 
術者ね。技術者はその現象がある確率以上で 
起きる現象ならバシバシ気にせず使うわ。EVA 
なんかいい例かも。リツコが魔法を使ってもおか 
しくないのはそのせい。ほぼ確実に成果が上がる 
のなら癒しの呪文も治療薬も同じだからよ。 

 学者とか研究者は別ね。そこの原因をつきとめ 
たくなっちゃうんじゃないかしら。でその突き止め 
る行為こそが目的となるのよね。 

 話がそれたわ。とにかく混沌は物理の世界でも 
存在はするわ。こんなところね。


【名  前】鯖 
【タイトル】追申・・・ 
  03/24 21:54
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
まゆまゆの妹、か弟のパパって、実はまさか・・・(汗)

【名  前】鯖 
【タイトル】しょくぎょー? 
  03/24 20:42
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
復帰については、もう少し考えるとして・・・ 

ほほう、知りたいですか(ニヤリ) 

えすたぶりっしゆめんと で 高学歴な色男のMEGURUさんが。 
四流私大文学部卒、3K一直線のあたしの仕事・・・ 

今まで食品メーカーのサラリーマン、工員、研究員、運輸省外局勤務、船員、 
陸自・・・いろいろやりましたが、今の職業は・・・ひ・み・つ。 

本職とさいどびじねすがありますけどね。 

本職は一応ほわいとからー、サイドは・・・まあ、ろくなもんじゃないです。 
海保時代のコネと、調査学校の教官やってる同期のおかげで勤まってるようなもんですが・・・ 

これ以上は、すこしアレなんで・・・であ。


【名  前】MEGURU 
【タイトル】理系人間はSMに走る? 
  03/24 19:08
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
同行者は「まゆ」で7歳児は「まゆまゆ」だ。少なくとも俺はそう呼ぶ。名前の始まりの2文字が一緒なのだから仕方がない。名付け親は別人だそうだが、電波でつながっているのかもしれない。それから2人とも末字は「み」でも「こ」でもない。要するに変わった名前だ。俺ほどではないが。 
7歳児母が子供を身ごもったらしい。10週間だそうだ。今度は男の子が欲しいと言っていた。出産の間、本格的に7歳児を押しつけられそうで、めでたいやらめでたくないやら。7歳児父は「もう子供ができないのかな?」と諦めていたようなので満面の笑みを浮かべていた。おそらく2,3日はあのままだろう。事情を知らない人間にとっては、ただの怪しい男だ。逮捕される前に直ればいいと思う。 

砂漠谷氏とF・B氏がなにやら話し込んでいる。2人とも仕事は何をしているのだろうか?ま、俺のように働く必要がないので就職しなかった人間とは違って、一応職に手を着けてはいるのだろう。元自衛官の砂漠谷氏の職業は非常に気になる。 

「完璧の向こう側にあるもの」 
完璧なんて存在しないし、向こう側などには何もない、とは思わない。完璧かどうかはしらないが、ある一線というものはどこの分野にも存在する。 
一線の向こう側にあるもの、それはカオスであり、パラドクスであり、アンビバレンツだと思う。唯物論者は絶対的真理というものを規定したがるが、そんなものは人間の範疇ではない。観察者が人間であること自体、1つの不完全性を示している。 

俺は理系人間が嫌いだ。「彼らは専門化していく小さな領域に籠もって、そこに矛盾が生じないようなちっぽけな真理を追い回しているからだ」というのは嘘で、俺が数学と理科が苦手で彼らに嫉妬しているからだ。そう言えば理科、懐かしい響きだ。センター試験は地学で受けた。物理はやったこともない。高校では選択生物で逃げた。 
分裂病にかかったセラミック研究者を見たことがあるが、何を言っているのかさっぱりわからなかった。その時工学部の奴が居合わせていたのだが、彼もセラミック研究者が言っていることは理解できないそうだ。 
「素材をやっている奴は原理を知らなかったりするし、原理をやっている奴は素材の進化についていけなかったりする」奴の不勉強が言わせるのか、それとも事実なのかは班別がつかない。 

複雑な物を簡単に表現できる人間を天才という。天才は混沌としている事象から、ある定理なり、新事実を見つけだしてくる。 
一般人はどうするかというと、過去の天才が発見した定理を利用して混沌の中に入っていく。天才と一般人は進む方向が逆なのだ。ただ、一般人は進む方向を間違えたり、途中で挫折したりして混沌の縁までたどり着く者も僅かだ。 

俺は心理学・哲学・政治学という人間を対象にした学問を学んでいる。人間の行動はカオスに満ちている。混沌としていて、歪んでいて、矛盾だらけで、それでいいんじゃないかと思う。断って置くが、無軌道な行動を賞賛しているわけではない。欲望のままに人を殺していいなんて言ってはいない。ただ、「世の中を動かす定理がある」ということになると、神秘主義とファシズムに行き着いてしまうと思う。 
混沌の縁にたどり着くには、天才達の定理を借りながら一般人同士で切磋琢磨していくことが必要だ。「戦いの中でだけ人は進歩する」というわけではないが、競い合うことによってのみ、一般人は混沌の縁に近づける。そういうわけで、ソフトな相対主義は嫌いだ。 

理系の学問は矛盾を許さない。人間を対象とした学問は最終的にはカオスに行き着くと思うが、物理の法則などは混沌の存在を許さないのではないか?俺は分からないから、理系の研究者がいたら教えて欲しい。 
内部にカオスをはらんだ自分が、カオスを許さない研究をしている。「理系の人間は大変だな」と思ってしまう。ま、理系の人間も「文系は大変だな」と思っているだろうし、文系、理系という分け方自体古いという説もある。細くしておくと人間を対象とした学問を文系、その他を理系という区分にして置いた。生物学や医学は股割き状態ということにしておく。 
知り合いのSM嬢によれば、理系研究者には結構変態的SEXを好む人が多いそうだ。名刺をもらうわけではないが、話をしたりすると理系関係者だったりするという。カオスを内在させた自分が、カオスを許さない領域に首を突っ込んでいるというアンビバレンツがSMに走らせるのだろうか?一度理系研究者の性調査を実施してみたい。まともに答えてくれる人はいないと思うけど。


【名  前】F・B 
【タイトル】どこもおかしくないぞー 
  03/24 17:41
Mail: fb@calcio.club.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
F・Bです。 

もう少ししたら帰るので、帰る前に砂漠谷さんへ創作活動停止に関する再考を促す為に 
一言。 

取り敢えず、「ここ」と「めぞん」んでもって「みゃあさんとこ」のFFを確認してきま 
したが、そんなことないですよ。ニフに入っていない為、ニフでどんな作品を発表されて 
いるかは知りませんが、少なくともこの3箇所で発表されているFFは『「異常で不愉快 
なもの」「書くに値しない、くだらないもの」には見えない。』ですよ。この3個所で発 
表されているFFを読む限りではニフでも同じ傾向なのではないでしょうか。 

ただ問題としては、読者からの要求として「先が気になるから早く続き書いてくれー。」 
があるくらいじゃないですか(笑)。こっちはいい問題ですけどね。 

批評をする上で一回間違いを犯したからそれで終わりでは人間成長しませんよ。間違いを 
繰り返して人間は大きくなるんですから。これから批評をするときに同じ間違いを繰り返 
さないようにすればいいんですから。逆に、完璧な人間がいたら恐いですよ。 

というわけで唐突に終わり。


【名  前】鯖 
【タイトル】大丈夫、それは理解しております(笑) 
  03/24 17:07
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
F・Bさん 

創作と評論の違いについては勿論理解しております(笑) 
御指摘のとおりの問題点も確認いたしました。 
勿論、批評は第三者的視点に立たねばなりませんし、あたしが失敗を 
やらかしているのもおっしゃる通りなんです。 

その上で・・・幾つか思い当たった。あの「分析」であたしが氏と似たような 
過ちを犯しているのだから・・・あたしが小説を書く理由にも、問題が在るんじゃ 
ないのか?氏と同じように、歪んだ感情・哲学を押し付けているんではないのか? 
ってね。 

それを見て、氏が語ったように「歪んだ欲望を自覚もせずに吐き出す、異常嗜好者の 
自己満足」と嫌悪感を憶える人がいたら、「こんなくだらないものを、よくもまあ・・・」 
と怒る人が出たりしたら・・・やっぱり嫌ですからね。なんの意味も無く人を傷付けるのは。 

あたしのこだわりが、一版的にみて「異常で不愉快なもの」「書くに値しない、くだらないもの」 
と映るのなら、自主創作とは言え、許されるもんじゃない。氏の批判にも一理あり、ってことに 
なるかな。(自分を棚に上げているとは言え) 

自分じゃ、なんとも言えないんですよ。彼女にこだわるのが、「許されない、忌まわしい感情」なのか、 
「歪んだ、愚劣な自己満足」なのか・・・もし、客観的評価から言って、殆どの人の眼にそう映るのなら・・・ 
あたしの書く小説は、反社会的な「害毒」になります。 

だから、考えているところなんですが・・・


【名  前】F・B 
【タイトル】削除できない 
  03/24 17:02
Mail: fb@calcio.club.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
F・Bです。 

どうやら今回だけ削除用のパスワードを打ち忘れていたみたいなので、訂正用にレスしま 
す。 

>するかに分類される事が多いので、偏った物の見方をする事は決してしてはならないの 
>です。 
>単純例を挙げると、好きなサッカーチームという話題において好きなチームというのは 

ここを「偏った物の見方」ではなく、「自らの主観に乗っ取った物の見方」に交換して読 
んで下さい。今のままだとどう読んでもおかしいですので。 

御騒がせしました。


【名  前】F・B 
【タイトル】やはり誤解をされている 
  03/24 16:30
Mail: fb@calcio.club.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
F・Bです。 

砂漠谷さんが変に解釈されているようなのでレス 

>これ以上 あたしが自分の物語を書きつづける事が、氏の言うような「異常嗜好者の愚 
>劣な自己満足」なのか、F・Bさんの御指摘にもあった「偏向した人間のこじ付け」な 
>のか、自分でも判断はつきかねますが・・・もし、そうならこれ以上書く訳には行きませ 
>んし、人目にさらすようなもんじゃない。 

あうあう、どちらも間違ってますよ。FFを書くときと他者の思想や作品などを批判・批 
評するときはスタンスが全然違うだけです。FFはある意味娯楽でなので自分の主観に沿 
って好きなようにすればいいですが、批判や批評は相手の考えを客観的に否定するか賛同 
するかに分類される事が多いので、偏った物の見方をする事は決してしてはならないので 
す。 
単純例を挙げると、好きなサッカーチームという話題において好きなチームというのは、 
主観論ですが、そのチームが強いか弱いかを分析するときは客観論です。個人的に応援す 
るのは好きなチームで良いのですが、チームが強いか弱いかの分析中にあのチームは嫌い 
だから弱いとか、あのチームは好きだから強いなんてことは在りませんよね。 
そんな分析をしていたら、世の中目茶苦茶になりますよ。 

まとめると、自らの主観の中でFFを書いて楽しむ分には誰にも危害は加わらないので良 
いのですが、それを通り越して自己の考えと違うものを批評・批判するときは、主観を取 
り除いて客観的に物事を分析するスタンスに変えて下さいと言う事です。 

>自分の「理想」だの「真実」の表現、何て事を考える自体、傲慢な発想なのかもしれま 
>せんね・・・ 

下に書いてる演奏家だか指揮者かの言葉読まれましたか。完璧(理想)を追求する事は良 
い事なのですが、それの向こう側を見つける事が大切なんですよ。 

最後に、FF等の創作活動は気持ちの整理が着かれてからで良いですから、続けて欲しい 
ものです。 

これで、OKですか。


【名  前】鯖 
【タイトル】追記 
  03/24 16:24
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
下記レスの補足なんですが・・・ 

あたしが小説を書く理由、「今まで自分が組み立てて来た思想」と 
「綾波レイ」・・・ 

彼女へのあたしのこだわりが、客観的に見て 

「くだらない・異常」なものだとすれば、 

それが「否定されるべき歪んだ感情」ならば・・・ 

これ以上書く理由なんてありませんよ。一行も。 

であ。


【名  前】鯖 
【タイトル】レスです。 
  03/24 15:37
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
F・Bさん 

お気になさらず(笑)行き着いた結論を考える内に、嫌になっただけですから。 
人の暗部をみる内に、自分の悪点もわかってくる・・・で、絶望しただけです。 

気づかせてくれたきっかけは、確かにF・Bさんの鋭い御指摘でしたが。 

余計な事を書きすぎたきらいは在りますが、自分なりの結論としては、こんなもんだと 
思ってます。破砕されたわけじゃ無いっスよ(笑)氏の説が事実無根なのは変わらんし(苦笑) 

これ以上 あたしが自分の物語を書きつづける事が、氏の言うような「異常嗜好者の愚劣な自己満足」 
なのか、F・Bさんの御指摘にもあった「偏向した人間のこじ付け」なのか、自分でも判断はつきか 
ねますが・・・もし、そうならこれ以上書く訳には行きませんし、人目にさらすようなもんじゃない。 

氏の思想は否定できる、でも同時にあたしの考えも否定されるべきものかもしれない・・・結局似たような事を 
やっているとしたら・・・ 

自分の「理想」だの「真実」の表現、何て事を考える自体、傲慢な発想なのかもしれませんね・・・ 
 

犬輔さん 

勿論、姫への愛情が失せた訳じゃありません。「綾波レイ」は既にあたしの人生の一部ですから。 

しかし・・・それは自分の中での事。F・Bさんのおっしゃる通り、あたしは偏った人間かもしれないし 
(多分そうだろう)そんな人間が人前に文章を出すわけには行かないんじゃないか・・・って思ったもんですからね。 

自分にとって価値のあるものが、他人にとってそうとは限らない、し・・・客観的に見て「無価値な物にこだわっている、 
歪んだ人間の内面」を宣伝する事になるとしたら・・・それは犯罪に等しい行為なんじゃないか、そんな気もしたんですね。 

他の作家の皆さんの、姫について書かれた文章をあたしが貶めることにもなり兼ねないとしたら・・・それは本意じゃありません。 
あたしの価値観が歪んでいるだけの話だとすれば・・・ 

もう少し、考えさせてもらおうと思ってます。 

では。


【名  前】鯖 
【タイトル】仕事さぽって(又かい)思案中。 
  03/24 14:35
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
結構 ひまなんで、ねっと放浪しながら今後の方針について思案中。 

Q’をみとると、何か精神的に楽になるなぁ・・・ 

テレビ版総括に関して「私見」がも一つ。 

あたし的になんで、JA以後の話に違和感があるかと言えば・・・ 
(そのころはアスカにはなんの含みもなかったな・・・春映画なんかもう、 
あの回復ぶりに「よかったね、よかったねアスカ」と喜んだくらい・・・) 

去年の秋までは、LASも好きやったのに、今はもう・・・(固定観念が拭えなくなった) 

8話以降、それまでのシンジの人格がアスカとシンジに分割されたんではないか? 
(シンジの潜在的攻撃性、意地、プライドのような物がアスカとして顕在化、 
本体、抜け殻化・・・)軟弱な庵野本人を抜け出して活躍する、少女の姿をした 
男性的ヒロイズム・・・時後、本人化・・・ 

気のせいか? 

復帰するとしたら「イタモノ」でも書いてみるかな?今まで無かった、 
「薄幸の少女を襲う更なる悲劇」とか・・・LASの舞台裏でぼろぼろに傷付いて 
悲惨な最期を遂げる話とか・・・で、めぞんで発表。ううむ。


【名  前】F・B 
【タイトル】プログラムが上手く走らないので取り敢えずレス 
  03/24 14:30
Mail: fb@calcio.club.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
F・Bです。 

昨日はいろいろ御騒がせしましたが、とりあえずレス。 

To 砂漠谷さん 

結果として砂漠谷さんの説を取り下げさせるような形に追い込んでしまった事はお詫び申 
し上げておきます。 
取り敢えず、基本コンセプトとして本田さんの挙げられていた理論(もうHP上には復活 
しないだろうな)には砂漠谷さんと同じように反対でしたが、私はアスカにもレイにも特 
に際立った拘りがない為、批評・分析を行なう過程でそれを否定する事に躊躇しないんで 
すよね。私自身も、下のカキコで書いているように嫌いなタイプのFFが在りますが、そ 
れは個人の趣味、主観であって他人が口を出すところではない。まあ、「FFは楽しけれ 
ば良いが、批評はそうはいかない。」ってとこですかね。そうは言っても、FFも行き過 
ぎればただの自己満足になって、他人には認められなくなりますが。 

>「庵野コピー」 

EOEは「ああ、何て僕は可哀相なんだ・・・」に成るなという風にも取れますが、私の 
主観として、レイを全てを受け入れるグレートマザー的存在(EVAというアニメ)、ア 
スカを他人を罵る事や、傷つける事もする現実世界として、表現しているという風にも取 
れるのではないでしょうか。まあ、視点を変えればいくつでも見れますが、あれほど見方 
によって捕らえ方の変わるものは少ないのではないでしょうか。 

>「眠るな!敵はそこにいる・・・」 

あうっ。ある意味似た者同士ですね。敵を見つけるとどうしても倒したくなる。それが途 
中まで味方であっても敵性体だと判断した時点で攻撃しますからね。戦略シミュレーショ 
ンゲームなんかやるとこの傾向が顕著に出ますので自分でも理解はしてるんですが。 

>自分の中の「理想」だの「真実」だのを表現するなんざ、やるだけ阿呆、って気がしま 
>してね。 
>嘲笑われるのがオチやもんな 

これについて関連があるかどうか知りませんが、私も知っている事で1つほど挙げときま 
す。 
以前、ある海外の世界的演奏家か指揮者の方(訳をとった記憶があるので)が、 
「私も昔、完璧な演奏を追い求めてきた。だが、ある日気付いた。『完璧な演奏など存在 
しない。そこにあるのはただ人を感動させる音楽だけだ。完璧の向こう側を見つける事、 
それが真実だ。』」 
みたいな事を言ってました。訳自体はあってると思いますので、役に立ちそうだったら役 
立てて下さい。 

To MEGURUさん 

MEUGURUさんが制度に対する仮説を挙げられている件に関して、海外の多くの大学と共同 
研究をしている大学の人間として知っている事をいくつか挙げます。 

>学歴社会の反対は貴族社会? 

普通に考えればそうなんでしょうが、現在は工科系の世界においては欧米的能力主義が 
大きなウエートを占めはじめている。何故かというと会社側が欲しいのは学歴ではなく 
能力ある人間、もしくは今はそうでないがこれから磨けばより光る可能性のある人間で 
あるからです。 
具体例を挙げると入社試験時に出身大学名などの履歴を書かない、また新入社員を採ら 
ないで能力ある中途採用者を採る企業が多くなってきた。これは、実際に企業の人事部 
長やトップの人間が言っている事なので事実であると思われます。 

>東大を出ていれば学術能力は勿論、人間性も高い 

こんなことを考えているのは日本人だけではないだろうか。海外における東大に対する 
認識は結構すごいものがある。工科系の大学はだいたいアメリカのMITを頂点とする 
と認識している人が多い。その人達にとってみれば、東大は日本という島国にある一地 
方大学に過ぎない。 
そんな大学よりも、できる人が居る大学と共同研究をしたがる人が大半だ。 
当大学でも今年から国家プロジェクトの一環として国内・海外の多くの大学・研究者と 
共同研究を新しく行なうが参加者の名前ははっきり言って信じられないほどすごい人が 
集まっている。 
専門外の為、自分にはあまり関係がないので誰が参加するか全然覚えていないが、プロ 
ジェクトの責任者である教授から、個人的に説明を資料付きで聞いたときは自分の目と 
耳を疑ったものだ。はっきり言って大学名だけで判断するならばこれだけの人が共同研 
究のパートナーとしてやりたいと言うとは絶対ありえない。 

国内でも、現在大卒と大学院修士課程(博士課程前期)卒では入社時における入り口や 
その後の待遇は全く違う。たった2年の差で、一生を左右する事態にも成り得る。どこ 
かは忘れたがある企業では、大卒で入社してきても、光るものがあったときは会社が学 
費を出して大学院に行かせる事もやっている。 
結論として現在は東大卒よりも、どこにあるか知らない大学院卒の方が優遇される事は 
事実です。 

>心理学の王道本 

具体的に誌名まで挙げて下さってありがとうございます。今日の帰りに本屋に寄ってみま 
す。大学の図書館になく、気に入れば購入ですかな。ただ、広く浅く穴だらけではまずい 
ですよ。誤った知識を身につける可能性がありますので。 

To T.OKAさん 

> 鯖さんが解き明かそうとしているのは、「レイがシンジの逃げ場であったという点を 
>強調」している「結果」ではなくて、何故作者がそれを「強調」する必要があったのか 
>という「原因」にあるととりましたが、それを「結果だから」と答えられたら困るでし 
>ょうね。 

言われている事はわかりますし、納得もしました。私の考えとしては、アスカがシンジに 
逃げ込めなくなるようにしたとしか言いようがないです。ただ「何故か。」と聞かれてて 
「アスカがシンジに逃げ込めなくする為に、そうする必要があった」としか答えられない 
です。だって、どう考えてもわかりませんから。 

>客観的判断の欠如? 

EVAを分析した時の方法についてはほぼ間違いないです。 
ただ、砂漠谷さんの本田さんに対して分析を行なっている点に関しては、他のカキコで砂 
漠谷さんに申し上げているように、「なぜアスカやレイを基準に持ってこなければならな 
いのか。それでは堂々巡りだ。もっと客観的視野を持たれる必要があるのではないか。」 
と、言っているだけです。その過程において、砂漠谷さんの展開しておられた論理にある 
多くの穴について指摘してきた為にそう感じられたのではないでしょうか。 
今回、心理学における知識の差がプロとアマほどの開きがある砂漠谷さんと私の関係で、 
砂漠谷さんの論理を結果的に潰して仕舞ったように、本田さんの挙げられていた論理もそ 
の程度のものと思っています。本田さんの論理を否定するならば、主観を排除して客観的 
に見れば、多くの専門知識を必要としないで否定する事は出来たのではないでしょうか。 
書き方がまずいと思いますが、ご理解いただけますでしょうか。 

To フランソワさん 

姿を見られないと思っていましたが、御病気でしたか。ご無理はなされずに全快してから 
またカキコして下さい。


【名  前】フランソワ 
【タイトル】ちょこっとだけ 
  03/24 04:24
Mail: kohei@ta2.so-net.ne.jp 
URL: http://come.to/frankena
【メッセージ】 
げほげほ…わたくし、今不治の病にかかっておりますの…何人かの方にお気遣いして頂けるのはとても嬉しいのですけど、ほら、最近書き込み自粛ってはやってるし?(吹き矢で打たれる) 
そじゃなくて。レスもたまればたまるほどめんど…違う、えっと、とにかくちょっと病気で。 

で、何ですの、知らない内に砂漠谷様が断筆宣言!?(^^;;; わたくしが寝てた間に、一体何があったというのかしら… 
だめですわよ、連載途中の作品がありますもの、簡単に辞めさせる訳にはいきませんのよ。げほげほ。 

うっ、薬が…


【名  前】鯖 
【タイトル】をかえりなさい。 
  03/23 23:54
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
MEGURUさん、お帰りなさい。残念でしたな、いろいろアクシデントが・・・ 
ロワールの魚介類、パリの三つ星、現地の気候でのむ、極上の酒・・・どない 
でしたか(笑)「むー」氏の容体、どうですか?まゆまゆのおみあげ、買っ 
てきました? 

どうも、愚痴っちまったみたいですね(反省・・・実はまったくしていない 汗) 
自分と世間が嫌になったのか、ぐだ巻いてますが・・・(庵野症状)いかんな。 

ま、あれが失敗作かどうかはさて置き・・・概ねおっしゃる通りですな(笑) 

過剰反応、ま、そうでしょうね。あれだけなら。呆れはしたけど。 
「もったいねー!!」てのは拭えませんが・・・まあ、千載一遇の豊かなイメージを 
溝に捨てるのもヲッサンの勝手といってしまえばそれまで。 

「トップ」以上のラストになると思ったのになぁ・・・(あれはキヤラクターには何の思い入れ 
もない、と言うか全く趣味やないが、凄く感動した・・・)まさか、乾いた嘲笑をしてしまうとは・・・ 
(今、変換したら趙紫陽と出た、いきなり・・・毛沢東、林彪、劉少奇、朱徳、周恩来、おおーどれも 
一発やん!江沢民、李鵬、そろそろやめとこ・・・汗 張学良・・・)泣けるかと思ったら・・・ 

やっぱり誰かが管理してやらんといかんか(プロデューサーにむかんのよな・・・社会常識が無いから) 
「自分の作品が商売にされるのが嫌」?だから「商品にならないようなものを造った」?なめとんかい・・・ 

自己啓発なんざ、人に言われんでも勝手にやっとるわ! 

んなこた、どーでも良いとして・・・ 

うん。あれだけなら、黙ってたでしょうね。多分。俺自身ちょっち「入れ込み」きついかな? 
って思ったし。ほろ苦いおもひでにしてしまったかもしれない。 

あのラストを持ち上げるフェミニスト(またか)や評論家、その「自己憐憫」が世間に蔓延 
しなければ。しかし・・・。だから、つい、「お前ら、それは違うぞ」てねぇ。 

あれは「負け犬の自嘲」を映像として焼き付けた、て意味ではたしかになかなか。けどね・・・ 

「こうなるな」つっーとるものにかぶれてどーするよ・・・見事なまでの逆効果。「俺みたいになるな」と言う 
せめてもの良心(でもマゾヒスティックなナルシー・・・で気持ち良さそうにをなっとったな)の筈が・・・ 

結果として「庵野こぴー」大繁殖。「ああ、何て僕は可哀相なんだ・・・」いや。きもちわるい。 

それに異を唱えれば唱えるほどはまる、「マゾヒズムとナルシズムの落とし穴」・・・ 

悪循環。(本田式は見事にこの図式にはまった)なら、批判していた大元に真実は?逃げ出した所に 
真実があるのでは?まぁ、いいんですけどね。んなこた。 

現実、他者の皮を被った、「自己憐憫」・・・きもちいい?そりゃ、きもちよかろーな。 

ベトナムでも、アフガンでも、最強の兵器はドラッグだった・・・「快楽」に勝る武器はありませんね。(これ、面白いよな) 
市場原理は全てを侵蝕する・・・そうですね(笑)結局は「狐拳」やもんな・・・ 
(権力(思想)は金に弱く、金は暴力に弱い。暴力は結局権力に弱い・・・) 

それでも、撃たずにはいられない、か?所詮 食物連鎖の一環に過ぎんにも関わらず・・・ 

動物としての本能が、駆り立てるんですよね、何故か・・・「眠るな!敵はそこにいる・・・」てね。 

同じ循環にはまりたくないからかな。「世間に対する異議」が原因で、受け手に、それは違うとか 
言おうとして、結局は状態を悪化させただけなのに、それに更に異を唱える事に、なんの意味があるのか・・・ 
「理想」なんかでは、絶対に人は動かない・・・快感原則だけが、人間を駆り立てる訳ですからね・・・ 

そう思ったら、空しくなって来た・・・一番馬鹿じゃないですか、俺って。こんな無駄な事して。 

自分の中の「理想」だの「真実」だのを表現するなんざ、やるだけ阿呆、って気がしましてね。 

嘲笑われるのがオチやもんな。であ。


【名  前】MEGURU 
【タイトル】帰国 
  03/23 22:07
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
色々事情があって帰国。予定より出発が5日遅く、1週間早い。要因は同行者。インフルエンザに気に入られた挙げ句、ダレスの裾を踏んで転がり落ちて骨折。本人と医者は否定しているがDNA根本的に間抜けにできているに違いない。 
とりあえず、7歳児とその一党の家で夕食を取り、先程帰宅。メール42件は見る気もしない。年度末ということもあって郵便物も山積みだ。 
細かいレスをチェックするには疲れているので飛ばし読み。どうやら砂漠谷氏がやや落ち込んでいるらしい。物事を突き詰めるのにはパワーを使うから、単に一時的に疲れているだけかもしれない。 
しかし、今まで威勢の良い発言をしていた人間が急にしおらくなると、色んな意味で溜息を吐きたくなる。反省は自分の中だけで、謝罪は金と形式でやるのが妥当なところだ。他人に反省をさらけだすのは自己肯定を求めているだけだし、心から謝罪することは困難というより不可能だ。 

まだLAS&LRS論議が行われている。ネタがつきないというのは結構なことだ。ただ、話が発展していくというのはその問題から離れていくことを指す場合もある。何か事件が起こると評論家達が自説を事件にのっけてしゃべり出すことがあるが、それに似ているのかもしれない。 
誰でも分かることだが、エヴァには「人類補完計画」を軸とした謎解き部分と「シンジ成長物語」を軸とする精神世界が両立している。テレビ本編に置いては庵野は後者を優先させたわけだが、様々な批判を浴びてなんとか双方の解決を目指す映画を作った。 
俺は雑誌のインタビュー記事をほとんど読んでいないので庵野氏自身がどう語っているかは知らないが、EOEは別に失敗作ではないと思う。強引な展開と不完全な部分はあったが、これはどの分野のどの作品にも言えることだ。 
EOEの後、庵野氏に対する抗議の声を挙げた連中は「この自分の満たされない心をどうにかしてくれ」と叫んでいるだけに見える。「アスカが(レイが)かわいそうだったから補完をする」という人も同類だ。 
上記の人々はエヴァ世界を自分の中に投射し、大切な物(アスカ&レイという偶像)を勝手に作った。そしてEOEが心の偶像を傷つける物であると分かると、自分の宝物を勝手に壊された子供のごとく泣きわめく。無駄なこと、無意味なこととは思わないが過剰反応に見える。 

>砂漠谷氏 
なんだか苛立っているように見える。LASや本田氏の言説とは関係なく。当てはまるかどうかは不明だが、仮説を1つ。 

「制度を破壊する」WDの先行編で氏が述べている言葉である。民主主義、人権思想、平等主義、平和。制度とは多種多様で強大だ。制度を批判することも、結局は制度を自浄・強化する役割を担っている。 
具体的な例を挙げると学歴社会だ。学歴は今様々な批判を浴びている。「東大をでても大蔵官僚のモラルは最低だ」「学歴が高くても実社会には役に立たない」等々。しかし批判者はより優れた学歴社会(東大を出ていれば学術能力は勿論、人間性も高い)を求めているだけの話であって学力によって優劣が付けられることを批判しているわけではない。学歴社会の反対は貴族社会(学歴ではなく、血によって地位が決まる)である。又は神秘主義が思考する社会だ。 
氏は「制度を破壊する」と言っているが、制度は思いの外強固であることが苛立ちの原因の1つ。 
そしてもう1つの原因は、制度の破壊は資本主義が勝手にやっているということだ。思想家や宗教家が制度を破壊しようとしても、市場原理の方がもっとはやく制度を崩壊させていく。 
例えばフェミニズムだ。女性運動家が主張しようが、父権復古主義者が騒ごうが、関係なく市場原理はフェミニズムを解体している。市場原理は女性の胸に、性器に、ヘアに、SEXに、フェラチオに否応なく値を付ける。 
言葉で、主張で、理論で解体されるものなどないのかもしれない。いくら物事を論理的に突き詰めて叫んでも無駄。すでに市場が解体したゴミ漁りをしているに過ぎない。 
これが2つめの要因。 
全ての学者・思想家が直面してしまうパラドクスだ。まあ、思想家が存在自体無意味と言っているわけではない。現実と認識のギャップを埋める作業は必要だ。下手に市場原理に対抗しようとすると神秘主義とファシズムに走るしかないと思う。 

少々話がそれた。俺の自説を「砂漠谷氏が断筆宣言?!」という事件にのっけて喋っているだけだから、無視しても構わない。 

>T・OKA氏&F・B氏 
心理学の王道本について。3系統にわけた中でおもしろかった本を少し。あくまで俺の感覚。 

1,理論書 
フロイトとユングについては色々でているので書店で見て自分で選ぶのがいいと思う。 
「DSM-4精神疾患の分離と診断の手引き」医学書院 
人格障害について詳しく書いて有る。ただし、ほとんど専門書。難易度高し。 
「図解 精神病診断マニュアル」同文書院 
広く浅く穴だらけ。系統立っていない。趣味程度にはこのくらいがいいかも。分かったような気になれるといっては失礼か?2,3時間で読める。 

2,社会事件を取り扱った物は多すぎるので削除。オウム、神戸事件、とにかくこの手の本はあふれている。アダルトチルドレン関係の斉藤学氏の著作はおもしろいかも。 

3,脳神経学・生物関係 
「唯脳論」青土社 
おなじみの養老孟司氏の本。文系人間でも楽に読める。広範囲な応用が効く。 
「脳死体験」中央公論社 
立花隆氏の著作。すでに読んでいるかもしれない。心理学とは離れるが、意識の所在を理解するには脳死に関する基本的な知識は必須。 
 

>フワンソワ 
死んだか?それともフランクフルト(だったっけ?他の強打)の登場か?ま、どっちでもいい。


【名  前】uma 
【タイトル】ちわ。 
  03/23 21:36
Mail: uma_to_ami@sco.bekkoame.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
to 鯖殿 
う〜む、とりあえず、儂は・・ 
小説の続きが楽しみで気になるであります・・・

【名  前】T.OKA 
【タイトル】何て長いレスなんだ!自分のSSはどうした?その2 
  03/23 19:36
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
 これも完全に流れに取り残されている気がするが・・・ 

BLEADさんへ 
>反LASのページでは、秘密結社に対する単純な繰り言を行っていたのだが、実際問題旗揚げの火薬は(秘密結社は起爆剤) 
>「LASを名乗っているものに、つまらないものがあまりに多いから」 
> 自己宣言型、だろうか? 以前にここでも書いたが「自分はLAS書きです」とか書いている人間が現れ始めた頃、俺個人の 
>考えだと「LAS書きという言葉を言い訳に、小説を書けない小説書きが大手を振った」という……かなり言葉として錯乱して 
>いる(苦笑) 
 或いは 
>1.アスカとシンジが最終的に結ばれた。 → これはLASだろう。 
>2.これはLASだから → アスカとシンジが結ばれる。 
>「2」が増えてきてから、なんだか第一話のあとがきで「LASです」と一言かかれただけで結末を言われたような気にもな 
>ってしまって……確かに過程を楽しめるかもしれませんが、オチの判ってるギャグって笑えてもどこか冷めてしまうでしょ?  
>だから無い方がいいのでは? と思いました。 

 に、ふむふむと頷く自分がいる。 
・基本的な構成や文章なしに、読まされるのはたまらない。(長編の場合で、初回から最終回まで 
 一貫するのが難しくても、1話毎とか3話毎とかくらいでまとまっていて欲しい。) 
・結末ありきで、途中経過は手段に過ぎないと宣言されるのは確かにつまらない。 

>FFって、文章に自信のある人が始めたその人なりのファン活動だと思います。絵を描くことに自信のある人が、自分なりの 
>構図でそのキャラクターの絵を描くのと同じであると俺は考えます。 
 文章に自信のある人が始めたのに、今では、そうじゃない人もやっている>私も(笑)。 
 でも、突き詰めれば、ファン活動に過ぎないという点には共感ありますね。 
 だから、あんまり他人の趣味にあれこれ口に出しても虚しかったりするけど・・・ 

F・Bさんへ 
>依存対象に関しては、レイがシンジの逃げ場であったという点を強調しているんです。 
>レイがシンジの逃げ場でなければ、アスカがシンジに逃げ込む事が可能になるかも知れな 
>かった。そしてレイを逃げ場として選択していなければ、アスカしか逃げ場がなく、さら 
>にアスカが放浪中に探そうともしないで、ミサトもありましたが、「綾波が恐いんだ。」 
>とアスカに逃げ込もうとはしないでしょう。まあ、結果論ですけどね。 
 まさに、これは、結果論ですね。 
 鯖さんが解き明かそうとしているのは、「レイがシンジの逃げ場であったという点を強調」 
している「結果」ではなくて、何故作者がそれを「強調」する必要があったのかという「原因」 
にあるととりましたが、それを「結果だから」と答えられたら困るでしょうね。 

>たのですが本田さんはアスカに砂漠谷さんはレイに拘り過ぎていた為に客観的判断が出来 
>ていなかったのでは。 
 というより、上の例に象徴されるような、お二人とF・Bさんとの受け取り方の違いに思えます。 
 F・Bさんは、エヴァを見てキャラの立場に立ってどういう選択肢があったのか、その理由 
は何か?という点で物語を見ているのだと思います。(違っていたらご免なさい。でも、私も、 
基本的に物語はこのように読むべきだと思っています。) 
 他方、本田氏と鯖さんは、それぞれ、庵野監督の描くキャラ、本田氏の描くキャラの後ろに 
作者の作為を濃厚に感じて、何故、作者はこのようにキャラを動かす必要があったのかという 
点を論じているのだと思います。そして、作者の思惑を解釈するにはかなり心理的な側面に 
踏み込まざるを得ないということだと思いますが、どうでしょうか? 
 ただ、私には、庵野監督や本田氏の心理に踏み込んで一体何をしたいのか分からないので、 
ちょっちその活動についていけないのですが・・・ 
 

フランソワさんへ 
 最近、お声が聞けなくて寂しいです。是非、ながーいやつを聞かせて下さい。


【名  前】T.OKA 
【タイトル】何て長い書き込みなんだ!自分のSSはどうした?その1 
  03/23 19:35
Mail: t-okazak@tkb.att.ne.jp 
URL:
【メッセージ】 
 完全に時期をはずしているかも・・・ 

鯖さんへ 
EOE以後のLASが嫌い!その宣言に、一部頷く自分がいる。 

 何ででしょう? 
 私は、鯖さんのような心理学的解釈はできないので、博物学的・分類学的・歴史学的(本当か?) 
考察を加えてみました。 
 題して、誇大妄想「エヴァFFからSSへの系譜(学園、ギャグ、18禁無視版)」 

 第一代 TV本編放映中からデスまでの間(いわゆる本格FF時代) 
   加地さん(錬ゲン)・神泉さん(アムリタ)など、古典SFやジュブナイル小説の色を 
    濃く残す一群の作品。キャラや設定をエヴァから借りてきているが、そうでなくてもきっと 
    読ませただろうなと思わせる本格FFの時代。(ニフティのFancrea中心?) 
     ただし、一部に、熱狂的キャラ賛美のSSあり。 
    TV後編の暗さにはどちらかというと批判的な感じか? 
    この時代の本格FFは読ませますし、内容を忘れないのに、再読に耐えるもの多し。 

 第二代 TV本編終了後から最近まで(イタものと激甘LASが中心だけど百家争鳴時代) 
     とにかくエヴァキャラであることに拘って、そこから物語を始めた作品。 
  玉石混淆で、たくさんの素晴らしい作品ともっとたくさんのなんじゃ?という 
  作品が書かれた時代。 
     作者は多すぎてあげられない感じ。 
   TV後編、デス、EOEに比較的肯定的な受け止め方? 或いは、反発しても 
  それを正面から受け止めなんとか補完しようとする? SSが多い。 
     例えば、TV版24話前後からのパラレル・ストーリー(夏への扉)、EOE後の 
    世界を何とか描こうとする作品(ある神話、二人の補完)などがこれにあたる。 
   或いは、完全に逃避してしまうSSも多数。(ここら辺が激甘LASか?) 
  (ニフティのSGAINAXとウェブ中心?) 
     この時代の作品にも、とっても良いものがあります。特にイタものに多いのは気の 
    せいではないと思います。逆に、初期の頃ののびのびとしたジュブナイル感が失われ 
    ているのが私には悲しかったりします。 
     他方、内容の印象が薄く忘れやすいか、内容を忘れないものは再読に耐えないもの 
    も多く、怒りさえ覚えることもあります。。 

 第三代 EOE終了後から 
   EOEショックも一巡し、TV本編を見たこと無いけどというファンが立ち上げ 
  始めた感のあるウェブも多数。 
   TV本編放映時の熱気とライブ感覚や、庵野の思惑とファンの思惑のずれに悩んだ 
  ことが現実のこととして感じられない作者によるSS多数。 
     例えば、七つ目玉、1999、大学生シンジ、など何か、エヴァの本編に沿いつつ、 
    でも拘らず、自由な解釈で物語を展開しているように思えます。 
(ウェブ中心?) 
     これから、じっくり読んでいきましょう。 

 これは、EOE以後からエヴァSSにハマッタ私の分類ですから、よく知っている方には、 
全然違うという感じもあると思います。 
 その辺についても、お聞かせ願えるとありがたいです。 

 とここまで、書いてあっぷしようとしたら、鯖さんのTV版総括&ライブ感覚批判を読んで 
なるほどと思うことしかり。 
   
 私も、第1話をビデオで見たときは確かにこれは・・・と思いましたもの。 
・・・で、ヤシマ作戦までマジに感動した口ですからね。 
(日本中の電気にはちょっと引きましたが・・・) 
 で、25話、26話を見たときは、脱力。 

 ところで、鯖さん、作家廃業は構いませんが、「白銀・・・」と「リバース」を書き上げてからにして下さい。(マジ) 
 もし、本気なら「リバース」の方は、めぞんで売りに出すように。(笑) 
 白銀は、鯖さん以外に書けそうにないからいいです。


【名  前】F・B 
【タイトル】FFと批評の違い 
  03/23 19:01
Mail: fb@calcio.club.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
F・Bです。 

度々すみません。帰る前に一言。 

おかしい所があったので削除して書き直しました。 

To 砂漠谷さんへ 

創作活動についてはこちらがどうこう言える立場ではありませんが、砂漠谷さんの書かれ 
るFFは情景描写がうまく描かれていた為好きでした。できれば考え直して欲しいのです 
が。 

とりあえず今までの事をまとめると、FFは主観、好みで書かれるものですが、批評はそ 
うではありません。 
批評を行うためにはまず自分が中立な立場にいる事が条件となります。そうしなければ客 
観的に判断できないからです。それが出来ないと自己の理論に穴が空き放題になり、批評 
をしている意味が無くなります。 
批評するのもされるのも人間ですから完全に客観的な立場で批評する事は出来ませんが、 
他人の批評をするならば客観的視野を持てるようそれなりの努力をする必要があります。 
その為には自己の信ずるものを否定する可能性がある事を覚悟しておかねばなりません。 

前に書いた通り、今回の砂漠谷さんの本田さんに対する批評はそこがうまく行っていなか 
ったのでないでしょうか。自己の考えと異なるものを打破しようとする所まではいいので 
すが、自分の信ずるものに拘り過ぎている為に客観的に判断できない、つまり「他人のミ 
スは認めないが、自分のミスは認める。」ような形になっていたように思えました。 
本田さんの理論が破綻しているのも、氏がアスカに拘る余り、客観的視野を持つ事が出来 
ていない為です。まあ、あの理論は極端ですが。 
取り敢えず、これが自己分析が難しいと言われる理由の一つです。 

文章が硬くなりましたが、FF書く場合と批評をする上でのスタンスの違いについてに書 
いたつもりです。


【名  前】F・B 
【タイトル】関さんありがとうございました 
  03/23 17:59
Mail: fb@calcio.club.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
F・Bです。 

To 関さん 

>「あなたは死なないわ。私が守るもの。」 

私が間違ってました。関さんの論理で正しいようです。客観的に事実を指摘してるだけな 
ので、主観は入ってないように思えますけど。 

>「綾波って(<ーーこれがあったような)なんか、お母さんって感じがした」 

あうっ。なんか記憶違いしてたですね。間違いを指摘して下さって有り難うございます。 
「綾波ってなんか、お母さんって感じがした」で正しいです。私は、あのセリフには言葉 
以上の含みはなく、ただ綾波レイにシンジにとって母親のような雰囲気を出させるための 
ものであったと思っています。 
これは主観ですが、そうしなければならなかった理由としてここでこっそりレイがユイの 
クローンである事を匂わせていたというという風に捕らえる事も出来きるのでしょうか。 
それが成り立てば、ここで後で使う伏線を張っていた様にも取れるんですが。 
といっても、レイがユイのクローンであるという仮説が成り立たなければ全てが崩壊する 
欠点を持ちます。 
でも、実際の所どうなんでしょうか。レイがユイのサルベージ時に生まれた存在である事 
は分かっていますが、レイとユイがまったく関係のない存在ならば、初号機とレイ、零号 
機とシンジのシンクロは成り立ちませんよね。 
結局の所こういう事だから、謎が謎を呼ぶEVAって言われるんですよね。


【名  前】関 犬輔 
【タイトル】鯖氏の発言にに寄せて&ちょいレスtoF・B氏 
  03/23 17:20
Mail:  
URL:
【メッセージ】 

 掲示板を覗いたら、なにやら妙なことが発生している。 
 to鯖氏 

>まじで、断筆して一読者にもどろうかと思案している 
のだが・・・ 

 鯖さんが考察を続ける内にある種の「結論」なるものに到達し、それが 
鯖さんから創作意欲を奪ったということだろうか。 
 それとも「綾波レイ」に対する拘りそのものが失せてしまったのか? 
 どちらにしろ鯖さんのFFを(別名義で発表された物も含めて)楽しみにしていた 
私にとっては大変に残念なことだし、悲しむべき事である。 

 個人的には鯖さんの書くFFはLRSの中では結構高い水準に達していると 
思っていたのだが。私はいわゆる「綾波派」なので客観的な視点(綾波とアスカ、 
どちらのファンでもない人)から見て面白いかどうか、と言うことは 
判断が付きかねるが少なくとも鯖さんの作品内における兵器・暴力の描写や 
思想的な主張はエヴァ小説の中でもある種突出した地位を得ており、 
私はそこに惹かれて鯖さんの書くFFを読んでいたのだが。 
 つまらない、或いはくだらない、と思っていたらこんな事を書いて引き留めようとも 
思わないだろう。 

>これ以上文章を書く事に意味が在るのか否か・・・ 

 こればかりは外から何を言っても仕方がない事だし、それを突き詰めて 
いった果てに鯖さんがFF作家廃業、というのなら私には口を出すことは出来ない。 
 個人的には何とかFFを書き続ける方向に考えを持っていって欲しいのだが・・・。 

 to F・B氏 

>EOEを除くと、ヤシマ作戦のときのレイの「あなたは死なないわ。私が守るもの。」と 
>いうセリフなんか「母親が子供を守ろうとする意志の表れ」というのようにとられている 
>のではないでしょうか。 

 「あなたは死なないわ。私が守るもの」 
 このセリフほど誤解を受けたセリフも珍しい。 
 この言葉を吐いた時点でレイがシンジのことをどう思っていたかは 
不明だが、少なくとも好意的には見ていなかったのではないだろうか? 
 裸を見られようが歯牙にもかけず、ゲンドウをけなされると平手打ち。 
 レイがシンジのことを「息子」として見ていた、と言うのは論外だろう。 
 クローンとは言っても人格と魂は別物だし、第一自分が腹を痛めて 
生んだ訳でもない同い年の少年を自分の子供と認識できる女性が 
果たして存在するだろうか?(アニキャラだからいいんだ、とか言わないように) 
 レイが守ろうとしたのは「シンジ」ではなく「初号機を守れと言う命令」 
だったと思うのは主観の入りすぎだろうか? 

>「綾波ってなんかお母さんみたいだ。」は、そのままですね(笑)。 

 これって綾波の雑巾絞りをみたシンジの「なんか、お母さんって感じがした」 
というセリフの事ですかね?それとは別に本編のどこかにこんなセリフが 
あっただろうか?記憶にはないが・・・。 
 たしかに、シンジが無意識的に憶えているユイの姿をレイに重ねている、 
と言うのは筋が通っている。 
 このセリフは確かエレベーターの中でシンジがレイの事を「綾波って結構 
主婦とかが似合ってたりして」に続くはずだが、この時点ではシンジはレイの 
正体(母のクローンであること)を知らず、言葉以上の含みがあったかどうかは 
疑問に感じる。シンジが「綾波って僕のお母さんに似て 
るね」とでも言ったのなら 
話も別だが。


【名  前】F・B 
【タイトル】誤解です(訂正版) 
  03/23 15:13
Mail: fb@calcio.club.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
カキコして30秒後に訂正しました。 

To 砂漠谷さんへ 

そんな風に取れましたか。そういう風に書いたつもりは全然無かったんですけど、申し 
訳ないです。 

どちらか一方にのめり込んで好きなわけではないのでどちらよりでもないだけです。 
どっちも好きですので。 

ユイがレイに「あなたは私のクローンでないのよ。」みたいな事を言うSSは話の流れ 
からすると、不自然極まりない所でそう言わせてるから嫌いなんです。 
しかも、何故かが書かれていないし。しかもそれを言わない方が話の流れからして自然 
と思える状態でです。というわけで、そういうSSは嫌いなわけです。 

>「綾波レイ」と言う類まれなまでに完成された「女性像」 

これも、なぜか知りたいだけなんです。アスカ派でも綾波派でもない人は、どちらも性 
格は最悪と認識してる人もいますよ。実の所、挙げられている理由は納得の行くもので 
すし。 

取り合えずこれで誤解は解けるでしょうか。でも、解けそうにない。


【名  前】鯖 
【タイトル】追申 
  03/23 14:51
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
F・Bさん 

あの・・・申し訳ないんですが(汗)論旨からすると 
「ものだから人間に優しくされたり愛されたりする資格はない」 
「あんな訳の分からん怪物の何処が良いのか解らん」て事なんで 
しょうか?(どうでもいい、ってのは解ったんですが・・・なんか 
嫌いに近いような)


【名  前】F・B 
【タイトル】大変だ 
  03/23 14:44
Mail: fb@calcio.club.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
To 砂漠谷さんへ 

ちょっと待って下さいよ。私は砂漠谷さんの書かれるSSが下手だなんて一言も言って 
ませんよ。傾向としての話をしてるだけで、LRSは下手の横好きではうまく行かない 
ものだという事を示してるだけです。 
個人的にはめぞんで書かれてる本編系の連載の続きが気になってるんですから。 
文字化けはうまく見えない事は恐らくないので、気にしないで下さい。 
いろいろ設定代えて半角カナでも見えるようにしてありますので。 

気分を害されるきっかけを作ってしまったようなので、それについてはお詫びしておき 
ます。


【名  前】鯖 
【タイトル】残念ながら・・・ 
  03/23 14:28
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
F・Bさん、レスありがとう御座います。 

LAS批評、は無論、SS全般の執筆から撤退しようと思っています。 
作家廃業ですね。今まで書いたものも、削除してもらうかもしれません。 

おっしゃる、レベルの低さってのも、あたしみたいなのが居るせいで、 
他のLRS作家の皆さんの評価を下げてしまうって所なんでしょうね(苦笑) 

結論は、(やっぱり文字化けが恐い)いずれお知らせを。 

では。


【名  前】F・B 
【タイトル】レスかいてる間にカキコがいっぱい 
  03/23 14:12
Mail: fb@calcio.club.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
F・Bです。 

レスを書いている間になんかカキコがいっぱいあった。というわけで簡単にレス。 

To BLEADさんへ 

>LASの定義 

LASは高嶋さんの定義が作られています。意味は「ラブラブ・アスカ・推進委員会」 
だったんじゃないでしょうか。 

>SSの在り方? 

すごく賛同できます。私自身はSSは書きませんが馬鹿みたいに本を読んできたので、 
そういう点は結構浮き彫りに見えますね。 
どちらかというと、LAS(アスカ×シンジ)よりLRS(レイ×シンジ)の方が下手だ 
と思うSSが多いですね。しかし、割合的にはLRSの方がクウォリティの高いSSを発 
表されていると感じています。LRSは下手か上手いか、LASは上手いとも下手とも言 
い難い物が多いですかね。 

To 砂漠谷さんへ 

>「綾波レイ」と言う類まれなまでに完成された「女性像」 

下にも書いているんですが、主観論ですよ。客観的にはそうではないと思います。 
完璧に色眼鏡を掛けて物を見てますよ。 
なんか、喧嘩腰みたいに成ってしまってる。困った。


【名  前】F・B 
【タイトル】また長くなった 
  03/23 13:44
Mail: fb@calcio.club.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
F・Bです。 

いきなりですみませんが、どなたか「NEON GENISIS EVANGELION その秘密」移転先知りま 
せんか。今日行ったらまたなくなってたもので。 
あそこはEVAで明らかにされなかった謎について結構突っ込んだ考察を展開していて、 
しかもアスカ側でもレイ側でもない考察ばかりだったので結構良かったのですが。 

T.OKAさんが話題を変えようといっておられますが、中途半端になってるところだけレス 
しておきます。 

To 砂漠谷さんへ 

砂漠谷さんがLAS批評を止められる。もしかして私のせいですか(汗)。 
でも、現状では「地動説が真理」と考えられている世の中で「どちらの天動説が正しいか」 
レベルの批評になり得てる感は否めなかったです。どちらも結構、いいところを突いてい 
たのですが本田さんはアスカに砂漠谷さんはレイに拘り過ぎていた為に客観的判断が出来 
ていなかったのでは。 
それと、「なぜ「排他主義」および「依存的」になるのか。」わかった結論を出来れば頂 
けませんでしょうか。メールで送っていただいても今は読めますから。それと、この件に 
ついては掲示板には書きませんので。 

ではレス 

>被愛妄想 

アスカもレイも、シンジに対する要求のレベルが違うだけでたいして変わらないのでは。 
アスカは自分もシンジのように「誰にも愛されなかった」からそれを求めただけではない 
でしょうか。といっても、どちらもそんなことはおくびにも出しませんでしたが。 
シンジは今まで誰にも愛されなかったから、愛されたいという欲求を持ってもおかしくな 
いですよ。これは両親が大会社の社長などで子供時代、両親の愛に飢えていた人がよく陥 
る例があります。 

>綾波的性格の女の子 

綾波レイが物静かで、変わってるところは認めますけど。どういう点で優しいといえるん 
でしょうか。少なくともシンジが怪我したときにいつもベッドのそばにいたのはパスです 
ね。あれは優しい云々ではなく、なぜかそうしなければならなかったと思う、でしょう。 
どうしてかは、下の方に書いてあります。 

>只、アスカみたいのはシンジの様な男には眼もくれんでしょう(笑)普通は嫌がるよな 

トラウマを持ってないという条件の下で現実にはそうでしょうが、ただあの場合は「誰に 
も愛されない」という同じトラウマをもっている過程があるので一概にはそうといえない 
でしょう。 

>庵野の復讐説 

世間一般では「実際にみや○ーにふられたから、EVAの中でみ○むーに復讐した(伏せ 
字になってない(笑))」なんて言われてますけど。それがあのアドリブ「気持ち悪い」 
になったって聞きました。確証はないので違ってたらすみません。 

>LDは見てない(期待してない)けど、依存対象と言う程接蝕しとったかな?姫が一方 
>的に気にしていたような気が・・・(気づけ、この鈍シンジ!!) 

少なくとも、恋愛感情ではないでしょう。今までゲンドウ以外誰も深く接触してこなかっ 
たのに、シンジが接触しようとしてしたから気になっただけでは。言い換えれば、「どう 
して私にかまうの。」(<ーーもしかして方言ですか(汗)。)ぐらいですかね。 
後は、「何か気になる」ですか。これはレイがユイとなんらかの関係があるからではない 
でしょうか。レイはユイのサルベージ失敗のときに生まれましたので。 
ちなみに、「赤の他人」と「自分の全く知らない生き別れ」の場合、後者はなんとなく気 
になるそうです。私は体験した事はありませんが、「血が引き合う」みたいな事が実際に 
あるみたいです。 

依存対象に関しては、レイがシンジの逃げ場であったという点を強調しているんです。 
レイがシンジの逃げ場でなければ、アスカがシンジに逃げ込む事が可能になるかも知れな 
かった。そしてレイを逃げ場として選択していなければ、アスカしか逃げ場がなく、さら 
にアスカが放浪中に探そうともしないで、ミサトもありましたが、「綾波が恐いんだ。」 
とアスカに逃げ込もうとはしないでしょう。まあ、結果論ですけどね。 

LDは見られる事をお勧めします。TV版と頭の中で併せてみると、TV版だけでは不自 
然だったものが説明が行くようになります。少なくともvol.11はEOEにだけ通じる物で 
はないように感じました。まあ、vol.12はEOEにつながるように作られるでしょうが。 

>あの第三分室の寒々とした光景を見て、「僕がまもらなきゃ」と何故思えないっ!? 

普通は無理ですよ。砂漠谷さんが挙げられている例とは次元が違い過ぎます。 
ヒトだと思っていたものが、実はヒトでなかったと知ったんですから。 
後、在日朝鮮人の件ですが、砂漠谷さんの年代はどうか知りませんが、我々の年代はそん 
な事なかったですよ。 
中学のとき、在日韓国人のクラスメイト(男)がいて友人でしたから。最初は彼が在日韓 
国人である事を知りませんでしたが、知った後も知らない前と態度変わりませんでしたよ 
。逆に恥じる事ではないとみんな励ましてました。夏休みに韓国の祖父の家に帰るときな 
んかみんなに韓国の御国自慢を言ってましたし。ついでに、今でも仲良いです。 
今では、彼は自分が在日韓国人である事を大ぴらに言ってます。周りもそんなこと気に 
してませんし。確か今は立命館にいるんだったかな。 

>あの、違ったらすいません。F.Bさん、無所属とはいえ(どっちも特に好きではない 
>としても)姫の事嫌いでは?(汗) 

絶対ないです。下の方に書いているように「綾波派でもアスカ派でもない」だけです。 
ただ、ユイがレイに「あなたは私のクローンでないのよ。」みたいな事を言うSSは大っ 
嫌いです。そんなことを言わせると、いままでいい感じで来ていてもそこでSSのトーン 
がガクッと落ちますので。思ってても、そんなことはSSに書いて欲しくないです。 
どうしても書きたかったら、きちんと納得のいく説明を付けるぐらいの配慮が欲しいです 
。 
最近まで、綾波にはポエムが似合うと思ってましたが、アスカにも結構似合う事を 
発見。認識を新たにせねば。 

>EOE、最後に生き残ったのがトウジと委員長だった・・・てんなら、 
>凄く納得がいくんやけどなぁ・・・(一番その権利がある) 

すごく面白い発想です。でも誰も書いてないのでは。もし誰か書いてたら教えて下さい。 

>カヲルくんを仕留めるのはアスカ 

えっ、カヲルくんってもともとはトウジの代わりに怪我をするのではなかったですか。 
記憶違いでしょうか。 

最後に、砂漠谷さんはある意味主観論が大きなウェートを閉めているように感じました。 
人間であるから主観はどうしても入ってしまいますが、もう少し客観的に見られればいい 
んじゃないんでしょうか。 
私も結構主観が入りますけどそれでもかなり客観的に物事を見てるつもりです。膝とアキ 
レスやるまでをサッカーでジュニア・ユース(Under 12)(代表じゃないですよ)にいま 
したが、どんな時でも冷静に物事を判別してたのでプロフェッサーなんて呼ばれてました 
(笑)。まあ、9歳(誕生日前だったので)でレギュラーに選ばれた上に、あまりに冷静 
すぎるので敵も結構いましたけど、それでもわかってくれる奴は結構いましたよ。 
所詮レギュラーに慣れなかった人や、年功序列的古い考えを持ってる人だけが理解してく 
れなかっただけで最終的には、実力至上主義でしたから。ただ、年齢が上であるというだ 
けレギュラーに選ばれると言う事はなかったですよ。 

おまけ 

以前「あなたはアスカが好きか、それともレイが好きか。」という統計をどっかが取った 
そうです。 
結果は、男性は綾波が、女性はアスカが好きだという人の割合が多かった。 
理由は、砂漠谷さん挙げられていた「レイは守られるもの」、つまり綾波は男性の保護欲 
を刺激するから、アスカは現実にそうでありたい(精神崩壊したいといってるわけじゃな 
いですよ)前向きに生きたい、が多かったそうです。ここにも、「どちらかというと男性 
はロマンチストで、女性はリアリストである。(多分本当)」と言う考えが出てますね。 

To 関さん 

>なぜ綾波が母性の象徴といわれるか? 

EOEを除くと、ヤシマ作戦のときのレイの「あなたは死なないわ。私が守るもの。」と 
いうセリフなんか「母親が子供を守ろうとする意志の表れ」というのようにとられている 
のではないでしょうか。 
「綾波ってなんかお母さんみたいだ。」は、そのままですね(笑)。


【名  前】鯖 
【タイトル】自分だけの真実、ね・・・ 
  03/23 13:42
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
BLEADさん 

拝見して、・・・思案しています。これ以上文章を書く事に意味が在るのか否か・・・ 

庵野秀明は自己表現として「シャシン屋」を選んだ、そして自分と周囲、受け手の 
関係が嫌になって破綻、でも、結局そこからはなれられない・・・ 

本田氏はFFで、自分にとってのEVAを完成させると共に、「運動」を布教する事で 
自分の世界を共通認識にしようと(世界の方を自分に合わせようと)試みて挫折した・・・ 

その「世界」を否定して逃げようとした庵野、「世界」を改変しようとした本田氏・・・ 

自分なりの「真実」を見つけた結果、ですかね・・・ 

なら、あたしは何の為に書いている?最初は、世間に広まりつつあった「綾波レイ」と言う 
類まれなまでに完成された「女性像」への偏見・誤解を打破・払拭したいが為だったような 
気がします。あれだけの「ヒロイン」は二度とは現れない・・・折角生み出されながら無駄に 
されてしまった、不出世の天才女優「綾波レイ」・・・彼女は二度と銀幕には上がれない・・・ 

破壊されてしまった「可能性」・・・一映画、特撮。SFファンとして、こんなに口惜しい事は 
無かった・・・あのオープニングから、フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンを選曲したエンディング 
まで、あの一話を見た時の「凄い物になる」と言う予感、そのイメージ構成の見事さ・・・ 
必ずや「自分の美意識を根底から揺さぶる、一生の作品になる」てね。 

見事に裏切られましたが。「勝手な勘違い」だそうですね。買いかぶっていた俺が阿呆なんですが。 
あんな下らないオチになるとはね・・・あんたは「自己憐憫とナルシズム」を見せ付ける為に、ここまで 
いろいろなものを無駄にしたのか?って言いたくなりましたね・・・ 

諦めればよかったんですがね。しかし・・・あのオチを持ち上げる評論家、流布する訳の分からん 
言説、挙げ句の果てに庵野はEOEでそれに躍らされる始末・・・その上・・・ 

皆であれを「百凡の物語」にして、それで楽しいのか? 

庵野の「自己憐憫ナルシズム」に共感する人達の、自閉した言説・・・ 

映画ってのは、芸術ってのはそんな下らない事の為にあるんじゃねえ!! 
あんた達は一つの「芸術」の可能性を殺しちまったんだぞ・・・下らんナルシズムに酔った挙げ句・・・ 

「自分が共感、救済されたような気になりたい」だの「自己救済の指針」だの、甘ったれるのも好い加減にしろ! 

・・・なんて言ってもしようがないんですけどね・・・ 

言うだけ馬鹿馬鹿しい、って事を、今更ながら実感してます。 

受け手に理解出来ない事を言うのも、求められてもいない物を吐き出すのも・・・ 

一人で喚く事は、ストレスの解消にはなりました。不満も、疑問も、ある程度 
吐き出しました。楽にはなったかな・・・でも、空しい。 

俺一人では「損なわれた芸術」の補完なんか出来る訳が無い。読者は、観客は、 
「可哀相な僕(あたし)を慰めてくれる」物を至上としつづけるだろうし、 
造り手はそのニーズに答える事に夢中になる・・・誰もそんな事に眼もくれやしませんよ。 
そっちの方が気持ち良いにきまってるもの。 

それが正しい、誰かが大声でそれを言ってしまった以上は・・・ 

俺の真実ってな、なんなんやろうね・・・あるのかな、そんなもの・・・ 

であ。


【名  前】鯖 
【タイトル】まじで、断筆して一読者にもどろうかと思案しているのだが・・・ 
  03/23 12:28
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
嫌気ついでに本編の構成を良く考えたら・・・あまりにライブ感覚。 

LDでなんとか無理矢理、筋道をEOEに合わせようとしとるらしいが・・・ 
(悪あがきも大概にせえよ 怒) 

どうせやるなら、いっそ19話以降全部作り直せぃっ(3年は掛かるな・・・) 
勿論 庵野抜き、(総監督 摩砂雪 脚本に、あさりよしとお辺りを呼んでくる、 
あ、総監督 幾原氏っつー手もあるな・・・) 

ライブ感覚な本編おさらい。 

1話からヤシマ作戦まで ハードSFな少年成長物語。暗いがシンジの性格は 
一番魅力的な時期(心に凶器を潜ませる、ニヒリスト 
で孤独な少年・・・ううっ、渋かったぞ、シンちゃん!) 

この頃が鯖は一番好き。 
 

どいちゅ娘来襲から やたら明るくなる(ぎゃるげーかラブ米にしか見えん・・・) 
「山、重い山・・・」まで でも、笑えるからまあ良し。一話完結うるとらまんシリーズ。 

シンジ君の女性ファンから「えっちげーむの主人公みたいな 
シンちゃんは彼じゃない!!」と言う非難の声多数。 

鯖も同意見。なんか、急激に「去勢」された様な気がするが・・・ 
しかし、あの「80年代うる星的ラブ米」こそ、「真にヲタクの 
求める世界」なんかもしれん。(自分で方向変えといてヲタク 
総括か?あのヲッサンは・・・) 
 

沈黙と嘘、から 庵野、侵入・・・しかし、話は本筋に戻るかに見えたが・・・アスカ、崩壊開始。 
加持が西瓜畑でせっきょー ラブ米で影が薄かった姫、出番が少し増える。急速に感情発達(こひするおとめ) 
庵野、「ヲタク的世界の崩壊」に着手するが・・・ 
 

いんとろじぇくしょん以降 男の戦い、において、やっと「反逆」・・・男としての自覚が芽生えたと思ったら・・・ 
(生ゴミ期) (未だ直轄回路が残って・・・畜生畜生畜生・・・凄く良かったのに 涙 あの侭その意 
を捨てなければ・・・)実際の所、ここでスタッフ、庵野共に力尽きたらしい・・・ 
以後、庵野急激にやる気なし状態へ。(伏線を放り出す)EVAの中で人格を乗 
っ取られたのか、サルベージされたシンジはすっかり庵野本人に・・・ 
以後、完全に役立たず(やる気なし) 

脚本構成段階では、アスカ人格崩壊も初代綾波絞殺も存在しなかった!! 
各話第一稿では、カヲルんを仕留めるのはアスカ、首を絞められたちびレイ、 
ナオコ女史が飛び降りたあと、息を吹き返し、辺りをきょろきょろ、となっている。 
つまり「二人目、三人目」てのは単なるその場の思い付き!?恐らく、二人目戦死も 
直前になって思い付いたに違いない(つまり・・・21話が出来るまでは綾波レイは 
「一人だけ」の筈だった)・・・(恐らく、涙、ではなく希望に至る病、となっているから・・・ 
レイ、本格的に感情を自覚する」の予定だったのではないか?)ひげ許すまじ・・・ 

ちなみにカヲル君は、その段階でも未だ「猫」が正体の予定だったみたい(一発キャラクター) 

で、あれ。 綾波は代替わりするし、アスカは崩壊するし、シンジは予定外の「親友殺し」で自滅・・・ 
これらが全て「その場の思い付き」・・・そりゃ、話が崩壊するわ・・・ 
 

それを棚に上げて「自己補完セミナー」・・・ 

んで、非難を浴びた挙げ句、今度は「辻褄合わせ あんど お前ら総括してやる!」のEOE・・・ 

あれにストーリーがあると考える事自体、あほらしくなって来たな・・・ 
(折角の伏線も子供だましのなぞ解きへ・・・空に浮かんだあのセフィロトは何?小学生でも書かんぞ 
あんなアホな事は。)19話以降は只の電波やもん・・・ 

やれやれ


【名  前】BLEAD 
【タイトル】レス…そして 
  03/23 11:59
Mail: blead@fat.coara.or.jp 
URL: http://www.coara.or.jp/~blead/
【メッセージ】 
なんか結構前の話になってしまったけど……レス 

T.OKAさん 
> そういうことなら、私は問題「大あり」人間です(笑)。 
 きっかけが、好きな娘に振り向いてもらうためだろうが、誰かに復讐するためだろうが、 
単なる八つ当たりであろうが、とにかく最終的に自分を高めるという行為につながるので 
あれば、O.K.などと考えている大バカモンです。 
 例えば、、何か人にはできないことが出来る原因が、「誰にもやめろといわれなかったから」 
でも「親が口うるさくて続けてきた」ものでも、身になりさえすれば、O.K. 

> 自分を鍛えた成果というのは、 
・結果的に思いがうまく通じなくても 
・復讐が遂げられなかったり、その空しさに途中で気付いても 
 ずっと後まで、残るものですからね。そして、それは形をかえて役に立ったりしますし。 

 あうっ 
 どうしても「努力しようと結果を出せなければ無駄」的な考え方をしてしまう自分が居るから……でもT.OKAさんのおっしゃることを肯定している自分も居る。 
 それが形として見えない部分の成長だからなのかもしれません。その結果としては無駄だった行為が何を自分に残してくれたかは、気付かないんですよね。形としては実を結ばなくても、それが次の自分の為の肥やしになるっていうのに…… 
 「女の子に好かれるために努力する」のがちょっと嫌だったのは…恋愛シミュレーションがはやっていた頃の俺の名残なのかも…… 
 

砂漠谷さん 
 行き着くところまで行きましたか。 
 専門用語なんかは殆どわからなかったので、口を挟むのは避けておりました。 
 「EoE」は庵野秀明総監督の行き着いた事実、「電波少女」が多分本田さんの行き着いた事実、双方結局元の場所に戻っている…… 
 「真実は人の数だけ或る、だからより深い真実を知りたくなる」 
 TV版26話で加持の姿を借りて語られた言葉。 
 砂漠谷さんは本田さんの真実をかいま見られたのだと思うのですが… 

>(正直な話・・・深く考えれば考えるほど、嫌気がさしてきました・・・FFってなんなのだろう、 
と言う辺りまで・・・もしかすると、書けなくなるかもしれないですね。) 

 FF(ファンフィクション)の執筆や同人活動って、非常に微妙なバランスの上に成り立っていると思います。 
 「それ」が自分の作品であるか、ただの真似なのか…といった風に俺は考えたことがあります。これ、未だ答えが出ないでさまよっています。 
 FFって、文章に自信のある人が始めたその人なりのファン活動だと思います。絵を描くことに自信のある人が、自分なりの構図でそのキャラクターの絵を描くのと同じであると俺は考えます。


【名  前】BLEAD 
【タイトル】付和雷同…自分に対するちょっとした疑問 
  03/23 11:58
Mail: blead@fat.coara.or.jp 
URL: http://www.coara.or.jp/~blead/
【メッセージ】 
 ちょっと付和雷同なんじゃないかな? 
 自分の発言を眺めながらそんなことを思う。 

 LASに関する考えは皆さん色々とおありだと思うのだが…そういやなんで、こんな風な定義というか分類ができたんだろう? 
 レイファンとアスカファンと言い方は悪いがその他(俺はそういう意味ではその他だと思う)、みんなががちょっとずつ毛色の違う作品を書いていた、はじめはそんなもんだった。レイというキャラクターを根底まで描こうとすると、どうやっても「人類補完計画」に関して触れることが多くなる。アスカの場合意識的に何故だかそれを避けようとしているようにも思う、……気のせいだと思うのだが。 
 まぁこれは、全部が全部だと言う訳じゃない、単なる「傾向と対策」的な考え方なのだけど。 
 「エヴァ小説」こう定義された小説群、初期に書き始めた人たちの中でその作品を完結させて、離れていった人達も数多く居た。大体丸二年、あの「自己啓発セミナー」とか呼ばれた新世紀エヴァンゲリオンの結末から二年、「EoE」で一応の決着を見た後も、未だこの世界は無くならない。これ実は結構異例でしかも重要なことなのかもしれない。 
 普通、短期間のアニメはそれが終わって一年もすると、殆どと言って良いほど話題に上らなくなる、一部の熱狂的だったファンを除いて。実際26話完結の他のテレ東系のアニメにこれ程の持続的話題性があるか? というと……はっきいって無い。続編の制作やOVAが出る場合に口に昇る程度のもの……同人誌自体の割合は減ったかもしれないけど、まだ出ているって話も聞くし……改めて考えてみると凄いアニメだったんだなぁ…とか今更ながらに考える。 
 二年たっても、エヴァンゲリオンというアニメは話題になる、これはある種脅威的でもある。あのアニメを見て傷ついた人も居れば一歩踏み出した人もいる、この辺千差万別なんだけど…それだけの力を持った作品だったということかな? (ちなみに俺は踏み出した…はずだったんだけど……結局踏みとどまっているなぁ) 
 鮮烈なストーリーを持ったTVアニメ、オタク世界全盛期に時期的には満を持して現れたある種時代を象徴したものだったから… 

 話がそれた。 
 LASとかその辺の話なんですが……「LAS」という言葉自体の生みの親は確か(このページでも書かれていたけど)高嶋さんだったかな? 元々は「ラブラブアスカ〜」……違ったかな? 確かアスカの気持ちをうまく書くとかなんとか……結構昔の話だから忘れた。そこから勘違いとかなんかで「ラブラブアスカ×シンジ」としたのが例の秘密結社だったのだが……秘密結社自体ほぼ壊滅しているようなもんだし、現在の主流は大甘LASらしい……。 
 俺が反LASを打ち上げたのが大体…秘密結社の宣言あたり、だったはず………現在大甘LASと分類されている部分が、纏まり始める前だったと思うんだけど……(俺が知らなかっただけ、の可能性の方が高い) 
 反LASのページでは、秘密結社に対する単純な繰り言を行っていたのだが、実際問題旗揚げの火薬は(秘密結社は起爆剤) 
「LASを名乗っているものに、つまらないものがあまりに多いから」 
 自己宣言型、だろうか? 以前にここでも書いたが「自分はLAS書きです」とか書いている人間が現れ始めた頃、俺個人の考えだと「LAS書きという言葉を言い訳に、小説を書けない小説書きが大手を振った」という……かなり言葉として錯乱している(苦笑) 
 漫画を書くには最低限度人物や背景を描く技術が必要、でも小説だったらパソコンのワープロ機能だけがあれば書ける………大嘘です。小説にも技術は必要です、物語を書くという上でまずアイデアが必要ですし、文章上の表現をするために言葉を知っていなければ絶対に書けない、物語を組み立てる頭と文章を組み立てる頭のふたつが必要となってくる。オンラインと言えど公共にて発表された小説は多くの人が読む可能性がある、だから少なくとも他人が読むに耐えるような文章を書かなくてはいけない。「書く」という行為自体が自己満足的なものであっても、発表した瞬間に「自分だけのもの」では無くなっていると言うことを忘れないでほしい。そしてできるならその小説が読者にとって実りの多いものであることを望む、毒にも薬にもならないものよりは、人によってどちらかに変わるものであった方が良いと思う。 
 Web上を「気楽にSSを発表する場」という発言をどこかで見たのだが…少なくとも発表した以上誰かが見るのだから、低い評価を受けるということも考えておこう。それと、当たり前のことだが面白い物語を書こう。シリアスにせよギャグにせよ面白くない物語なんてただの電磁記録上のノイズ(雑音)でしかない、短編小説といえど小説という一つの日本語文化であることを忘れて欲しくない、もちろん娯楽であることも。かといってノイズばかりだと読む気も失せるが(俺? 俺は人に読んでもらえるものを書くように努めている、もっとも俺のページは半ばKAZUさんのページとなってるが<笑>) 
 ある友人にこういうアドバイスを貰った「小説書きをしたいなら、沢山の小説をまず読め」と、確かに大量に読んでいれば(言い方悪いが)良い小説と悪い小説がわかってくる…ただし、読む小説にちゃんと「良い小説」が入っていればだが…富士見ファンタジアとかしか読んでない場合は、できれば他の出版社の小説も読んでみることをおすすめする。まぁ、そんな人は居ないと思うが。 
 小説を沢山読んで、良い文章表現を沢山読んで…そこから自分の文章を作っていく。真似か? と言われるかもしれないが、少なくとも原型の見えない色や細かい模様を利用した貼り絵状態のものなら誰からの文句も無いだろう。実際俺の書いた小説を読んで、どこの文章表現が誰の真似だ、とか言う人は居なかったし。 
 …………………なんか、小説の書き方講座になってる………違うだろ→俺 

 同人活動やFF書きは「他人の褌で相撲を取る」作業だが、これはこれで結構楽しい。楽しいのだけど、どこか空々しい部分もやっぱりある。 
 時々「何をやってるんだ? 俺は」という風に考えて、執筆する手が止まることもあっても、「楽しさ」という原動力は何者にも代え難い魅力となってその手を離さない。 

 ちょっと、脇道にそれて自分の執筆について考えてみました。


【名  前】T.OKA 
【タイトル】話題を変えよう! 
  03/23 04:52
Mail: t-okazak@tkb.att.ne.jp 
URL:
【メッセージ】 
 鯖さんの論文を読んでいると、アスカ様に似た性格(もちろんもっと大人が良い)の女性に 
惹かれる自分が情けなくなるので、話題を変えよう! 

 MEGURUさんへ 
「ジオフロント創世記」 続編できているなら、アップしてクレー射撃! 
 よく考えたら、私はこれをエヴァ三大ファンタジーにあげているでは、あり地獄。 
 そういわけで、よろしくお願いします。 

 では。


【名  前】鯖 
【タイトル】ご挨拶・・・ 
  03/22 23:49
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
今晩は。砂漠谷です。取りあえず皆様にお知らせ・・・ 

延々と、LAS批評、やってまいりましたが・・・整理している内、 
一つの「結論」らしきものに到達いたしました・・・なぜ「排他主義」 
がおこるのか、なぜ「依存的」になるのか・・・実に単純な回答でした、 
が・・・此処で、と言うか公開の場での発表は、控えさせて頂く事にします。 

本田氏も「宮村騒動」等でいろいろ在るようですし、人が叩いている物を 
これ以上たたくのも趣味ではない・・・既に衰退しつつある人物を更に追う 
のは本意ではありませんから・・・ 

思い当たった「結論」、公表すれば多くの方を不快にさせてしまう、また、 
一部の作家さんの折角の創作意欲に水を差す事になる・・・そう判断いたしました。 

私個人としては、結局はこれが「実相」であると確信しておりますが・・・ 

時後はEOEに関する「ナルシズム」と「異質な存在への視線」に関して若干 
発表させて頂いて、それで批評活動をいったん終わらせたいと思っております。 

(正直な話・・・深く考えれば考えるほど、嫌気がさしてきました・・・FFってなんなのだろう、 
と言う辺りまで・・・もしかすると、書けなくなるかもしれないですね。) 

では。


【名  前】鯖 
【タイトル】村崎百郎さんのHP・・・もう最高(大笑) 
  03/22 20:08
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
そういや、御友達のSS作家 YUTAKAさんは崩壊期以降のシンジを 
「生ゴミ」と呼び習わしとりますが・・・言いえて妙やな。 
(最早人権を認めるに値せん・・・) 

EOE、最後に生き残ったのがトウジと委員長だった・・・てんなら、 
凄く納得がいくんやけどなぁ・・・(一番その権利がある)


【名  前】鯖 
【タイトル】すすまーん!! 
  03/22 19:57
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
執筆がすすまんので、現実逃避(をい) 

をや? であ、レスを少々(笑)依存ですか?これはもう、全面的にシンジ(笑) 
例の「被愛妄想」(これにはあんまり触れたくない・・・この表現を不快に感じる方、 
多いと思いますから・・・汗)かなぁ。「愛されている、と言う部分だけが心の支え」 
って言うのが隠れている、と。(自分から歩み寄らなくても大丈夫、受け身の侭、 
何の不安も無く愛されている事が出来る、無能でも愛想を尽かされる心配が少ない、 
自助努力の必用なし、居るだけで満足してくれる・・・しかも社会的に何の迫害も受け 
ない)能動的な相手に愛されている(向うからの要求に従っていれば良い・・・安心 
できる、てのは「依存」では・・・) 

現実にはあるでしようね、どっちも。(綾波的性格の女の子?二、三人、知ってますが・・・ 
まぁ、あそこまで美人ではないけど。物静かで優しくて、変わってますけど良い娘達でしたね。 
リナレイ的な性格は・・・あう、トラウマが・・・(こっちは容姿も似ていた)) 
でも、やっぱり、過去にトラウマがあったりする・・・かなり重なるな。 

只、アスカみたいのはシンジの様な男には眼もくれんでしょう(笑)普通は嫌がるよな・・・ 

庵野の復讐説・・・あれ・・・ほんまかな(汗)(誰に?日高のり・・・あわわ)やりかねんけど・・・ 
女嫌いではないと思いますよ、庵野は。対人恐怖症かもしれんけど。 

LDは見てない(期待してない)けど、依存対象と言う程接蝕しとったかな?姫が一方的に 
気にしていたような気が・・・(気づけ、この鈍シンジ!!) 

(欲を言えば・・・異質なものだからこそ、何とかしたいと言うくらい成長してくれれば(庵野には無理か) 
あの第三分室の寒々とした光景を見て、「僕がまもらなきゃ」と何故思えないっ!?・・・ぜえぜえ・・・ 
現実に投影したら・・・「付き合っていた女の子が実は在日朝O人と解ったとたん掌を返す」、って感じです 
かね。「アスカはシンジと同じ文化に属する」存在やし。だから学園編では「アスカは幼なじみ(自分の世界 
にいる、同質の存在)」「レイは転校生(未知なるもの、外から来た異質な存在・異文化)」って事になるんじゃ 
ないでしょうか。) 

あの、違ったらすいません。F.Bさん、無所属とはいえ(どっちも特に好きではないとしても)姫の事嫌いでは?(汗)