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(ろぐ74)
 

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ここはわたくしフランソワが逃げた兄に代わり仕切っていた(過去形)掲示板ですわ。
大体何でも好きに書き込んで下さって構いませんわ。わたくしが気に入らない書き込みはプチ消しますけれどもね。ぷん。
 

【名  前】鯖@能天気 
【タイトル】恐慌?に洪水に・・・ 
  08/31 22:09
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
みさいる(IRBM)と来たか・・・(たいむりー。) 

賑やかなこっちゃ。(こうなると挑発なのだが・・・さてどう出る?) 

情報しゅうしゅう。


【名  前】鯖@亡国の徒(笑) 
【タイトル】「宣戦布告」分析第二回中間報告 
  08/31 20:47
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp 
URL:
【メッセージ】 

「一生に一度で良いから売国奴と呼ばれてみたい・・・夢だね。」 

久留米市内、深夜0200、某月土曜。二十四時間営業のうどん屋 
のボックス席で奴はそう言った。 

「この男は・・・(汗)んで、ロシアなのか?」 

「別にそうじゃなくても構わないけど・・・でもバングラディシュ政府とかに 
日本存亡に関わる機密とか売ったってしょうがないでしょ?」 

「・・・そりゃそうだ・・・」 

上記、幹部候補生時代の実話(汗)まったく「伊達と酔狂で遊ぶ合間に人生やっている男」 
は困ったもんだ。能力だけはピカイチだから余計タチが悪い(笑) 

いや、質の悪いブラックユーモアにかまける様な奴でもなければU課程出身で幹部自衛官なぞ 
やっていられるか、と言う辺りかもしれない・・・実際。 

現在奴は情報本部周辺でも新進気鋭の分析屋の一人として期待されているらしい。 

まぁ、そういう「身内の話」は良いとして・・・「宣戦布告」上巻再読終了。 
現在下巻に移行・・・ 

全般的感想 

官僚サイドは「まあ、あれで良い」と言うT.OKAさんの言葉があったが、 
制服サイドに関しては・・・「大まかな動きはマニュアル通りに書かれている」。 
しかし、今の所細部の書き込みは存在しない上に・・・「政治家・官僚の感情描写 
がある程度までその人間を書こうとしているのに対して、制服組はシビリアンから 
離れれば離れるほど「絵に描いたキャラクター・御人形」になっている様だ。 

まるでリアリティが存在しない。下手な劇画だ。はっきり言えば「現場のあの匂いが 
全く無い」。まるっきり文章がスポーツ新聞の官能小説ではないか。 

「現場感覚」としては昔ヤングサンデーかスピリッツだったか・・・は忘れたがフィリピン 
女性と農村の独身男の修羅場な人生を描いた「愛しのアイリーン」の作者(名前忘却) 
が描いていた「The World is Mine」の方を見たほうがずっと伝わってくるだろう。 
(SATや機動隊・警察に関して) 

人型の駒をマニュアルどうりに動かして、昭和三十年代舞台のスポ根ものから抜き出した 
様な演技をさせてそれで「これが戦場だ」と言うのなら噴飯ものだ。 

だから・・・「政治家・役人サイドとしか付き合った事の無い保守系ジャーナリスト」なんぞに 
「自衛隊や警官の本当の姿は描けない」と言うのだ。幾ら恰好良く担いでみせた所で「実際に 
非常呼集のしんどさ」も「旧態依然で精神論一辺倒な組織への失望・苛立ち」も味わった事の無い 
、「高級官僚と銀座で呑むのが日常」なブンヤには。ブルーカラーの生活感覚がまるで解かっちゃ 
いねぇ・・・ 

大方「防大組・エリート一直線」の中でも「もっともすかしていて現場の陸曹に阿呆呼ばわり 
(中部方面隊では『打ってる(頭を)』と表現する 笑)されている半官僚化した幹部」 
にでも聞いた「半分営業用、半分自己陶酔」な話をそのまま描いたのだろう事は想像がつく。 

ああいう連中に随分とえらい眼に遭わされ(無茶な訓練で連中に「殺された」陸曹・陸士が 
何人居ると思っている?)、なお且つ今回の「官僚達の感覚」が本当にああいうものだとすれば・・・ 
「ダイ・ハード」のマクレーン警部補や某ハリー・キャラハンがキャリア組を「罵倒・殴り倒したくなる」 
気持ちは十二分に分かる。射殺してやりたい気分にもなるだろう。 

昔なら「アメリカン・マッチョイズム」としか見えなかったそれもね。 

ま、それが全般的感想。元「現場指揮官」としての・・・ 

個別的問題点 

上巻では「動き」と言うほどのものは無いので未だなんとも言えないし、 
「有事立法」については候補生時代からいろいろ「実際動いて良いのか?」 
と言う疑問の声は多かった。ま、カンボジアとかでは結構無理しながらも 
任務はこなして来た様やが。行った人達と呑むと色々意外な苦労話が聞けて 
面白い(笑)「一端出てしまえば何とかする」のが陸自。それまでの段階は 
預かり知る所ではない。好きなだけ討論して頂きたいものだ。 

はなからシビリアンなぞあてにしちゃおらんって(笑) 
まぁ、中隊レベルからみりゃ内局も師団司令部も「背広か制服か」 
の違いだけで「同じような人種」に見える訳やが・・・ 

SAT・警察・北鮮軍 

SATの「装備が目茶苦茶」なのはまあ良いとして・・・「RPG−7一丁で 
ああまで瓦解するのなら暴力団とも遣り合う事は出来ない」。山口組がM72 
携行ロケット・ランチャーを密輸してから十年以上。今やヤクザにとっても 
珍しい装備ではなくなった。アジア諸国でなら二束三文で手に入る「山賊・ 
強盗でも持っているような」火器に・・・ 

まぁ有効射程1600だの原潜の装甲を撃ち抜くだの無茶苦茶言うとるのは 
ほっとくとしても(あんなもんでは原子炉にかすり傷一つ付けられんわ) 
・・・あの用法は明らかに「小火器戦闘のイロハを知らない素人」の使い方、 
SAT・北鮮軍共に。 

対戦車火力ってのは分隊単位の部隊にとっては正に「虎の子」。しかし、 
重くかさ張るそれは同時に「もっとも標的になりやすい」ホジションでも 
あり、「弾、労力共に出来るだけ温存」しなければならないものでもある。 
補給のかぎられた敵地でのスタンドアローンな作戦ならなおの事ね。 
普通は経済効率からも戦術的妥当性からも「出会い頭の歩兵(SAT)相手に 
発射するような無駄かつ不確実な使い方は有り得ない」。仮に弾頭が形成炸薬弾 
(であると文中にはあるが)ではなく対人用の榴弾、OG−7型だったとしても・・・ 
後方からの支援火器である擲弾筒(に相当する、この場合)をポイントマンに持たせる 
のは素人だけやろう。特殊部隊のする事ではない。 

第一あの程度の破壊力ならピース缶爆弾ででも十分得られる。北鮮軍じゃなく学生ゲリラ 
相手でも「SATは歯がたたん」のか?グレネードランチャー位都市ゲリラでも珍しくない 
やろ?「射殺命令が解除されたから」と言って対応できないようでは、撃っていても勝ち目は 
無いね。弾幕張って後退するくらい考えろ。SOP(戦闘原則、みたいなもの。命令以前に 
行動方針の基礎として叩き込まれる)が出来てないだけやろ?本物のSATがあそこまで腑抜け 
で無い事を祈る。 

それに・・・北朝鮮側の動きもおかしい。関係ない第三者の死体・・・これはまず有り得ない。民宿の 
おばちゃんがターゲットだったんならともかく・・・ 

見事なまでの奇襲だった青瓦台事件の時、訓練し抜いた彼等が何故韓国側に発見されたか。 
「目撃者の農村の住民に『我々の事を誰にも言ってはいけない』と念を押しただけで解放してしまった」から。 
妙な所で間抜けと言うか、お人好しにも程があると言うか・・・(汗)まぁ、これは特異例としても、 
人を平然と拉致したり、テロも辞さない割に「妙に御行儀が良い」のが彼等の特徴でもある。 
口封じにしても「マニュアルどうり」に急所を一突き、或いは消音銃で一撃で仕留め、「死体は確実に 
発見されない様に解体・埋める」のは先ず基本やろう。それが出来ないような奴は「プロ」とは言えん。 

本来・・・「目標制圧・破壊までに敵に発見されたらその作戦は失敗」な訳やし、最初に躓いた以上 
「死なばもろとも」で特攻戦術に出て玉砕するのも彼等のパターン。それをやらない場合は大抵 
「すでに組織として崩壊している」・・・「組織的戦闘は出来ない」状態。 

あの状況で「予定どうり作戦遂行中」などと言う事は有り得んな。 

めったざし・死体放置?それこそ素人の犯行やないか・・・見つけて下さいと言わんばかりに。 

明らかに「北朝鮮兵は感情を持たないマシーンであり、恐ろしい怪物なのだ」をアピールするための 
表現なのはやはり鼻白む。リアリティを破壊してまで。「所詮プロパガンダか・・・」と思ってしまうな。 
大衆アジテーションの常套手段ではあるが(むしろ、公安関係の内情を少し知る人間としては・・・ 
世論誘導の為に公安が作った死体、と言う方がリアリティがあるんやが。) 
おまけに「むしろSATの隊員のノリが殆ど北朝鮮兵」なのも気持ち悪い。あれは「全体主義国の兵士」 
のノリやないか。ぞっとする。 

「自民党が北朝鮮を目の仇にするのは、実は朝鮮労働党のファシズム全開ノリが羨ましくてしょうがないから」 
なんてジョークを情報筋の悪友共と飛ばして笑っとった事もあるが、あながち冗談ではないかもしれんな。 

今の所そんな感じ。


【名  前】鯖@休憩(宮刑ではない) 
【タイトル】そういや・・・ 
  08/31 18:05
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
王子 

昔、軽シン連載中、たがみよしひさ氏ん所に「耕平は御都合主義な 
キャラクターだ」と糾弾する若い女性読者からの手紙があったそうな・・・ 

源氏にせよ耕平にせよ、「下半身に歯止めは無いが面倒見だけは良い」 
なんて奴は実際珍しかろ・・・金と権力もってないと出来んし。 

はーれむ作るのって並じゃ出来んわな。「制度化」されてないと(大奥とか) 
世襲権力者はこういう時つよいのねん。 

はむー。


【名  前】のり@王子 
【タイトル】初キスは小学校1年の時教室で。初Hは? 
  08/31 15:00
Mail: nori@uchilab.j.dendai.ac.jp 
URL:
【メッセージ】 
まゆー 

小猫のミニオフ(ミニじゃなかった気が)があった。そこで再び書き込みと本人が一致しない 
と言われる。本人に自覚は無いのだが端から見るとそういうものなのだろうかと思い渋々納 
得(したくはないのだが)。というわけで早く鯖氏が東京に来て盾になってくれると有り難い。 
 

危機感を持てとよく聞く。なぜ?と聞かれればそれなりの根拠を示せるだろうがどうやって? 
と聞かれたら答えられるだろうか? 

台風による被害状況がニュースで流れてくるが、水辺にほど遠い場所に住んでいる人間、つ 
まり危機感の無い人間にとっては「大変だね」程度の感想しか抱かせないのであろう。この 
辺は鯖氏の言うところの「肌で感じる」部分が多大にあるし、特に命に関わることは知識で 
知っていても実際使えないことが殆どであるから分からなくもない。東海沖地震が予測され 
ているが微弱な地震が続く伊豆地方以外でちゃんと避難準備をしている人間がどれほどいる 
のだろうか。関東地方では関東大震災を知る人間も極少なくなってきている今、地震の恐さ 
を知る人間は阪神大震災になんらかの形で関わった人間だけであろう。だがその絶対数も少 
ない。そんな状況で危機に対し冷静になれるのだろうか?そして他者を冷静にさせられるこ 
とが出来る誘導者がいるのだろうか? 

天災そのものは起きてしまったらどうしようもない。問題はその後の人災。神戸に行った時 
略奪の痕跡を結構見た。一方で被災者に尽くす人たちもいた。不眠不休で復旧の為に働く彼 
らに略奪の現場など見せたらやる気を失うだろう。前回も書いたが弱者の振りをし更に弱い 
ものたちを食い物にする輩はどこにでもいる。彼らの行い自体は論外だがそれが外部に及ぼ 
す影響は声すら出ない弱者が受けるべき援助すら阻んでしまう。 
 

………こういうこと書くから書き込みと本人が一致しないと言われるのだろうか? 
 
 

○鯖氏 
>女三宮?・・・姫が?なら柏木はシンジ(妙にはまる 笑) 
>として、肝心の源氏は? 

源氏に相当するエヴァキャラはいないだろう。桐壺、藤壺、紫の上、女三宮とユイもどき(?) 
がいるのだから源氏=シンジで出来そうな気もするが、源氏はあまりにご都合主義的なキャラ 
なのでエヴァには合わないのでは。無理に当てはめるなら上述の関係か夕霧=シンジ、雲居の 
雁=アスカくらいか。後者はT.OKA氏向きだな。 
 

ほむー


【名  前】BLEAD 
【タイトル】例によって例の如く 
  08/31 14:50
Mail: blead@fat.coara.or.jp 
URL: http://www.coara.or.jp/~blead/
【メッセージ】 
 週末は…忙しかったと言った方が良いのだろうか? 
 22:00からバイトがあるのに18:00からオフ会行ったり…酒を一滴も接種できない飲み会程虚しい事は無いと思う、皆が呑んでいるのを横目にグレープフルーツジュースを飲む、なんか寂しいが酒呑んでバイトに行くわけにもいかないので諦める。 
 昨夜もバイトなのに、19:30頃に高校時代の友人達が「呑み会してるから来い」という電話がかかってくるが、丁重にお断りする以外に選択肢が無かった……口惜しい。 
 ちなみに昨日のバイトが終わって一段落、今年の夏のバイトはこれにて終わったのだが…タイミングが悪い(俺にとって、ですけどね) 
 そんなこんなで、今は拗ねてます。 

 そういえば、ダイナの最終話を見そびれてしまった。 
 えぇけど、勿体ない。 

 京極夏彦の作品を読み漁る。「絡新婦の理」まで読み進むが、「塗仏の宴」は9月20日に「宴の始末」が出揃ったらまとめて読むことにして、とりあえずそこまでで読むのを中断しておく。この人の話は面白いので今読む本を探している人は一読なされることをお奨めする、俺なんぞに言われなくてもとっとと読んでる人は読んでるだろうが。 
 俺が今まで読んできた小説なんかとは異質な部分に面白さがある、難しい話も極力読者が一読して輪郭だけでも理解できるように噛み砕かれている、戦後日本を舞台にした幻想文学と呼べる代物。ただし、読み始めは幻想文学であるが、理路整然とその「幻想的」な部分が解体されていく様はある種爽快感がある。 

・マスコミの話 
 政治家は己の保身の為に働き、マスコミは暴き出すという爽快感の為と金の為に働く、あぁこりゃこりゃ。 
 ただ、暴き出すことにより何が起こるかという事に関して無知であり無責任である、報道の自由を唱いながら結局は強い者に従う。報道の自由と個人のプライバシーを砕くことをごっちゃにしたりしている奴も居る。 
 本来目を向けなければいけない筈の事に無頓着で、自分たちが原因の一因を担っている事に関しては、すぐ忘れる。便利な脳味噌の持ち主達。 
 これは民衆全てに言えることか。 

書き散らかして、あむ。


【名  前】T.OKA@このエヴァ 
【タイトル】もはや習慣というか病気! 
  08/31 07:36
Mail: t-okazak@tkb.att.ne.jp 
URL: http://member.nifty.ne.jp/t-okazak/evarvwtp.htm
【メッセージ】 
読書感想ノート48 

 仕事は死ぬほど忙しいけど、妻が友人の結婚式に出席とかで、欧州旅行に 
行ったのを良いことに、頑張って更新。 
 じいこんで古いSFについて語ったり、小猫でキャラ感書いたり、週末小猫の身にオフしたり、 
ついでに、自衛隊について2冊ほど本読んだりと仕事以外も多忙。 
 ところで、今回、一気に最初からとか読み直したのがやけに多い。 

【応援歌】 ・・・ 新作の紹介&感想 ネタばらしはしない方針 
1 或いはひとつの可能性 at 第三新東京市議会委員・高橋のページ メ済 
 今回、第35話から第45話まで一気に読みました。 
 エヴァ本編をネルフの外側にいる第三者の人達の目から見ようとする物語。 
 第二新東京で渦巻く政治的思惑、同級生達の暖かいまなざし、レイの普通の人らしい心。 
 と、非常に良く考えられた物語です。 
 まだ、アスカは来日していませんが、既にその伏線とついでに鋼鉄の伏線までも 
でてきます。 
 高橋議員のセカンド・インパクト体験も生々しいものがあります。 
 まだまだ先は長そうですが、これからが非常に楽しみです。 

2 マッドサイエンティストの助手第9話 at ichi's Homepage メ済 
 久々に第9話が更新されたのに伴い、最初から読み直しました。 
 しかし、題からしてマヤちゃんが主人公の筈なのに、りっちゃん目立つ目立つ。 
 そして、なんちゅう電波(笑)。去年暮れに読んだ時点では、一話読み切り形式の 
本編パラレル系のお笑いギャグだと思って読んでいたのですが・・・ 
 実は、一応全体のプロットらしきものもあったんですね。 
 特に、最新3話辺りは、ちょっち暗めのエヴァっぽさが出ていて、イヤ〜ンな感じ。 
 実は、こういう電波ものも好きなんです。(自分でも書いているし・・・) 

3 家族として・・・第18章 at 「うに」の水槽 
 これも、今回、久々に第18章が更新されたので、最初から読み直しました。 
 心理学(臨床心理学?)のことはほとんど分からないのですが、やぱり、良く調べて 
丁寧に作ってある感じがします。 
 シンジが淡々と、しかし、一所懸命病院に通う姿はうーむという感じですね。 

【応援メモ】 ・・・ 感想発信状況(メール&掲示板) 
・二人の補完第18話 at めぞん メ済 
・ここから始まる僕と彼女の物語第弐拾六話 at CREATORS GUILD メ済 
・プライド第10話 at Crow館 メ済 
・その他 お友達ページの更新作品に掲示板やらメールやらでたくさん感想を書いた。 

【鎮魂歌】 完結作品或いは再読作品の感想など・・・ネタばらし要注意! 
1 どうか、そうでありませんように at CREATORS GUILD メ済 
 シンジ(ほぼ間違いなく)一人称で語られる物語。自省的なモノローグなのだが、 
それが全然鼻につかないどころか、「そういえばこんな感じってあるよな。」 と、 
思わず我が身に照らしてしまいました。 
 一人称なのに、第三者的にちょっと斜めに構えた淡々とした語り口が、 
本当に効果的。 
 例えば、外から描写されるだけのアスカの心を推測しようとすればするほど 
味が出る。そんな話。 

2 遙かなる空の向こうに at エデンの黄昏 
 小説ガイドの批評掲示板の関係で第1話から第26話まで、じっくり読み直し 
ました。最初読んだときとまた違った見方が出来ておもしろい。 
 詳しい批評は、小説ガイドの批評掲示板に書き込み済み。 

3 時が、走り出す at CREATORS GUILD メ済 
 「遙か」と同じ設定だったなと思って読み直しました。こうして読み比べると、 
レイの命に限りがあること以外は、全然違う設定と言うことに気付かされます。 
 年も違えば、生き残っている人も、レイの秘密を知っている人の範囲も違う。 
 ところで、ジェネQの会議室では、この話は文章が駄目と言うことになっていたが、 
読み返して見てそんなことはないと思いました。 
 無駄のない、散文詩のような美しい文章だと思います。小説の文章は、説明的で 
なければならない、という決まりはないのだから、これも一つの文章の在り方の筈だ 
と思います。 

【三途の川の渡し場】 印刷済みのなのに、時間が無くて順番待ちしている作品 
 未読リストからも、ちょぼちょぼ印刷しているのですが・・・ 
 【初見】 
・オタスケエヴァン at 間借りエヴァ部屋 
・Bridge at ばーやんの小説の部屋 
・Star Children at CREATORS GUILD 
・他にも、いくつかありますが、掲載されなかったときに申し訳ないので割愛。 

 【再読(必須・緊急又は未評価)】 
・記憶のノート at NIFTY:SGAINAX 
・エヴァンジェリスト at くりぃむゲリオン 
・青き空に雲は流れ・・ at COCHMA WEB STATION 
・EVANGELION TurningPoint at Project Ekusia 
・Letters at CREATORS GUILD 
・雪山に消える面影 at 四国の参愚者 
・Evangelion Real at Genesis Q' 

 【再読(任意・ゆっくり&評価済)】 
・エヴァトレ 第9話以降〜最新話まで at めぞん 
・機動新世紀エヴァンゲリオン at 機動新世紀 

それでは。


【名  前】鯖@解析中 
【タイトル】めも。 
  08/30 23:26
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
次の感想は上巻を読みきってから。 

シビリアン・コントロールに付いては・・・ 
弾丸の管理レベル等では「この程度じゃなく」やかましい。 
発砲許可は・・・本来ならこれくらいは厳しいが・・・ 

もう少し読んでから。 

しかし、この著者自衛隊がらみで揚げ足を取ろうとすれば幾らでも 
とれますな(笑) 

「7連隊は福井ではなく福知山、即ち10師団隷下には無い」 

「先ず眼を出す、が基本として染み付いている陸自は別名目で 
偵察を出すだろう・・・正規の編成ではなく「路上機動訓練」とかの 
名目で現場までいって私物のカメラ等で情報収集、それとは別に 
LOも出す。発令される前に体制だけは取っておく、のは基本。」 
(調査隊を動かすという方法もあるが方面直轄なので難しい?) 

「警察はともかく海保は過去に工作船に発砲、強制停止させた実績や 
密輸船内で発砲している事例がある。結構引き金は軽い(笑)ソウル 
オリンピックの時も無論「不測事態」には・・・(ニューナンブじゃなく 
64で。)」 

装備・・・これこそ「重箱の隅」やが「実働部隊の話を書くのに装備の基礎的緒元 
を堂々と間違える」のは言語道断。そういう部分が「行動方針そのもの」に影響 
してくるのが現場。 

「ベレッタM93Rは9mm×19、32オートではない」この両者には色々 
決定的な違いがあるし、第一「西側主要国の火器の基本口径も解からんやつが 
エスピオナージュを書く資格はない」常識である。 
(西側なら7.62×51、5.56×45、9mm×19、12.7×110 
という基本口径のものが殆どである事は軍事・警察関係の物書きなら常識だ) 

「化学防護車は癖はあるが大型免許があれば走らせる事は出来る、マニビュレーター 
の捜査要員は別系統」「RCV(偵察警戒車)は国産であり、装備されている25mm 
機関砲を取り外して使用する事は常識的に不可能」「アメ公のブラッドレーは日本には 
何処にも無い、在日米軍を含めて・・・あれは対戦車ミサイルまで持つ装軌車であり、こういう 
局面に使えるものではない」「指揮通信車の間違いだろうがあれは普段は機関銃(62式) 
は外したまんまであり脱着は五分もあれば可能・運転自体も大型トラックを運転できれば 
問題なし」・・・以上は極一部。 

紙の上の知識だけでは現場は解かるまい・・・ 

はむー。


【名  前】T.OKA@このエヴァ 
【タイトル】昨日の身にオフはまたも朝まで死亡! じいこんと小猫に動きあり。 
  08/30 10:48
Mail: t-okazak@tkb.att.ne.jp 
URL: http://member.nifty.ne.jp/t-okazak/evarvwtp.htm
【メッセージ】 
「記憶のノート」 
 印刷しました。何と、70ページ以上。長編です。これから読みます。 

★すずき しんいちさんへ 
>http://www.asahi-net.or.jp/~HS2T-TKG/ged000.html 
 情報有り難うございます。 
 早速行ってチェックしました。ISBNが分かったので、4冊まとめて月曜日に注文予定です。 

「宣戦布告」 
 読み終わりました。 

 マスコミ不信論(後p60)なんかは、まさに、その通りと思うところあります。 
「修羅場こそ視聴率を上げる最大のポイント」 
「もし、自衛隊の動きをストップさせられれば、それこそメディアパワーの醍醐味だ。」 
・・・理念無き力の行使、責任の伴わない権力の危うさがもろですね。 

 官僚達の消極的権限争い(前p303)の場面は、ほぼこうならざる得ないでしょう。 
 これが、災害派遣とかだったら、積極的権限争いがもの凄いことになったでしょうが・・・ 

 で、最大の疑問? 
 本当に、自衛隊は、あんなにシビリアン・コントロールが効く組織なんですか? 
 最前線の敵を目前とした状況で、弾丸を撃つと言うことまで、一々、総理のお伺いを 
立てるシステムは、ちょっと無理があるように感じたのですが、どう思います? 

「兵士に聞け」 
 半分くらい読み終わりました。 

・・・い、いかん。この「拗ねた」感覚と、「俺がやらねば」の感覚があまりにもはまってしまう。 

 最近、私らもかなりの日陰者ですから・・・ 
 例えば、マスコミは、何かああると規制の不備・怠慢を主張し。規制強化を唱えますが、 
その同じ紙面の社説で、まさにその何かについての規制緩和を求めると言う矛盾したことを 
平気でしたりします。 
 そうした矛盾したメッセージを送り続けられると、行くも地獄、引くも地獄、その上、 
超勤無制限(もちろんサービス残業)で、安月給の身としては、一体なんで仕事をしているのか 
分からなくなることがあります。 

それでは。


【名  前】鯖@解析中 
【タイトル】「宣戦布告」分析第一回中間報告(?) 
  08/30 01:56
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
不景気ですな(いきなり何だ?)いゃ、こうアレだとちょっち(だから何が!?) 

「市場は全てを席捲する」(あらゆる価値観を破壊しながら)しかし・・・ 
「その貪欲なアメーバ」が全てを食らい尽くした後はどうなるのかな? 
永久の繁栄など有り得ない。全ての生物相はすべからく変化をしいられる、 
「人間社会」も又例外ではない筈。「進化の行き着く果ては死」・・・ 

「資本主義・信用経済の終焉」、なんて単語が頭に浮かぶのは何故??? 

んなこた良いとして(要は儲からんからグチっているだけ)・・・ 

しかし日経、社説に安易な御託並べる前に一片「経済人類学者」の意見でも 
聞いてみたらどうかね。昔から「銭勘定だけしているやつ」の視野の狭さにゃ 
辟易する事があるな・・・喰いっぱくれまっせ。世界恐慌が来る前に・・・ 

あ、すずきさんだ!! 

始めまして、砂漠谷と申します・・・実は「トード」のファンでして(汗) 
「漢」ですよねぇ・・・でも「漣レイちゃん01」も好き(あのな) 

「長瀬女史の靴を舐めてもチェシャキャットと闘いたい・・・生きるために・・・」 

泣けました、あれは・・・彼とチェシャキャットの山荘での対決・・・ 
「解かる、解かるでぇ、その気持ち・・・(号泣)」(あはは 汗) 

幼児体験と人格 

喧嘩の連続だったのが今に至っているのか?街中の幼稚園に郊外から一人 
訪れた「闖入者」に餓鬼共は容赦無かったし、それに輪を掛けてあたしも 
協調性皆無・・・「喧嘩は一対多数が普通・武器の使用も無制限」と思っていた(汗) 
緒戦は入園後一週間くらいだったか?年長組にたてついて左腕をねじ上げられ、 
「謝れ」と言われたが反抗・・・引っ込みの付かない彼はさらにあたしの腕をねじ 
上げ、ついに・・・「左腕間接脱臼」。その侭病院へ・・・それでも屈服だけはしない 
「往生際の悪い餓鬼」だった・・・生まれて初めての喧嘩で病院送りとは我ながら 
とんでもない幼児だ(笑) 

虚弱な餓鬼が幼稚園入園後「生まれて始めて勝利した」のは入園後半年 
ほどの頃・・・三人相手に背後から奇襲攻撃。「ローラーを付けて乗って遊べる」 
巨大ブロックを壁状に積み上げ、車輪を付けたものに隠れて、彼等に気づかれ 
ないよう「少しづつ」移動、接近・・・射程内に入った時に一気にその下敷に。 
怖いものなしだった筈のガキ大将は「突然の惨事」に大泣きし始めた・・・生まれて 
初めての「作戦成功」の快感が忘れられず、その後の悪童生活が始まると・・・(汗) 
よく礼拝堂(ミッション系 笑)に閉じ込められて「反省しなさい」と怒られたが。 

なんてこった、全く成長しとらんやんけ・・・(大汗) 

まともな恋愛経験は「二十代になってから(爆)」どうりで歪んどる(わはは) 
殺伐とした人生ですなぁ・・・ 

余談は良いとして、「宣戦布告」・・・再読レポート。 

T.OKAさんのご要望としては、「シビリアン・マスコミの動きは 
概ねあんなものだと思うが制服パートに関しては?」と言う事やった。 

現在再読上巻140ページ。現在の感想。 

「ブラフが目立つ」 

六本木・海自に関して・・・内容的には「概ねただしくても」言葉の 
使い方一つで「大袈裟なもの」に見えるのが「見えざる世界」で 
ある危機管理部門。 

例えば、調別、情報本部・・・あたしも数名此処がらみの友人が居るが・・・ 
調別の実態はアメリカのNSAに相当する「電波傍受屋」で、得られ 
た情報の管理には確かにかなり気は使う。が・・・「基本的にはアマチュア 
無線やBCLのリスナー」と同じで「傍受容易な区域の施設でひたすら 
データを取りつづける」と言う地味な仕事。得られる情報の大半は意味 
の無いノイズ・・・その中から根気強く「意味のありそうな」ネタを拾って 
は分析を繰り返す。しかし「あそこまで高精度な情報が簡単に得られるのなら」 
苦労は無い。それから画像部・・・これは東立川にある中央地理隊(地理屋のあたし 
は何回か転属先としてここへの希望を出したが、枠無しと言う事でボツ 笑) 
の機能の一部が移転したもんやが、旧101測量大隊ってのは要は「地図屋さん」。 
国土地理院とは別座標を切った(特科の射撃等には特に重要)部内専用地図を作り 
管理するのが最も主要な任務。航空写真解析はその一環であり、民間の地図会社 
だって同等の能力を持っている(学生時代の悪友がアジア航測でパイロット兼撮影士 
をやっとるが・・・奴に聞いた民間の技術の方がある意味凄い)衛星写真解析にしたって 
「着手したばかり」・・・ 

全体に「現実の自衛隊ではなく、彼等がかくあって欲しい 
と思っている姿」を見ている感じ。「用意周到・動脈硬化」 
「伝統墨守・唯我独尊」「猪突猛進・支離滅裂」と 
陸海空は部内で表現されるけど・・・海上さんは確かにある 
意味「大時代」で「貴族的」やからああいう感じの部分も 
あるかもしれんが・・・ 

大石英司の軍事シュミレーションが「海は良く書けとるらしいが 
陸戦はまるで駄目」みたいなもんかもしれんけどね。確かに海は 
ハイテクの娑婆らしいが・・・実物の軍隊は「モデルグラフィックス」 
や「ホビージャパン」の記事とは違う。組織図はただしくても 
「あんな感覚じゃない」ね・・・ 

警察・海上保安庁 

あたしは陸自に入る前は海保の第八管区で巡視船に乗っていた。 
だから警察内部の上の方までは解からんが、海浜における事件の 
連中と海保の対応ならお馴染み(笑) 

先ず、福井県警が特殊潜航艇を発見した時の対応・・・ 
「あそこまで鈍くはない」。日本海側には結構NK(海保に 
おける某国の略称)の工作船や偵察局員の上陸事案がある。 
意外と「皆馴れている」(をい・・・)大抵は潜航艇の航海能力 
を超えている事や「ジーゼル潜の秘匿能力の限界」から偽装漁船 
を使う方が有利な事は彼等もよく知っている。 

「不審な漁船を日本海で発見・・・漁船登録番号を照会した所、その船 
は現在「瀬戸内海で操業中」と判明、立ち入り検査を実施しようと 
接近した所「40ノットの高速」で突如逃亡を開始・・・隣の管区まで 
応援を要請、美保のヘリも動員して大捕物・・・」なんて事もあった。 
逃げられたが。座礁漁船を調べたら中から死体とトカレフT33、 
無線機を発見、付近の山中に水中スクーターが投棄されていた、なん 
て事案もあったな・・・ 

海保の「射撃指定船」の訓練マニュアルには「工作船甲板上からロケット 
砲を向けられた時の対応」まで存在する。対テロにしても、海警隊員が 
ソウルオリンビック開催中には「私服でゴルフバッグに64式自動小銃・実弾 
を忍ばせ」関釜フェリーの乗客に紛れてテロ警備に当たっていた事はあまり 
知られていないらしい。NK関係の情報収集ならあたしも結構やらされた・・・ 

それ以前に・・・「果たして警察の連中が碌に現場を掌握もしない内から海保に 
通報するか?」あいつらの縄張り意識は相当、質が悪いほど強い。 
連中は「国土の主権が及ぶ範囲は警察の縄張り」と思っているし海保は「端緒が 
海、或いは事件が最終的に海に至る」のなら全ての事件に関して捜査権を 
持っている・・・(極端な話・・・川から増水で「投棄された保険金殺人の死体」が 
海に流れ着いたと言う事件を執念で立件した捜査官の話もある) 
当然互いの縄張り意識は強く「たまに人の捜査に対して妨害まがい」の 
真似までやってくれる。例えばあたしが浜田保安部にいた時、入港したロシア 
貨物船に対して「密輸防止の為の監視」の一環として警察・税関・海保三者で 
作業を実施、あたしは港の一角で私服で張り込んでいたんやが・・・よりによって 
ロシア船員が通っている目の前であたしを「職質」した制服警官!相互の連絡 
不徹底とは言え・・・あれは明らかに「解かっていて」やったとしか思えん。 
おかげて仕事はパー・・・#。相手に「仕事を任せる」なんて事はメンツ上まず 
ありえんな・・・ 

公安関係は結構敏感っス。 

そっから先、二三まだあるが・・・ちょっち(汗)と言う事で・・・ 

陸自に付いては次回。


【名  前】淵野明 
【タイトル】そうなんですか? 
  08/29 23:29
Mail: t-ak@kcn.or.jp 
URL: http://www.kcn.or.jp/~toyoda-m/index.html
【メッセージ】 
 ども、淵野明です。 

鯖さんへ> 
 陸自って国民から嫌われてるんですか? 
 自衛隊が嫌われてるっていうのは……初耳では 
ありませんが、TVメディアでもそういう扱い受けてる 
なんて(見てましたけど、そこまで気づきませんでした)。 

すずきさん> 
 はじめまして(^_^)。ゲド戦記ファンの淵野明と申す者 
です。 
 実はうちの古典の先生のおばさんが、翻訳家の 
清水さんだったりします(ゲドを翻訳した方です)。 
しっかりサインもらったりして(もらってどうする?)。 

 トールキンも好きですよ〜。また、ゲド戦記の 
サイトに足を運んでみますね(^_^) 

 ではでは。 

P.S.ホームページ作りました。『邂逅』なんかもそちら 
  で……創作小説とか、私の趣味の話なんかも 
  あります(って言っても、まだ準備中ですし、趣味 
  はその時々でハマっている、興味を持った時事や 
  物について語るだけだし……たまに情報を求める 
  ことも)


【名  前】MEGURU 
【タイトル】まゆまゆ恋をする? 
  08/29 22:46
Mail:  
URL:
【メッセージ】 
茶会終了。 
評価は悪くなかったが、不慣れな欠点が露出する。あーちゃん祖父はおそらく故意に何も言わなかった。「反省をオープンにするのはアホのすること」と以前言ったので茶会話はこれで打ち切り。 
 

夏休みが短い札幌ではすでに2学期がスタートしている。学校に行っているのか、行っていないのかよくわからない院生には余り関係のないことだが、小学生である7歳児はそうはいかないようだ。 
昨日家に戻ってきた7歳児は、近い内に授業参観が実施されることを告げた。プリントを後で渡すと言いつつ、3分後には忘れた7歳児はあーちゃん宅に遊びに行ってしまう。 
産婦人科への検診が入っていた7歳児母は、仕方なく娘のランドセルをひっくり返した。そこで7歳児母は、プリントにまぎれていた娘宛のラブレターを発見してしまう。 

7歳児母は詳しいことは言わず、娘にも自分の発見を告げなかったが、7歳児就寝後に大人達はその系 
話題で盛り上がる。 
7歳児父・母、同行者、俺+令嬢の中でラブレターを出したことのある人間は俺1人だったことが判明。女性陣3人は貰ったことはあっても出したことはないらしい。 
ファーストラブレター受信時期を比較してみると、最も早いのは令嬢の9歳6ヶ月。次に早いのは同行者の中2の夏休み前で、俺の中2の秋、7歳児母の中3の春と続く。 
量から言えばダントツは7歳児母らしく「数えたこともない」という枚数。令嬢と同行者は詳細を言明はしなかったが、感触的には10枚前後か? 
俺は受信が3通、発送が2通。いずれも中学生の時だった。 

話題に入っていけなかったのは7歳児父。今では顔の作りも、人格も、体格も、頭脳もそれなりに整っている7歳児父だが、中学生の時は単純に言えばデブで奥手、高校入学後は勉学と部活に忙しく、しかも男子校。 
大学入学後は医大だから多忙な上に、女性とつき合った経験皆無ということから、積極的になることができなかったらしい。 
7歳児母を含めてつきあった女性総数1名、というのは置いておくとしても、女性友達も7歳児母以外との恋愛経験というのは寂しい限りだ。 

「どうせ俺なんか・・・・」 
話題が学生時代の恋愛系統に入ると7歳児父は決まっていじける。量が問題になる世界ではないし、質も余り問題ではないと思うのだが、どんなに恥ずかしい恋愛経験でもないよりはマシだ。 
”くだらん男も恋をすれば多少はまともになる”と言ったのはシェークスピアだった。振られた経験でさえ、貴重な物であると思う。 
そういう意味では、振られも・振りもしなかった7歳児父の学生時代は灰色一歩手前だ。本人も自覚しているようだ。 

人間形成にとって重要なのは、幼年期の親の接し方と十代前半の異性との接触だ。はっきり言ってここで失敗すると取り返しが付かない。 
「性格は変えられる」「生き方変える」みたいな本をよくみかけるし、心理学関係者が執筆しているのだが、あれは半分以上デマだ。 
幼年期に染みついた基本的な性癖は隠蔽しきれる物ではない。その後の経験によって常時顕在化するのは回避できるが、ここぞという時には幼年期に形成された性格が顔を出す。異性との接触も同様だ。 
もっとも、「これが成功例」というモデルはない。傍目にはモテまくっているように見えても、近くにいる分相手の欠点が見えてしまい深刻な女性(男性)不信に陥る人間もいる。 

カウンセリングをしていても「あなたは幼年期に失敗をしているので劇的な解決の道はありません」みたいなことを言うことはしないし、できない。 
例えば幼年期に叱れてばかりいた子供は臆病になりがちだが、臆病者が勇敢な行為を全く取らないかと言われたら、「そうでもない」という答えが返ってくるかもしれない。 
勇敢に知性が伴わなければ、ただの無謀になる可能性もある。悲観しないことは重要だが、「アイデンティや人格は気づいたときにはすでに手遅れ」ということも覚えていた方がいい。 
 

クラスの誰かからか知らないが、ラブレターをもらった7歳児の動向に両親はいたく注目している。今日の夕食時、無理矢理に近い展開で「今、好きな人いる?」と7歳児父は訪ねた。 
「パパとママ!」 
7歳児は勢いよく答えて、父親を安心させたり少し失望させたりしていた。実際の所は、7歳児にもよく分からないのかもしれない。 
俺の初恋は小学1年生の時だったが。 


【名  前】uma 
【タイトル】こんちわ〜 
  08/29 21:56
Mail: uma_to_ami@sco.bekkoame.ne.jp 
URL:
【メッセージ】 
すずき しんいち殿 
ども、失礼致す〜 
「リィ、ナ、クルィネ」おもろかったじゃよ。んで「碇君の家庭の事情」も笑けたじゃよ(^^)んでわ。

【名  前】すずき しんいち 
【タイトル】すいません、始めまして。 
  08/29 01:59
Mail: ssuzuki@ipc-tokai.or.jp 
URL: http://axon.phys.nagoya-u.ac.jp/ssuzuki/novels/
【メッセージ】 
始めまして。すずき しんいちと申します。Ssuzuki's Novel Pageってページやってます。開店休業中ですけど。 
私の書いた物なんかに星5つももらっちゃってすいません。>T.OKAさま 

いつもROMさせて頂いてるんですけど、ゲド戦記の話題が出てきたのでいてもたってもいられなくなりました。 
いや、好きなんですよ、これ。訳者が私の母校の出身ってことがきっかけで読んだんですけど、ワタクシ的にはトールキンやC.S.ルイスでなくこれがベストファンタジーっす。 
ル・グィンの他の著作は「闇の左手」や「ロカノンの世界」「風の12方位」「オルニシア国物語」とかありますね。 

WWW上にはゲド戦記のホームページなんてのもあってURLは 
http://www.asahi-net.or.jp/~HS2T-TKG/ged000.html 
です。 

それでは。


【名  前】鯖@徒然 
【タイトル】現在再読中。 
  08/29 00:54
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
斜め読みしていた「宣戦布告」を再読中・・・ 

まあ、いろいろ言いたい事はあるけど、この際だから 
徹底的に分析しちゃろ(笑) 

まぁ、最初にざっと「フィクション」として読んだ時には 
さほど何とも思わない(というより読み飛ばしていた) 
警察外事の所とか、警官の「喋り方・言い回し」も良く読めば 
結構「違和感」が・・・ 

しかし、ここに出てくる「上の連中」って(シビリアンの) 
実際「こんな感じ」でいいのかな?なんか「どっかで見た様な」 
ノリやけど(笑) 

あたしは「超ドメ」な娑婆にいた人間ですから(わはは) 

詳細なレポートは時後… 

(そう言えば、てぃっしゅたいむの話・・・奥様の目に触れたりしたら 
大変なんでは?) 

すいがい。 

那珂川が氾濫した・・・ 

水戸近郊の決壊場所「枝川」は那珂川本流と支流の小さな川が 
合流している「もろい」地点やがあそこには色々想い出もある・・・ 

渡河訓練場なんですな。陸自施設学校の。ぺーぺー3尉のころは 
あそこで色々やったが「完全に水没」しとるやろうな、土手の内側やし・・・ 

現在施設学校に居る知人は大丈夫かな???施設教導隊で運用幹部をやって 
いる同期は今頃「徹夜で現場指揮」をとっとるやろう・・・ 

災害派遣は施設部隊の御家芸やし(あう)あそこには日本で最も最新の 
施設器材とそれに熟練したスタッフがいるんやしね。奴も大変だ(苦笑) 

OBとしては、テレビで見ながら「現役じゃないから安穏」が半分、何故か 
「もういちど現場に出られたら・・・」が半分。きつくてしんどくて、嫌になる 
だけなのは解かっちゃいるのに・・・ 

それでも「雨衣の中まで汗と泥でずるずる」になって「睡眠不足と疲労」で 
意識が半分飛ぶとしても、「一刻も早く帰って休みたい」としか思わないとしても 
「あそこしか無い、あの空気」が何故かなつかしい・・・ 

現役の時なら絶対にんな事は考えんでしょうけどね(笑) 

新米だったころ、阪神大震災・・・赴任直後に現場に連れて行かれた時なんかは 
「焦りと不安」しかなかった。「本当に自分に指揮なんかとれるのか?」 
ま、流石にその時は「何事も経験」位の意味だったんやが。隊員の皆の顔も 
名前も覚えん内やったし。しかし同期の中には「実際に作業指揮をとった」奴も 
居る・・・無力感を思い知る事の連続やけどね。 

時後、幾度もの訓練やしばしばの近傍災害派遣(大抵山火事。一回爆発事故も 
あったか。)を繰り返す内に「徐々に掴めてくる」。 
「一種勤務体制!?」とか言うと(指定部隊への待機命令)やはり「神経がぴりぴり」 
するし、「出動できる体制の確立」「装備の積み込み・リストの作成」「作業班の編成」 
「中隊単位の行動計画案」、短時間にやる仕事は尽きない。それを「本部S3」との間を 
往復しては情報を集め、各正面と調整し・・・山火事でさえその有り様。 

ましてやあの水害・・・しかも「水陸両用戦」と「土木工事」を専門とする施設科の「最精鋭」 
の御膝元。奴の双肩に「施設職種全体、ひいては陸自の」メンツが掛かってる訳だ・・・此処数日は 
確実に「一睡もしていない」やろうな。胃に穴が空く(悪魔笑い) 

テレビには大して映らんが…何時も陸自が「汚れ仕事」を片づけた後に出てくる警察の連中が 
カメラの前でポーズをとるから。「国民の目に余り触れるのは好ましくない」んでしょうな。 
基本的に嫌われ者やから(苦笑)仕事を終えたら黙って消える、のが陸自のスタイル。 
「国民の信頼」ってやつは彼等に任せて。毎度の事…まぁ、その方が良いかもね(笑) 

それでも、その「嘘も虚飾も無い、汚い仕事」がやっぱり少しなつかしい・・・ 
喉元過ぎれば。阿呆ですね(笑)あの四角い缶に詰まったカンパンを見ると。 

頑張れよ、尼子!(笑) 

はむ。


【名  前】T.OKA@このエヴァ 
【タイトル】情報ありがとうございます 
  08/28 14:35
Mail: t-okazak@tkb.att.ne.jp 
URL: http://member.nifty.ne.jp/t-okazak/evarvwtp.htm
【メッセージ】 
★umaさん、それから、もう一人同じ情報をメールしてくれた方へ 
 早速、DLしました。 
 家に帰って、ニフタームに読み込ませて、早速、抜き出してみます。 

★鯖さんへ 
 「兵士に聞け!」買いました。読んだら、また、感想と共に聞きます。 
 今、「宣戦布告」上巻を読み終わりました。 
 事務方の動きはほぼこれで良いと思いますし、政治の動きもこんなものかなと思いました。 
が、警察制服組と自衛隊の動きがこれで正しいのかがかなり不明。 
 鯖さんの意見や如何?


【名  前】SOU@ガッツシャドー 
【タイトル】アーシュラ・K・ルグインさんは 
  08/28 13:58
Mail: sou-1701@qc4.so-net.ne.jp 
URL:
【メッセージ】 
スタートレックTNGを最初は文句言いながらみていたが 
デイタが自分の娘をこさえてしまう回ではまったそうな。 
いや、それだけ。 
ガメラ2で小道具として登場してたなゲド戦記。 

鯖@徒然 
>喚く十分な余力のある奴が「あたしは弱くて可哀相なのよっ!何とかしなさいよ!」 
(何故アスカ口調?)と喚いて「なんて君は可哀相なんだ」と世間の同情を集める 
影で「自分の足で立とうと懸命になっている人」や「本当に飢えて声すらでない人」 
達が放っておかれ、その侭死んでいく事が・・・時に我慢ならなくなる。 

今の日本の福祉の状況がこの状況でありますね。 
偉そうに私は弱者だ!、とのたまい税金で食わしてもらう。 
その影で本当に福祉の援助が必要な人たちが虐げられて。


【名  前】uma 
【タイトル】家のネットが復活(でも会社からROMっておった) 
  08/28 03:22
Mail: uma_to_ami@sco.bekkoame.ne.jp 
URL:
【メッセージ】 
T.OKA殿 
「記憶のノート」はNERV152〜157、 

15666 
15742 
15979 
15980 
16072 
16387 
16388 
16468 
16538 
16729 
16864 
16945 
17077 
17248 
17351 
17439 
17567 
17683 
17773 
17864 
17950 
18068 
18069 

の23話からなるであります。


【名  前】鯖@徒然 
【タイトル】あう・・・ 
  08/27 23:54
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
レス書けん、今は・・・ 

ちょっち混乱(汗) 

皆さん、申し訳ない(また明日・・・)


【名  前】淵野明 
【タイトル】ゲド〜(名乗りはハイタカ) 
  08/27 23:10
Mail:  
URL:
【メッセージ】 

 ども、淵野明です。 

T.OKAさんへ> 
 ゲド戦記っていうのは、シリーズのタイトルなんですよ。 
 全4巻で、「影との戦い」「壊れた腕輪」「さいはての島へ」「帰還−ゲド戦記最後の書−」 
の4冊です(3と4の間に、執筆期間に十数年のブランクが(爆))。「影との戦い」で検索したら 
出てきましたよ(^_^)。 
 私が読んだのは児童書の形だったので、好みが別れるかもしれませんが、中身は凄くいいです。 
自分と見詰め合うっていうことが。ル・グゥインさんの他の作品も読んでみたいですねえ……。 
今は忙しくて無理だけど、何時か探してみます。 

>★エヴァ以外の話題 
>・・・多分ですね。 
> そういう話題をすると、鯖さんに斬られると皆さん怖がってらっしゃるのよ(笑)。 
> エヴァの話題ですら、怖いので・・・って、メールがちらほらくるし。 
>(その気持ち、よく分かるかも・・・) 

 綾波の話をする時は、結構神経使ってます(笑)。 
 でも綾波も好きだから……(エヴァキャラは某ウグイス嬢からキール議長まで好きです)。 
 

鯖さんへ> 
 確かに10代の特権かもしれませんね。私の父は絵を描くのが好きなのですが、今は私達家族の 
ことや仕事で忙しく、好きな事に専念する時間が取れないそうです。 
 そう考えると、一番重荷になっている私(と妹)が、早いとこ自立するっていうことは一番の 
親孝行なのかもしれません(どうも最近、この言葉にこだわってるなあ……)。 

 あ、責任の話、コメントどうもありがとうございました。 

 ではでは。


【名  前】鯖@徒然 
【タイトル】彼等の「民主主義」の定義は違うから(笑) 
  08/27 22:55
Mail: hemmi6@land.hokuriku.or.jp 
URL:
【メッセージ】 
例えばギリシャ初期の「民主主義」の市民とは「自由民」の事であり、 
他に「自由意志を認められない汎用人型労働装置」としての異民族からなる 
「奴隷」がいた。後のローマにおいて自由奴隷が重要な役割を果たし始める 
頃から少しずつその意味は変わって行くけど・・・そして誰もその事を疑問には 
思わなかったらしい。(余談だか公務員というのはもともと自由奴隷の役目 
だったらしい。まさに「公僕」(笑)) 

ブルジョア市民階級が台頭した時も言わばそれまでの「血縁による身分社会」に 
対して「民主化」を行った訳やが「プロレタリアート」はその意識の中には無論 
なかった。黒人奴隷がある時期まで彼等にとって「半人間」にしか見えなかった 
様にね・・・なら自民党やその支持者にとっての「国民」「人間」の範囲は? 

奴等にしてみりゃ「筋が通っている」のかもしれん。実際「連中の思想は案外 
ラージガバメント的」やし「帝国臣民」な本音も常に見え隠れしているし。 
「口当たりの良い言葉は飴として使うもの」と割り切っているとしか見えんしね・・・ 

今もこの国の意思決定は「理論以前の非合理な価値」や「慣習」で動く所がある。 
「論理」は建前や「実行レベルの官僚が用いるもの」に過ぎん。それにある意味 
「純然たる理論家タイプ」の官僚ばかりだったとすれば「日本を統治」なんて 
出来るとは思えんし。いざとなれば「台所感覚」や「浪花節」な話にさえなって来る。 
それがアジア的価値の一つの形ではないかいな? 

良い悪いはさて置き(マターナルな混沌 笑) 

マスコミのあほさや「恰好付ける割には官側とべったり」なのは腐るほど見た。 
左右問わず。ある意味一貫しているのは赤旗や聖教みたいな特定イデオロギー 
団体の機関紙くらい(笑)彼らも「ヤバイ橋を渡るつもりは端から無い」。 
マスコミ関係者がエリート的花形職業になればなおの事「彼等のステイタスや 
安全」を損なうような行動はとる筈が無い。 

だから「自分達で判断して、異議を唱えるべき時に反応する」事が出来なければ 
民主主義なんざ益々「幻想」に過ぎなくなる。もともとかなり無理して維持している 
「取り決め」なんやから。結局は個人の意識に還元される訳ね・・・当然。 

危機感が必要。「生き残りたいなら自分で考えろ」。 

T.OKAさん 

ううむ、やはり「近代自我的」ですな、T.OKAさんの判断基準は。そこが 
強みであり同時に弱点にも見える・・・(失礼 汗)MEGURUさんの「階層」による 
あたしとの「感覚の相違」みたいなもんがやはり在るみたいな感じ。 

あたしも「理論先行な所が在る、現場を見て感じ取れ」と言われる事が随分 
前から時々あって・・・ゆえに「先ず中に入って生理的に感じ取れ」と言うのを 
なるべく心がけるようにしとるんやけどね・・・それは半ば「訓練の成果」。 
それで、「その場の人達が何を感じているか」と言うのは「苦痛や快楽、感情 
を共にして見て始めて解かる」(当たり前やが)と言うのを結構「思い知った」。 

先ず動物として理解してみる、とでも言うのかな、あれは・・・ 

そうすると「感覚が広がる」・・・「想像」もしやすくなる。あたしの「判断材料」 
は結局それです(笑) 

「怖い話題」 

・・・あたしゃ「辻斬り」ですかい・・・(あう) 

「高嶋レイ」 

長くなるから詳細はまた今度、として・・・要は「作者が否定的感情を元に書いている」 
と言うのが随所に見えるから。「盲目的ゲンドウ一途、の対象がシンジに変わっただけ」 
に見える。「男に対して無批判」・・・ってのは多分その「心意気の違い」と関係してくる 
と思いますな。正直、高嶋さんのシンジは表面は取り繕ってる(?)けど「姫が惚れる 
価値はない」男に見えるし・・・「彼女があそこまで盲目的にこだわるだけのもの」が無いのに 
「無批判に受け入れている」様に感じる。「彼女への想い」が希薄な男に・・・「大して愛しても 
居ないのに一方的に愛される」少年と「その程度の男に何故かこだわりつづける少女」では・・・ 
見ていて「否定的感情を元に書いている」と思ってしまう。(エヴァンジェリスト、のシンジも 
似た様な感じで凄く「感情が希薄・不感症」な感じを受ける) 
言わば「彼女を不幸には出来ても、彼女への想いから不幸になる事は有り得ない、身勝手な男」 
(EOEに近いな・・・って言うか最近多いと思いません?実際にそういう奴・・・) 
 

対してまさひこさんの場合・・・「彼女への想いから自分を壊す様な男」でしょ。 
高嶋さんの場合「一見道徳的、だが本当は誰も愛していないんではないのか、 
この男は?」とたまに感じる・・・まさひこさんのシンジは「自分より『執着』 
が重い」(ああ、『犬』なのね、彼も!)、そんな部分に惹かれながら「迷う」 
レイ・・・しっかり「男を見ている」んですよね。盲信じゃなく・・・その価値を選んだ 
上で惹かれているように見えるし(最初はゲンドウの姿を彼に見出していたんだ 
ろうけど、次第に彼に想いがシフトしていく・・・ぐっど。)ちゃんと「男と女」 
している。そこが良いんでしょうね。 

対象・視点(シンジ)の描き方、人間性によって「彼女の内面描写」もまた 
意味が変わってくると。結構重要なんですね、只の「役立たず」かと思ったら(笑) 

彼を主役に据えると時に「書き手の人間性」がダイレクトに反映される事があったりして 
結構怖いかも・・・(汗) 

高嶋さんの彼女も確かに「可愛い」んだけど、あれだと「単なる男の煩悩」な扱いに 
なってしまっているし・・・(罠、って感じ 笑)「不敬」ですからね(笑) 
同じ煩悩なら「彼女に愛されるだけのものを持った男」じゃないと「違和感」がね・・・ 
能力よりも「精神性」で。姫を「愚かな女」にしたくない。 

高嶋さんごめんなさい。しかし、「偽らざる感想」なので・・・ 

「言論統制とヲヤジ度」 

若い人のファシズムは正に「ナチ・文革型」の「青さ・潔癖ゆえの狂信」。 
「不潔な大人は敵」と言う感じかな?カウンターカルチャーへの熱狂と同じ 
心理かも。対してヲヤジの言論統制は「権威にすがらなければ子供さえ叱れない」 
所まで落ちた人達の「自己の脆弱さへの脅えを隠すための虚勢」かも。 
しかし、ネット上の言論統制も「自己の脆弱さを晒す事への恐怖」から来ている 
様にも感じるしなぁ・・・ 

逆に「ネット上で語るオヤジ」ってのは皆さん「自己の弱みをさらけ出すのも 
大好きな露出狂(猛爆)」で「失うものはなにもない!」(あのな)なのでは? 
皆さんタフっす(どわははは)だから「人を思いやる余裕もある」んでねーのかなぁ。 

「強さ」っしょ。メンタルな・・・「若者よりオヤジが精神的に強い」のは本来の姿だし。 

しかし、あたしゃ「歯止めの利かない若者のファシズム」が怖いな・・・駄目ヲヤジでも 
「保身」は考えるが「若者は自滅するまで気づかない」時がある・・・安全装置。 

王子 

「難民」 

鋭いなぁ・・・あたしも「テロリストへの若干の共感」を喋った後、 
しまった、と思った。「気持ちが分かるから許される」訳ではないし 
「彼等のテロに巻込まれたケニアの人や民間人に過ぎない大使館員こそ 
被害者ではないか」・・・「被抑圧者」が怒るのは当然だし彼らが「緊急避難」 
として「急迫不正の侵害」を撥ね付ける事も又当然だが「さらなる被抑圧者」 
を生み出すが故に「テロは問題」な訳で・・・ 

テロを全面的に肯定したら「酒鬼薔薇擁護」やあたしが散々批判して来た 
「傍若無人なラディカルフェミニスト」と同じ立場に立つ事になる、と。 
気持ちは分かるが・・・「職業・難民」な状態や「援助を食い物にして贅沢三昧 
なアフガンゲリラ指導者」もそれに通じるものがあるな。 

困窮する人々は常に居る、支援しようと考える人も・・・そして、それに付け込 
んで一儲けする奴もまた後を立たないし、「それらの人々が互いに立場を入れ替える」 
のもまた珍しい事では無い。そういうもんっしょ、人間って・・・しかし、それは弱者への 
配慮を怠る言い訳にはならないとも思う。 

共感や理解は重要だ。しかし、「甘え」を容認するのも又問題・・・ 

「弱者」である事を喚く事で「甘い汁を吸う」ってのはラディカルフェミニスト 
のお家芸やしな・・・「職業難民」な状況と全く同じ。何故それが悪いかと言うと、 
「本当に困窮している瀕死の人達」から支援者の眼を反らし、なんの努力も無し 
に「利益を独占」してしまう事。 

喚く十分な余力のある奴が「あたしは弱くて可哀相なのよっ!何とかしなさいよ!」 
(何故アスカ口調?)と喚いて「なんて君は可哀相なんだ」と世間の同情を集める 
影で「自分の足で立とうと懸命になっている人」や「本当に飢えて声すらでない人」 
達が放っておかれ、その侭死んでいく事が・・・時に我慢ならなくなる。 

(何か・・・別の話になってない?) 

「源氏」 

女三宮?・・・姫が?なら柏木はシンジ(妙にはまる 笑) 
として、肝心の源氏は? 

カヲルん?(ううむ)ヲヤジ?(・・・)帝は冬月先生ね(ならやはりヲヤジ・・・汗) 

あれは「まざこんは女垂らしになる」と言う話(違う) 

はむー(歪んどる) 
 
 


【名  前】MEGURU 
【タイトル】日本人は額縁職人のように闘えるだろうか? 
  08/27 22:30
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【メッセージ】 
令嬢来日。 
ただでさえ忙しいのに、おかまいなしに拍車をかけられる。結局多忙さとエネルギーの消費率のバランスを取るために俺がやったことは、カウンセリング室を2日さぼることだった。 
幸い盛況期でもないので2日の休暇は認められる。代わりに来週は休みなしだ。仮病にかかるしかない。 

夕食に合わせるワインは令嬢がセレクト。100本ほど入るセラーはほぼ満室であった。 
いきなり怒られる。最も目立つ場所に配置されていたのが「オーパス・ワン」というカルフォルニアワインであったからだ。 
「ここはフランスワインの場所よ」 
令嬢はフランス至上主義者というわけではなく、イタリア料理もカルフォルニアワインも平気で飲む。刃向かうとろくなことがないので聞き流しておく。 
「オ−パス・ワン」は「ムートン・ロートシルト」の所有者であるフィリップ・ど・ロスチャイルドが経営参加しているワインだ。フランスの流儀が入っていないことはない。 

経済観念がないというわけではないが、常人並ではない令嬢セレクトは俺にかなりの出費を強いた。 
「シャトー・シュヴァル・ブラン1975」 
「ウィリアム・ドゥーツ・ロゼ」 
「パフィヨン・ブラン・デュ・シャトーマルゴー1993」 
以上3本が令嬢セレクト。 

「シュヴァル・ブラン」はボルドー・サンテミリオン地区で「シャトー・オーゾンヌ」と双璧をなすワイン。科学的ワイン作りを導入して70年代10年間をきっちり失敗したメドック地区と違って、サンテミリオンの70年代には逸品が多い。 
「シュヴァル・ブラン」は75,76,79辺りが当たり年とされる。おいそれと手に入るものではなく、75は同行者の誕生年でもあるため、10月の誕生日に空けようと思っていたのだが・・・。 
「まだ3本あるでしょ」 
令嬢はそう言って、俺の都合などお構いなしにセラーから取り出した。 

「ウィリアム・ドゥーツ」は数あるシャンパンメーカーの中で、俺のお気に入りの作り手。日本では余り売られていない。新宿伊勢丹で取り扱っているのを見かけた。もしかしたら全国の伊勢丹でおいてあるのかしれないが、札幌には伊勢丹がないので知らない。 
一度飲んでみるのをお奨めするというのは真っ赤な嘘で、勝手にしたらいい。標準ラベルで5000円くらいだったと思う。 
ドゥーツに限らず、ロゼ・シャンパンというのはブドウの出来が良い年にしか作られない。ドゥーツのロゼは、ふつうに買えば確か17000円くらいするはず。俺は令嬢父を通して買うのでそれほど高くはない。 

「パフィヨン・・・」はマルゴーの白。最近ボルドー地区でも白がよく作られている。ここと「シャトー・オーブリヨン」の白が高い評価を受けている。だが、ボルドーワインは意味もなく高騰しているので現段階で買うのは賢くない。 
白ならシャブリとかブルゴーニュ系統で同じ値段(パフィヨン・・・は1万円くらい)だせば、同じくらい又はそれ以上のものが買える。 

95はイタリアの出来が良かったので、イタリアワインばかり計100本ばかりを令嬢父に注文を出す。父親と合わせて、今年だけで300本ばかり令嬢家から購入したような気がする。 
出来の良い年はダースで買って眠らせておかなければ、後で大枚を叩く羽目になる。セラーを買えない貧乏人は後々損をするようになっている。 

そういえば「シャトー・マルゴー」をイタリアのアニエリ家が購入したらしい。サッカー好きか経済通か物好きなら、アニエリ家は知っているはず。 
ワインを売るのは利益が上がるが、ワインを作るのは余り利益が出ない。ステータスのようなものだ。 
余り関係ないが、小学校教師になった同級生がいる。そいつが言うには、5年生の一生徒が将来の夢という欄に「ワイン畑を所有する」と書いたそうだ。 

★ 

報道規制 
父親は郵政省出身で、最終的には官房長から貯金局長になった人間だが、行政放送局(これで名称はあっていたっけ?余り自信がない)にいたこともあるらしい。 
椿発言が問題になった時期ではなく、アトランタ五輪直後だったと思うが、父親とマスコミの話をしていて「額縁の論理」というのを聞いた。 

「報道機関というのは絵画の額縁のようなものだ。どんな絵も額縁をしなければ美術館に飾られることはない。情報もマスコミを通さないで得られる人間はごく一部だ。額縁は決して絵画に勝ってはならないが、絵に比べて貧相でもならない。額縁職人は時に、ダ・ヴィンチやミランジェロといった歴史に残る天才とぎりぎりの戦いをしながら額縁を作るのだろう。ほとんどの報道人は、額縁職人のように闘うことも慎み深くいることもない。奴らは悪く言えば情報源と視聴者に群がる寄生虫のくせして、自分たちが情報を作り出していると勘違いしている。例えばオリンピックで若い選手達は、世界最強だと言われるブラジルと闘ったらしいが、報道記者で闘った者はほとんどいないだろう。偉業をを文章化・映像化するというのは一種の戦いであるはずだ。媚びしすぎても賛美しすぎても駄目だ。報道は額縁を越えても、それ以下でも駄目だ。」 

その時、ニュースステーションで小宮悦子がスタジアムで絶叫している様子が映し出されていた。小宮悦子は額縁職人のように闘ってはいない。ニュ−スステーションのスタッフはブラジルvs日本という絵画に小宮悦子なんていう余計な絵の具を加えてしまっている。 
W杯でもキャスターやレポーターは一緒になって喜んだり、悲しんだりするだけだった。 

話を少しずらす。 
W杯で会場警備をしていたボランティアはおそらくかなりのサッカー好きのはずだ。だが、彼らは試合を直接見ることは許されない。彼らは真後ろの壮絶な戦いに背を向けて、フーリガンなどを見張らなければならない。 
4年後、額縁職人のような厳粛さをもって試合に背を向けたままでいられる日本人ボランティアがどのくらいいるのだろうか?また、それを伝える報道機関があるだろうか? 
 

ただ、マスコミとうのが額縁職人とは比べものにならないくらいの権力を持っていることは確かだ。例えばワシントンポストやニューヨークタイムスにはもの凄い情報を持っている。政府がワシントンポストに情報公開を迫るなんてこともあったくらいだ。 

フランソワが「自民党が不利益報道にケチをつけるのは当然」と言っていた。だが、マスコミは(特に朝日などは)基本的に自民党が嫌いなので、ケチを漬ければ当然のごとく反発する。 
自民党は「不利益報道にケチをつける」ことで、さらなる反発を買い、ますます不利益になっている。要するに「バカばっか」ということだ。 

言論統制は勝手にやればいい。ワールドワイドになった言論は、経済同様統制できるものではないからだ。それでも日本のマスコミは腰抜け&自意識過剰&恥知らず揃いだから、案外統制に屈するのかもしれない。 
そうなればおそらくワシントンポスト東京版だの、ニュヨークポスト東京発というのが売れるだけだ。言論統制に走るような間抜けな政府に、外国報道機関にいちゃもんをつけるよな度胸も能力もない。言論統制は「報道ビックバン」を呼ぶのかもしれない。